花粉症も早いし今年は春の訪れが早いですね。
昨日などはあわよくば夜に御前崎灯台でも見に行こうかと思うほどの雰囲気でしたけど、実際仕事終わるとクタクタになるから無理ですね。仕事中には「仕事終わったらちょっと行こうか」と思いながら実際には行けない。年かなあ、数年前だったら行ってしまうこともあったのですが。
ともあれ春が長いということは、花粉対策はするにせよ、楽しめる日数も多いということですから、大々的に花見や集いには参加しないにせよ、春の自然を楽しむのは心身ともに良いことです。
このところ、コロナによる社会の変化により、私自身も診療スタイルに大きな変革をもたらしました。それにより以前よりずいぶんとストレスが減りました。そして患者さんの待ち時間もずいぶん減りました。また、なんというのか、患者さんの種類といったら変だけど、何か変わりました。良い方向に。
世界や宇宙の事象は絶えず変化しているわけで、いわゆる揺らぎというのか、波というのか、そういうものがあるようです。ある時にはギュウギュウになってしまって爆発するようなことになるかと思うと徐々に今度は広がって成長していく、そういうことを繰り返して向上しているようです。
細かい個々の事例やトラブルはあるかもしれませんが、全体としては何かゆるやかな向上というのか、そういうものがあるように思います。
慌てずに自分なりのペースで、焦らずに、気負わずに、ただ目的に向けて淡々と進むべし。
以前1年前くらいだったか、、CBCのラジオ番組で山田久志さん(もと阪急のエース。中日の監督歴もあり)が言っていたことで「なんにせよストレスが一番体に悪いんだよ。一番大事なのはストレスを溜めないこと。」というのが、何気ない言葉なんだけど異様に印象に残っていて、いまだに残っています。本当にそうだなあと思います。超一流の人物というのはやはりコメントに重みがあるというのか、その辺のアンちゃんが言うのとは同じセリフ言っても訳が違うなあと思います。
たまに私が叱ると以後患者さんは来なくなりますが、そういうストレスを与えてしまって申し訳ないなあと後で思うことはあります。たいてい私が叱るのは非常識な態度だったり、筋が通らないことを主張する患者さんに対してです。意味なく叱るわけないですからね。それはそれで大人なんだから学んでほしいですが、それもその人なりの人生だから、私がそれ以上どうこうしようもないんですけどね。引き続き通院するのなら別としても。
ともあれ、適度にスイングするように人生進みましょう。毎日1日ずつ。最近、医者が薬物、という残念なニュースがありましたが、医者でイイ年にもなって覚せい剤とかやってる場合じゃないんですよ。医者の仕事ってのはテレビでたりとかチャラいことで生きていけるようなそんな生半可な仕事じゃないんだなあ。それが開業医になる時点で分からないと、ミイラ取りがミイラになるようなことになるんです。地道にきっちりとしたことをやることができないような軟弱者は臨床医などやれません。開業医など、さらにもっと胆力必要ですよ。安易に開業なんてしないほうがよほどいいだろう。