院長BLOG

2023.09.04更新

今年の夏は本当に暑かった。

たまたま猿投神社の張り紙を3か月連続で撮影したので供覧します。

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先週も土曜日まで目一杯仕事をしたのでたいそう疲労がたまり、さらに旧友と会ったりもして、疲労はピークに達しました。今年は暑さが心身の疲労を誘発している気がします。そして日曜は朝から雑用仕事を早朝から昼まで片付けて、以後は日曜らしく洗車したり少しゆっくり過ごしました。

週3回、だいたい1日おきに、30分以上のウォーキングやジョギングをすることで、リバウンドのない、少しずつの体重制御を維持できることはどうやら正しいようで、今後も継続します。熱中症に気をつけてスケジュールを立てて。

空や夕方の景色は秋の気配なので、ということで、日曜の午後には、夏はとても乗れないタイプのバイクで猿投神社まで乗ってみましたが、まだまだ危険な暑さで汗だくになりました。夕方には車で海へドライブしました。せっかく洗車をしておいたのが雨が一瞬降って残念。

でも、心が疲れたときには、自分の好きな場所、心休まる場所に身を置いてみるということは、心の滋養に良いと思います。

山は登るのに肉体疲労が交換条件となりますが、パワーをもらうことになるし、海は心の浄化になります。今年は何かと忙しいのか、暑さもあって、猿投山の登山が全然行けてないので、秋の紅葉の時期には少なくとも登る予定です。9月10月はいろいろと予定があって、猛暑でできなかったことをやっていこうと思っています。

 

投稿者: 三本木クリニック

2023.08.28更新

日曜は10時から17時25分まで延々1日費やして、医師会での研修会に参加しました。

1.感染症対策

2.介護保険制度とリハビリ

3.口腔・栄養・リハビリ

4.日常臨床で注意すべき皮膚科・眼科・耳鼻科疾患

5.認知症ケア

6.終末期ケア・フレイルについての症例検討

 といった講義を受けました。

 

なかでも一番インパクトがあったのが、群馬大学名誉教授の山口先生による認知症についての講義でした(5番目の授業)。

尊厳の保持と自立支援のための認知症ケアと生活支援、という題名で、要するに、全人的な対応を、という内容でした。認知症患者の家族や介護者や医療者というものは、認知症患者の立場を考え、受容と共感と諦め、というスタンスで接するべきである、と。

 

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最近話題の認知症予防薬レカネマブについても言及され、この薬はMCIステージの、アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症ではない)と明確に診断基準に則って診断された初期の患者にのみ使用が適応されるものである、ということです。あくまでも予防薬です。

この薬剤は、別の機会に聴いた勉強会では、注射剤であり、2週間おきだったかの定期的に投与で、かつ高額で、特定の医療機関(愛知県で1か所だけとかから開始)でのみ扱う、というものだそうですから、かなり限定的な治療となるでしょう。

いまでいうところの認知症患者に対して尊厳を保持した診療を提唱した偉大な精神科医で、呉秀三先生という、明治大正昭和の最初まで東大教授などで活躍し、日本の精神医学の父、と言われている医師がいたことを、恥ずかしながら初めて知りました。私とは全く無関係ではありますが、この日の講義でなんとなく嬉しい話でした。

講義4.の、皮膚科の講義では、帯状疱疹についての話がありました。50歳を超えると急に発症率が上がるというデータがあり、昨年からワクチンの宣伝も多くされるようになったこともあって、関心は高いだろうと思います。旧来の水痘帯状疱疹ワクチンは生ワクチンであり、本来積極的接種が推奨されるべき妊婦、担癌患者、免疫抑制患者には使えませんが、新しい非生ワクチンではその縛りがなく、効果も高いことが知られています。日進市ではまだ公費助成対象となっていませんが、名古屋市や都心自治体では半額で済むようになる助成が設定されているようです。効果はあるが高価なのです。

 

いろいろな内容盛りだくさんで大変疲れましたけれども、この日の講義研修では、泣ける思いをしてしまいました。

勉強で何故泣けてくるのか、、、。それは、過去の自分の過ちに反省して、自分の知らなさ至らなさに情けなく思い、知る喜びにありがたくも思い、まだまだ終わりのない勉強の道があることに絶望もし、いろんな意味でだと自己分析しました。

医者も最初から名医ではないし経験や技術も最初はゼロから始まります。そしてどんなにベテランになっても、医師という仕事をしている限り、勉強、反省、向上に終わりがない、ということなのです。若いころにはそんなことあまり思わなかったのに、この年になっていろいろ知識や経験が増えるほどに逆にプレッシャーを強く感じるようになっている次第です。

 

 

投稿者: 三本木クリニック

2023.08.24更新

断夫山古墳が日曜夕方は蚊の攻撃で登頂を断念したので、水曜午後を利用して早くもリベンジしてきました。

全身防護服で覆い、手袋して、殺虫剤を持って。

今回は夕方でなかったためか、蚊はほとんどいませんでした。

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入口が入りづらい印象があるものの、入ってちょっと登ったらすぐ登頂できました。事前に管理事務所の人から、「足元に気をつけて」と言われていましたが、雑草などはちゃんと処理されており、猿投山よりも全然安全な状態。そして数十メートル歩いたらもう一つの登頂となりました。前方後円墳なのでふたコブになるのです。その稜線の写真がこれです。

その後せっかくなのでヤマトタケルの古墳とも言われている白鳥古墳にも行ってきました。白鳥庭園の敷地内かと思いきや、全然関係ない場所にあり、ひっそりとした公園とセットになっていました。職安のすぐ近くです。白鳥古墳は前方後円墳だったらしいですが現存のものはある程度前後カットされて短縮版となっているそうです。

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こちらは中へは入れません。

そもそも古墳は全国に保存されているので5千か所もあるとか。

古墳がなぜ保存されているのか、その意義はなんだろうか、と考えるといろいろ不思議な面があります。ただ単に学術的な理由だけとも思えないです。

古墳マニアというのは非常にたくさんいるらしく、実はこれらの愛知県ではメジャーな古墳については多数ブログやyoutubeで解説してる人があります。

断夫山古墳や白鳥古墳などは熱田神宮の三種の神器と関連があるヤマトタケルに縁があるものだし、かつて熱田神宮の宮司が尾張家一族の末裔だったとかいう謂れなどもあるようです。

こういう歴史や地学とかに入り込むとどんどん深みにはまってしまうように思うほどに、突き詰めればキリがない内容が掘り下げれるようですね。

白鳥古墳の公園で最後帰るときにいきなり蚊の軍団にやられて1か所だけさされてしまいました。こちらは防護服じゃなかったため油断して不覚。

この日は愛知池をランしまして、途中スコールに降られましたが、いっそ涼しくなったと思いました。このところ夏太りというか、水分補給で水腫のようになっている気がします。水分の収支が大変な今年の夏です。年輩の患者さんたちに伺うと、こんな蒸し暑さが続く夏は記憶にない、とのことです。やはりそうでしたか。

ともあれ9月に入れば少しずつ楽になるはずです。コロナもまた変異株でしょうかね、ダラダラと数人ずつ毎日続いています。もう飽きましたね、イイカゲン。

ランニングをすると思うことは、やはり走ってナンボだと。歩きでは物足りないのだと。

とはいえ、消耗する暑さもあるし、熱中症の危険もありますので、時間や体調を考慮しながらの運動を、というしかありません。

 

 

投稿者: 三本木クリニック

2023.08.21更新

名古屋市博物館で知った六世紀ごろの古墳としてはかなり大きい部類の古墳が熱田神宮公園内にあるということで、さっそく行ってきました。用事をいろいろ済ませてやっと夕方だったのですがそれでも気温35℃という蒸し暑さ。

ヤマトタケルの婚約者だった、尾張豪族の娘のミヤズヒメの墓とも、尾張家の誰かの墓とも言われているそうです。ヤマトタケルは遠征中に病死し、その墓は白鳥古墳として別にあるようですが、いずれも尾張家と関連がある古墳のようです。尾張家はメコヒメという人が継体天皇のお妃になったということから古墳を作るレベルの家柄になったとされています。

夫を断つ山の古墳、という意味の名前なのですね、、。江戸時代ではこの熱田から南側は海だったということで、年に一度、この古墳山に登ることが許される日があって、その時にだけ、熱田の海岸を高いところから見下ろすことができたと解説されていました。

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古墳見学には事務所に許可をもらってから登るということで、許可をもらって登ろうとしたところ、無数の蚊にいきなり出迎えられて、入り口で断念。冬にリベンジを誓いました。白鳥古墳はまた次の機会に訪問しようと思います。それにしても長らく愛知県に住んでいながら、全然知らなかった、、古墳のいろいろがあるなんて、、。

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ここの野球場では高校野球の予選が行われるようです。

投稿者: 三本木クリニック

2023.08.17更新

昨日は水曜日ですので午後はお休みでした。お盆休み中にいろいろ雑用を済ませておいたので、ひさびさにこれという予定がない珍しい水曜日の午後。

かねてから行こうと思っていた、名古屋市博物館の水木しげるの妖怪展に急遽いってきました。ぬりかべ妖怪のモニュメントとかいろいろありました。もうお亡くなりになって何年も経つんです水木しげるさん。存命中から境港とか展示会とかには行ったことがあります。今回ひさびさにこういうイベントがあり参加しました。

お盆休み期間ということもあってか、博物館駐車場は待ち時間があるほどに満車でしたよ。

妖怪展示会自体は私、水木しげるさんの作品はマニアックにほとんどすべて知っているので、とりあえず、といったところでしたが、それよりも新鮮だったのは、意外にも、博物館常設展、尾張の歴史というものでした。2Fにいろいろ縄文時代から近代の歴史資料が展示されていました。

なかでもこれはと驚いたのは古墳の紹介。なんとまあ、長年愛知に住んでいながら全然知らんかった。今度行ってみようと思います。凄い古墳が熱田神宮西の公園内にあるとは、、、。

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そしてこれも実はレプリカだと思っていた下の写真、ロダンの考える人の像。

解説書を見るとロダンの考える人像は大小さまざまに20体ほど本物があって、世界中にあるそうです。これもそのうちの1体の本物だそうです。ロダン本人による証明書まで掲示してありました。えらいことです。

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それとは別で、いま家康のドラマによって人気となっている、さまざまな愛知の武将や戦国時代の歴史についてのグッズがあれこれ販売されていました。

 

いい気分転換になりました。

 

夜は愛知池。いつも出会うことの多いIさんにも遭遇したりして、後半はつるべ落としのごとく真っ暗になってしまいましたが、なんとか1周。実はその後落し物をしてしまい、合計10kmほど歩き走りしてしまいました。ちょっと運動するだけで汗だくですな。

 

投稿者: 三本木クリニック

2023.08.16更新

今年はヒドイ雨台風となったお盆休みでした。

この機会に、普段できない作業や雑用、勉強をいろいろとやりましたが、平常時と違って、どうも1日あたりにやれることが結果的に少なかったのは、台風や猛暑、そしてお盆休みという倦怠感のせいでしょうか、、。

この休み期間中、といっても短いものではありましたが、自分や親の年老いていく様をまじまじと実感したり、墓参りや法事などをしていると、この雨の天候ということもあって、気が滅入ってしまうところもありましたが、たまにはそういう機会も何かしらの意味があるのかとも思います。

何冊もたまっていた読むべき本も幾冊か読み終えました。色々な本を読むといろいろな人が独自の考えや意見を述べられていますが、その中でいかに普遍的に良質な知恵や知識を自分に取り入れるか、という作業で、視野を広げつつ情報の取捨選択をするのはなかなか大変なことだと、つくづく思う次第です。

運動もしなければなりませんで、この休み、そして晴れた天気に愛知池を歩いたり走ったりもしましたが、なにせ蒸し暑くて、ある真昼間などは、とても走れないわ、という暑さで、走るのは無理で、しかもその後しばらくは熱中症のような状態になってしまいました。

それにしてもなお、定期的に運動をすることは続けなければならないとは思いますけれども、、。愛知池ハーフマラソンが12月にあって、今年も参加する予定なので、ちょっとは間に合わせないと。

この1,2年で急激に白髪が増えてしまい、休み期間中に伸ばしていたヒゲにも、当然といえば当然なのですが白いものが一定の比率であるのに初めて気づいて、いまさらながら驚いてしまいました。

世間では働き方改革の推進と、物価上昇という、なんだか相反するような状態が進行しています。先進国ならではの事なのかもしれませんが、社会貢献と経営の向上をせねばならない一方で、自分と職員の、心身ともに生命を守るということも考えなければならないということは、実際には難しいものだと思います。

今日からまた通常の日々が再開されます。台風の影響がまだ残っている今朝ですが、四季は移り変わります。皆様ご自愛いただきたいと思います。

投稿者: 三本木クリニック

2023.08.10更新

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昨日愛知池での虹です。きっちり端から端まで揃っていました。

下の写真は7月末の仕事終わりの時間のものです。

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当院ではお盆休みは8月14、15日です。11日は祝日にてお休みです。

宜しくお願いいたします。

投稿者: 三本木クリニック

2023.07.31更新

先週はなにかと忙しくて、診療時間外にもいろいろとやることがあって、ほとほど疲労困憊しました、、。

土曜はブログで書いたとおり勉強会にも参加し、その後、以前から約束していた旧友との会食ではもうぐったり状態。

日曜は日曜でまあ雑用が盛りだくさんで、それなのに朝から頭痛やら変な汗やらしんどくて、これはなんだろうかと思いつつ、暑い中でいろいろと作業をこつこつとこなしているうち、とうとう「もうダメだ」と思うほどになってしまいました、、。

しかしそれでも頑張っていろいろ休憩しながらもこなして、結果的に日曜はめちゃくちゃいろいろなことを成し遂げました。

実はこの週は運動をする気力と時間もなかなかなくて、しかし日曜夜、食後に「さすがにこれではいかん」とばかりに30分のスローランニングをしました。夜でも気温が30度とかある猛暑です。

熱中症対策には水分といわれていますが、水分をとるのも内臓に力が必要なのですよね。冷たいものを摂りすぎると、それはそれで体調崩します。運動で内面を温めて冷たい飲水に耐えれるようにすることも必要なのですが、休養も必要ですし、バランスの兼ね合いが本当に難しいものです。エアコンや扇風機での室温調節も、朝方冷えすぎるとそれも風邪の原因になってしまいますからね、、

 

投稿者: 三本木クリニック

2023.07.31更新

先週は金曜土曜と連日の勉強会でした。

土曜午後往診ののち、雑用を少し済ませたあと夕方から名古屋市内での勉強会です。

このところ、糖尿病と心臓と高血圧の関連で勉強会がいろいろとあって、それらの治療が実はお互い別の治療にも反映されるという話でつながっているのですが、今回も同様で、慢性腎臓病の治療が劇的に変わり、このところどんどん評価が上がっている糖尿病薬であるSGLT2阻害剤が、とうとう慢性腎不全の2023年版ガイドラインで、「慢性腎臓病の治療にSGLT2阻害剤は必須である(推奨度IA)」という記載がなされたということが一番強いメッセージと受け取りました。

日本ではGFR値が平均5.5まで下がると透析導入となるとのことですが、つまりかなりギリギリの線まで透析を回避しているということなのですが、単に数値が低いというだけでなく、その悪化していく速度が重要だというのです。

悪化するスピードを少しでも遅らせることが透析導入を先延ばすために必要なわけで、そのためには、血圧をいかに低め低めに維持するか、そのためにはいかに減塩するか、そしてSGLT2阻害剤を服用しているか、ということが大変に重要だという訳です。

慢性腎臓病は症状が出ないので、実に健康診断で見てみると、例えば岐阜県でのデータでは、健診で判明した慢性腎臓病のうちなんと何も病院に受診もせず治療もしていない人が6割もあるというのです。

その、健診でも測定されるGFR値というのは、だいたい、40以下となれば、腎臓内科への受診を検討すべき、となるそうです。そして、尿たんぱくをいかに陰性に維持するか、というのが、開業医レベルでやれることとして非常に重要なテーマだというのです。

そもそも、45歳を過ぎると、健常人であってもGFRは年に1ずつ低下していくそうです。腎臓病を持っているひと、糖尿病の人、脂質異常や高血圧の人、というのはその度合いがより悪いのです。

たとえば腎保護のためには、慢性腎臓病である、となった人は家庭血圧は125の75以下にすべしなのです。血圧については完全にそういったさまざまな疾患や合併症とのからみでエビデンスがでており、低ければ低いほど良い(低血圧症は別ですが)ことが明確に分かっています。そして腎臓保護作用のある、長命効果のあるSGLT2阻害剤は実は降圧剤としても機能するというのです。具体的には服用開始3か月で収縮期血圧を10も下げるとのことでした。

専門医でない医者が「生活習慣病など放置しておけば良い」などとマスコミでバカ丸出しで説いている輩には、どうか惑わされないようにしていただきたいものです。

ちなみに、腎臓を守るための食事とは、減塩が第一ですが、いわゆる「地中海食」が良いそうで、実際それを栄養指導に取り入れて効果を上げているクリニックもあるそうです。

投稿者: 三本木クリニック

2023.07.29更新

28日金曜は疲労がかさんでいましたが、夜、名古屋駅付近の会場にてセミナーに参加してきました。

このところやたらと勉強会が続いています。

内容は先週土曜の、糖尿と心臓の話と重複する内容もありましたが、今回は今回でまた理解と知識が深まりました。

先週は糖尿病の新薬についてでしたが、今回は血圧の薬にまつわる話でした。

糖尿病のコントロールが悪く、かつ高血圧コントロールも悪い場合、そうでない場合に比し16倍も致死性合併症の発生率が高くなるという話はインパクトがありました。

日本では高血圧の治療は利尿剤はあまり第一選択になりづらい傾向がありますが、利尿剤は腎負担や高尿酸血症のリスクがあるものの、一番安価でかつ効果も高いものです。そして今回のARNIといわれる降圧剤は腎負担や高尿酸血症のリスクがない安全な利尿剤効果と血管拡張効果の2種類の薬剤の複合体です。そして今回驚いたことは、理論的にも実地臨床的にもこの薬剤は糖尿病の治療にもわずかながら寄与する作用があるというのです。これはおどろきました。

夜間寝ている間も血圧が下がらないという、non dipperタイプの高血圧は、寝ている時ですら体に負担をかけているので、心血管合併症リスクが高まります。そしてその理由は塩分の摂り過ぎだったり睡眠無呼吸による交感神経亢進によるものだったりいろいろ考えられるのですが、いずれにせよそういうタイプの高血圧では糖尿病にも悪さをするのだというのです。おそらくはアドレナリンが関与しているのだろうと推察していますが、薬理的にもこの降圧剤は糖尿病の治療としても間接的に作用するということです。

さてこのように、コロナも明けて街にはいろいろと人が増えてきています。この猛暑にも関わらず、名古屋市内の繁華街には夜遅くても飲み屋など賑わっている印象がありました(タクシーの中から観察)。そしてウェブでない実地会場でのセミナーも徐々に増えてきました。それに乗っかるように私の勉強もまた自動的に増えることになります。なぜにたえずセミナーや研究会といった勉強会に参加するのか、というと、やはりそれはこういった勉強会は一番最新のデータや知識を、無料で、短時間で分かりやすくプロ中のプロという専門家医師が解説してくれるからです。自分自身の理由としては、一人で仕事をしていると、なかなか誰かに相談するということができないので、どうしてもたえず勉強しつづけなければ不安だということがあります。

大病院ですら、一人の医師が勝手に独善的な治療をして合併症死させてしまう事件がありますし、大学病院でチームで診療していてすら、明らかな医療ミスを放置しつづけた事件もありました。

個人医院でやっている以上、なおさらに、ガイドラインを意識する、安全を確保する、そのうえで本質的に必要であれば積極的な治療も取り入れる、というような、ボクシングでいうならばディフェンスとオフェンスを両方バランスよく備えていなければならないのだと、思うわけです。

投稿者: 三本木クリニック

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