院長BLOG

2018.12.23更新

「秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京、日本」 J・ウオーリー・ヒギンズ著 2018年10月初版

を購入しました。なんとまあ、古本なのに元値より高値となっている代物でした。

まず私がじっくり見てから、となりますが、待合室書庫に置くつもりです。このころ日本ではカラー写真がなかなかない時代で、米国人の著者がコダックフィルムを潤沢に使える立場だったからこそ残された貴重な写真集と付随するコメントからなる本です。

多分待ち時間に眺めるには楽しい本となることでしょう。

この手の本で名古屋版のものもあるにはあるんでしょうけれど、町の規模としてはどうしても東京のほうが広いので、多彩な風景の数量ではどうしても敵わないでしょう。なので、愛知県にいて東京の古い風景写真を見たからといってもなあ、という向きもあるかとは思いますが、そこはそれとしても楽しめるように思います。

 

投稿者: 三本木クリニック

2018.12.23更新

当院ではタウリン散を個別に購入できるようにしております。

保険処方としては心不全や肝不全といった、末期の患者さんにしか処方できませんので、外来患者さんに使用することは保険処方としては無理ですのでね。

ただ、これについては、詳しくは院内待合室の壁に記載してある効能を参照してあるのですが、私としては特別なにかれと患者さんにこれの服用を勧めるようなことはほとんどありませんが、それでも何かしらやはり服用効果があるのでしょう、ときどき購入される人はあります。

大して高い薬でもありませんし、過量服用で何か問題になるほどのこともありませんから、通常の使用であればどうぞご自由に、ということです。

投稿者: 三本木クリニック

2018.12.23更新

当院では昨夜、ささやかな忘年会を開きました。

今年も1年なんとかやってこれたことに、皆様に感謝して。

 

当院は年明ければ10周年を迎えます。それに伴って、卓上カレンダーを作りましたが、とうとう残りわずかとなってきました。

待合室に置いてあるのが最後です。ご希望の方はどうぞお持ち帰りください。

 

昨日は忘年会の前に、胃がん検診での内視鏡検査を行う医師らを対象とした講習会に参加してきました。これは昨年も参加したものですが、何かアップデートする内容があればと思い、再度参加したものです。(名古屋駅近くにあるウインクあいちにて)

今回印象に残ったこととして、ピロリ非関連胃がんをどう見つけるか、どのようにスクリーニングするか、ということが今後の課題になるだろう、ということと、前回も強調されていたことですが、ピロリ菌除菌後の胃がん発生をどう見落としなくするか、ということです。

たとえばABC分類というのがあり、採血でピロリ抗体有無、ペプシノゲン陽性かどうか、という結果の組み合わせにより事前に篩い分けする方法がありますが、現在これは市町村の検診事業では取り扱っていません。将来的には採用されるかもしれません。これの利点は、採血だけで、事前にピロリ菌の保菌者かどうかが分かる、ということで、それにより、積極的に胃カメラを受けるべきかどうかを事前に判断する材料となることです。

胃がんの原因の殆どはピロリ菌由来とされています。だいたい95%程度といったところでしょう。ただし、そうでないものもあるはあるので、単純にピロリ有無だけで篩い分けして良いのかは、スクリーニングとして悩ましいところです。

当院でも、この、採血だけでピロリ菌とペプシノゲンについて判定できる検査をできるようにしています。保険適応でないので4千円ほどかかります。この血液結果によって、胃カメラを是非受けるべきかそうでないかの判断ができます。ただし信頼度はおよそ95%、ですが(かなり高い信頼度ではあります)。

胃カメラ検診は今年当院でも昨年に引き続き承りまして、検診シーズン中は土曜以外ではありますが、大体毎日胃カメラをしておりました。当院ではスクリーニングとしては充分な機能の経鼻内視鏡を採用しており、今年は1人だけ、鼻腔が狭くて経口で行った方がおられましたがそれ以外の人は経鼻挿入で問題なく行えました。

バリウム検査も受け付けておりますのでカメラ適応外の方にはこれで対応です。来年度はおそらく新しい透視装置を導入することになりますので、より精度が上がるのではないかと期待しております。

 

 

投稿者: 三本木クリニック

2018.12.17更新

昨日は日曜でしたが、午前中、ツムラの主催で、島根大学精神科教授による講演セミナーに参加しました。

臨床全科に共通する、不安やうつ、せん妄や不眠などへの対応、という内容で、主としていかにベンゾジアゼピン系薬剤を減らしていくか、ベンゾジアゼピン系の副作用のリスク、そして漢方の有用性、というものでした。

欧米先進国の殆どの国では、すでに10年以上前の時点でベンゾジアゼピン系は2週間から4週間までの処方に限って一時的にのみ処方が許される保険ルールになっている、とか、基本的にはそういった眠剤や向精神薬は保険適応外として規制されているというのです。

なんでも欧米に追随するのはどうかという考えもありますが、とりあえず今の流れとしては世界的にそうなっています。ベンゾジアゼピン系の薬剤というと、ほとんどすべての安定剤や睡眠剤が相当します。それ系でないものは数えるほどもないほど、というと分かりやすいでしょう。もちろん抗鬱剤についてはその限りではありませんので、そこへ逃げ道があるリスクはあります。

で、実際に不眠症で悩む人はいまの時代大変多いわけで、精神科の専門医はどうしているかというと、この先生の場合、酸棗仁湯という漢方薬で代用するようにしているそうです。これは漢方薬の中では一番効果がある?睡眠剤と言われており、可及的すべての患者さんにベンゾジアゼピン系のものからそれへ変更するようにしているそうです。ただしこれには注意点があって、以前同様のセミナーでも同じことが言われてましたが、スイッチングの際には十分な時間をかけてやる必要があるということです。また、単独使用で開始する場合にも、2,3週間以上継続して効果が発現するということも知っておかねばならないことです。

睡眠剤に限らず、風邪薬とか、胃潰瘍の薬とかでも実は脳に移行して、例えば認知症傾向の老人のせん妄の原因となってしまうこともあるということで、薬というのは大変ありがたい一方で、リスクもある、ということは常に認識すべきだろうと思います。そういった中で、漢方薬はこれからの時代、発展的期待が持てると思います。医療費の削減にもつながります。なぜなら漢方は大抵が価格が安いのです。

今回の講演会でもいろいろ他にも有意義な情報や知見が得られました。今後の診療に生かしたいと思います。

当院では漢方薬をいろいろ処方できるようにしております。もちろん、漢方が苦手な人には無理強いはしませんし、漢方一辺倒ではもちろんありませんけれど。いろいろ相談に乗れますのでよろしくお願いいたします。

 

ちなみに、、ベンゾジアゼピン系の薬剤が欧米先進国で禁止されていることについては、それが凶悪犯罪や麻薬の拡散にどの程度良し悪ししているのかは、私は知りませんが、そういう面での評価も必要な気がします。

投稿者: 三本木クリニック

2018.12.13更新

今朝、待合室にてカレンダーなどご自由に持ち帰りいただけるものをいくつか設置しました。

宜しければご活用ください。

なお、カレンダーは100部限定での用意ですので、なくなり次第補充はありませんのでお願いいたします。

投稿者: 三本木クリニック

2018.12.12更新

比較的最近新発売された保湿剤、ヒルドイドフォームですが、従来からあるヒルドイドのムース版といって良いタイプのものです。

この使い心地についてですが、いま乾燥皮膚でやられやすい時期ですので、私個人的にはやはりソフト軟膏タイプをお勧めしたいです。自分自身の乾燥性皮膚炎に塗布した印象からですが、フォームは冷たくない塗り心地があるので、冬にも使いやすい長所があるのと、パッケージが整髪料のムースのようになっていて、なかなかカッコイイというのもありますが、効能としてはヒルドイドローションのジェネリックである、ビーソフテンローション液とほぼ同等、というレベルでした。

ですので、乾燥皮膚の予防や、現状維持という目的で、比較的広い範囲に塗布する場合、冬場にはなかなか良いのではないかと思う反面、保湿力としてはヒルドイド製剤の中では最もあっさりしている、という面もある、ということは言えるかと思います。

今回メーカーのマルホさんのご厚意により、診察室にサンプルを1本いただいたので、実物を事前に見ることができます。実際に診察で塗り試ししてもらったりしながら、肌質や状態に応じてではありますが、処方していきたいと思います。

投稿者: 三本木クリニック

2018.12.10更新

このところ1日1日と急激に寒さが厳しくなり、とうとう一部の地域ではインフルエンザの流行が見られ始めたというニュースもでてきました。

当院でも今週からどうなるかなあと思っています。

昨日私は1日外出する用事があり、帰りが本当に寒かったので驚きました。

詳細はまたとしますが、あれだけ寒い経験をしておくと、たいていの寒さはもう大して苦にならないんじゃないかと思うほどです。

当院の待合などでもなるべく暖房を配備しているつもりですが、どうしても出入り口からの寒風が頻繁に入るので、簡単に室温を下げてしまいます。

防寒着を着てはいられた患者さんの中には「ここは暑すぎる」と言われることもありますが、風邪ひいて寒く思っている人にどちらかというと合わせたいのでご容赦いただきたく思います。

逆に、「そういってるけど暖房の効きが甘いよ」と思われてしまうことも有るかと思います。その場合には私含めて職員に申し付け下さい。

加湿器については、これまでいろいろと買ってはガッカリさせられることが多く、結局スチーム式とシンプル超音波式を採用しております。凄い高価な大きな加湿器については、カビないと謳ってあっても、結局すぐにカビるし、加湿風が冷たいので寒いし、また、空気清浄機能つきのものは加湿パワーがほぼゼロです。

こんな小さな診療所でも一応気にはしているのです。

なお、当院では発熱のある咳症状の患者さんにはマスクをお渡ししています。お声かけください。

また、これからインフルエンザワクチンを当院で接種される方で、もしかして待合にいるかもしれない風邪ひきさんと同席するのがちょっと、、、と思われる場合、来院される時間を診療時間終わり目に来ていただいて構いませんのでよろしくお願いいたします。他院ではワクチン外来として別枠の時間でワクチンの患者さんだけ来てもらう形式をとられているところもあると思いますが、当院では他の業務などの関係からそれは採用しておりませんのでよろしくお願いいたします。

投稿者: 三本木クリニック

2018.12.10更新

いま売れてる本ということで、

「行列日本一スタミナ苑の繁盛哲学」 豊島雅信 著

を読みました。

あの小渕総理まで一般客と同じく行列に加わって食べたという、超繁盛店ということで、そのお店の人の書いた(口述筆記とは思う)本です。

さすがに真似できない壮絶な頑張りが紹介されてありました。

超一流というのはここまでやらないと成立しないんだなあ、、と、嘆息してしまいました。なにより体力がないとできませんね。

スタミナ苑だけにスタミナのつくホルモン料理を扱っているわけで、そこで働くおじさんも元気満々、ということなのでしょうか。もともと元気な肉体をもって生まれたというのもあるでしょうけれど。

私はこの本で、久々に落涙しましたね、、、。

多分その涙するポイントは、他の人が読んでも、落涙するようなことにはならないかもしれないですが、何故か私にはね、、多分弟子に対する師匠の深い愛情を感じたからでしょう。この豊島さんという店主(お兄さんが社長さんということですが実質的には店主はこの人でしょう)がもちろん師匠で、弟子を叱咤激励するシーンです。

当院の待合書籍に加えておきますのでもしよかったら読んでみてください。すぐ読み切れます。読みやすいです。ゴーストライターの手腕レベルが高いからでしょうか。

で、この人には師匠はいないんですよね、、。もちろんいろいろな業者や仲間が少しずつ教えてくれたこともあるでしょうが、ホルモン焼きを世に広く知らしめたのはこの人の影響、といわれているそうで、それは豊島さんが独自に開発した道や味だからなのでしょう。

世の中で最初に物事を始めた人には師匠はいませんからね、、。師匠があるということはそれだけ恵まれているということです。

 

一度行ってみて食べてみたいものです、このお店のホルモンや焼き肉。でも、東京ですし、行列だし、なかなか難しいかな、。チャンスがあれば食べてみたいです。

 

投稿者: 三本木クリニック

2018.12.08更新

これが医者の仕事です~~と自虐的に思いながらする処置、の一つに、摘便、があります。

肛門の出口付近でなんとも詰まってしまった便を用手的に掻き出す治療のことです。

病棟の患者さんでは看護師さんがやってくれる処置でもあります。

老人の患者さんとか、癌の末期で便秘の、とかいう患者さんに比較的多い、フンづまりというやつですね。

 

今年は猛暑から急に涼しくなったこともあるのでしょうか、私自身もそうですが、水分摂取をする量がこの秋、相対的に少なくなっている印象があります。意識して水分補給をしないとかなり脱水になってしまい、結果、人によっては便秘になるようで、そういうケースが今年はすこし目立ちます。便秘については小児でもこの時期やや目立ちます。水分をこまめに摂りましょう。食物繊維も、ですね。

私の専門は消化器ですから、便秘についても当然相談に乗ります。便秘は腰痛などと同様に、ごくありふれた疾患で、わざわざ病院に行くほどでもない対応をしている人は相当数いると思います。市販薬でもいろいろありますからね。

先回のブログで、小児にも使いやすい、すなわち、副作用がプラセボと比べて全く変わりないほどに皆無な、新しい下剤がでたと紹介しましたが、それでなくてもラクツロースや酸化マグネシウムといった下剤は以前からあります。ので、新たに使いやすい下剤が追加されたということですが、

摘便の適応となるような、いわゆるフンづまりという状態になってしまうと、直腸瘤とでもいうべき病態に陥り、うまく直腸肛門の排泄運動が機能しなくなり、結局、硬い泥だんごのようになって、肛門に栓をしてしまうような状況となり、ニッチモサッチモ、ということになるのですね。

 

今年はこの、摘便処置を何度かやることがあり、なかなか大変でした。やられる方も大変ですけどね、、。

この処置をするときに思い出すのが、昔大学院時代にアルバイトで、とある診療所にて外来診療をしていたころのことです。

フンづまり(何度もこの言葉を書いて恐縮ですが、これが一番分かりやすい表現なので)は、男性の患者さんでは、そのうち前方の前立腺まで圧迫されて尿道も閉塞してしまい、大も小も出なくなってしまうことになる、解剖学的特徴があります。で、そういう患者さんがその外来中に来られたので、私は、じゃあ摘便して導尿するか、、、と言ったら、外来についていたそこの婦長さんは「ええー?先生、やめてくださいよ。浣腸処方して持って帰ってもらって、自分で自宅でやってもらえばいいじゃないの」などと、ご指導してきたのですね、、・。

まだ若造だった私なので、オバハン婦長はそういって意見してきたのだろうと思いますが、私はそれを聞いて、そこではこれまでどういう対応してきたのだろうかと、怒れてしまいました。長年の院長先生とそのオバンはそういう、自宅で浣腸、そして導尿は1日入れっぱなしのバルンカテーテル留置、明日外来再診、というのがそこでのルーチンパターンでやる方針を採用していたのでしょうか、、院長先生にいちいち確認することはしませんでしたが、そんなレベルのことをやっていたわけですね。

私なりの正解は、外来で、看護師や医師(当院では私がします)が摘便をする、そして、その後導尿をする、というものだと思います。直腸内に充満した硬い大きな便が排出されれば、尿道圧迫も解除されるので、導尿はその時だけで良いです。これはこの秋、当院で、便が詰まって尿閉にもなった、とある患者さんに施した処置でもありますが、自宅で浣腸処置を指示して、その前にバルンカテーテルを留置する?などというのは、ちょっと違うと思います。

バイト先でのその症例では、結局自宅で浣腸というのはリスクがあるし、せめて浣腸はこちらがやってあげて、その後診療所のトイレで排泄してもらい、それでも排尿なくばバルンカテ留置、とした記憶がありますが、それすらいやいや従った風の婦長さんだったのです。私が一番に何に怒ったか、というと、(もちろんバイト先でのことなので、内心怒っただけですが)、摘便処置を嫌がるそのオバハン婦長の看護師としての態度に対して、です。

ナイチンゲール精神に反する!と。

自分で「地獄の床掃除夫」と自虐的に苦笑いしながらも、自ら3Kに挑むというか臨むほうが、よほどシブイ(カッコイイ、の意)というのが私のスタンスです。患者のキャラや理解度不足やガマンのし過ぎなどに対して、腹立ちながらも、やはりその人にとって一番良いと思われる治療をするんです!ましてや看護師さんはオバンになっても天使(のはず)です。そういう精神が無くなったらその仕事をする資格などありはしない。私はそう思います。

 

投稿者: 三本木クリニック

2018.12.07更新

当院で「切らない痔の手術」つまりジオン注によるALTA療法を行うときは、現時点では皆さんに眠り薬を使用して治療をしていますが、最近はこの治療を行なう施設の多くはそういう麻酔(鎮静)なしで行うようになっているようです。

つまり、ジオン注そのものに局所麻酔剤が含まれているのでそれ単独で良いだろう、というスタンスです。

 

当院でも、今後、そのパターンも取り入れていこうかと考えています。もちろん選択可能としたうえで、です。

どのパターンが患者さんが喜ぶかなあ、ということで決めたいと思います。麻酔で寝たほうが良い、という考えもあるし、麻酔で寝るのは怖い、という考えもあります。

投稿者: 三本木クリニック

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