雲の向こうには太陽がしっかりと居ます。
冬眠の季節はそうそうパッとすることはないでしょう。
それは自然の理というものです。
じっとしてガマンしながらも、準備を密かにして待ちましょう。
昨日の愛知池は寒かった。でも歩いている人、走っている人、いますから。
2023.01.26更新
雲の向こうには太陽がしっかりと居ます。
冬眠の季節はそうそうパッとすることはないでしょう。
それは自然の理というものです。
じっとしてガマンしながらも、準備を密かにして待ちましょう。
昨日の愛知池は寒かった。でも歩いている人、走っている人、いますから。
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2023.01.23更新
今年に入ってから従前のオーロラフォトセラピーからノーリスフォトセラピーへ機械を入れ替えました。
その結果、まず事前の麻酔パック処置が不要となり、待ち時間、処置時間ともに、短くなりました。
ちなみに、「ノーリス」とは「オーロラ」のフィンランド語らしいです。
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2023.01.23更新
コロナ災禍問題がかれこれもう3年となりました。
それ以前から世の中が疲弊し、うつ病患者さんが増えてきていたところへ、さらに打撃となっています。
睡眠に効くという効能で乳酸菌飲料が爆発的に売れているのは、背景を推して知ることができるというものです。
健康食品で有意差をもって薬効があるというのは相当難しいことであるわけですが、睡眠障害ならば、効能がプラセボ的な健康食品よりかは健康保険で効能が認定された処方のほうが確実な効果が得られます。
とはいえ、いわゆる依存性が懸念されるベンゾジアゼピン系薬剤やそれに準ずるものはちょっと、という場合、漢方が有効です。
若い子は体力があるから寝るのも得意ですが、更年期以後の中高年となると、眠りが不得意になってきます。
それを苦にしなければ別に構わないのですが、ちょっと困るなあ、という人には、漢方薬をお勧めします。
使い方や種類選択にはいろいろあり、実際の診察や問診により決定しますが、大方のタイプに適合するものは2種類あります。
そして使い方は眠前に服用する頓服方式で構いません。朝起きづらくなる懸念もありません。つまり安全性や依存性の面で優秀なのです。
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2023.01.19更新
昨日の午後、といってももう夕暮れの愛知池です。
仕事や遊びやトレーニング、いずれも何かと日々のスケジュールにあれこれと詰まっていて、メニューをこなすことで精いっぱいギリギリという状況になってはいないでしょうか。
この冬という時期は、クマならば冬眠している時期でしょう。つまりは、春から秋のような活動期とは異なり、少しじっくりと落ち着いて行動するべき時期ではないでしょうか。
つまり、何においても腹八分目で良いんだ、腹八分目が良いんだ、というふうに自制心をもって物事に対処したい時期だと思います。
そもそもが夜明けから日没までの時間が短いんですからね、それなりに合わせた行動で良いんです。
なにか割引キャンペーンだからといって、焦って無理やり予定を入れて無理にでも予約して、疲労蓄積しているのにあれこれと遠方まで遊びにいく、というのも、本来望ましいことでもないのに周囲の環境に踊らされている気がします。
マイナンバーカードの取得でもそうですね。それまではほとんど誰も見向きもしなかった、登録作業が、何万円かのポイントが付与されると知るや否や、しかもそれがこの1月2月で締切となるとなると、もう役所は混雑でごった返しているという、、、。
国の方針で国民の義務だから、やむを得ないことなんだろうとはいえ、デジタルに個人情報がどんどん筒抜けになってしまうリスクというのは、やっぱりなにか気持ちの悪いものです。
そのサーバの管理の安全性は大丈夫なんだろうか?とか、将来なし崩し的に銀行口座とリンクしてしまった場合、大事なお金が国の自由にされてしまうとか、国自体が他国によって知らぬ間に情報侵略されてしまうということはないだろうか?など、実は全然しらないことばかりですからね、、。
話がそれてしまいましたが、要するに、何ごとも周囲の環境に急激に踊らされてあわてさせられるようなことは、なるべく避けたい、ということ。
スマホというツールによって急激に広まってしまった情報過多の時代にあって、便利さと自分を失うこととのバランスを考えながら、情報の奴隷になることだけは回避したいものだと思います。
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2023.01.18更新
ここ数年の世の中の情勢を見ていると、全体的にウツウツとしているように思えます。
端的にいって、コロナが原因なんだと思いますが、目にみえないものが猛威を振るっているときの対応というのは、苦し紛れの姑息的だったり的外れになってしまいがちなんだなと、これまでの流れをみていると、どうしてもそう思ってしまいます。
とはいえ、もうすでに緊急事態宣言やらまんえん防止やら、自粛施策はなされていないにもかかわらず、どうしてこうも殺人のような凶悪犯罪や、無理心中や自殺、DVを報じるニュースが連日続くのでしょうか。
自らの方向へ攻撃をしてしまうとそれは自殺になるし、他者へとなるとそれは虐待や殺人や傷害といった犯罪になりますが、それは基本的に表裏一体であると思います。
また、ウツウツとしている状態から八つ当たり的な怒りで発散してしまうことや、ウツから転じて他者へ攻撃する行為というのは、もうそれは紙一重の違いであって、誰でも犯罪者になってしまう危険性が、こういう状況では高まると思います。
日頃のうっぷんを晴らすために、他者を攻撃するとして、その対象となるのは、弱者です。
それは、目下の立場の相手だったり、多少甘えても許してくれるだろう相手だったり、立場的に反撃してこないだろうと想定できる相手だったり、という対象です。
例えば自分がウツウツとしていて、自分の環境に対して不満があり、マグマのように常に怒りが内在しているときに、誰だか何だかとにかく自分が攻撃できる対象というのを無意識に探してしまうということはないでしょうか。
ウツというのは鬱と書きますね。うっぷんは鬱憤と書きます。
鬱と憤りとは表裏一体というのがこの言葉の組み合わせからも理解できましょう。
その鬱憤を晴らしたいとき、たとえばあおり運転をするとしますね、そういうとき、スモークガラスで覆われた黒塗りの大きなベンツに対してあおり運転をした事例がかつてありましたかね?いろいろあおり運転の事件は過去に多数あったと思いますが、少なくともニュースで取り上げられた事例においては、そういう車相手にあおったという事例をみたことがありません。
街を歩いていて、酔っ払って気が大きくなって、誰かにぶつかって因縁をつけてやろう、という場合、わざわざ暴力団やチンピラの風貌の人間を対象としようとはしないでしょう。そんなのは武道の実践練習を目的とした昭和時代の武道家のみの話でしょう。
つまり、自分が苦境にいるとか、さえない状況にいるからといって、結局は反撃してこない相手や弱者にのみ選択的に攻撃する、ということは、完全なる負けなのです。そこに気づかなければならない。SNSで匿名に隠れて攻撃するのも同じことです。
そして、自分が弱いことを隠すために、あえて見た目を怖いように見せること、というのも、おのれが臆病者であることを周囲に示しているだけのことだと、早いうちに気づくことが、負け犬人生から脱却するために必要だと思います。
本物の大物は飾りません。飾りはあくまでも真実をみぬくことができないレベルの大衆にのみ有効な威圧手段であり、本質に生きる人間にとっては何の価値もないどころか、逆に信用できない小心者をアピールする要因としてしか映りません。
イライラして他者を攻撃したい気持ちになっていると自覚したならば、病院で治療をすることをお勧めします。投薬治療も有効だし、人に話を聞いてもらうだけでも治療になります。そしてその原因が過労なのか、人間関係なのか、お金なのか、本当の理由を見つめて、直線的に解決するように行動すること。それがまた根本的な治療になります。
コロナでどんどんコミュニケーションが菲薄化し縮小していくことは、社会性動物という人間にとって、病気の原因となります。人をネガティブにさせるようなニュースばかりを報じるテレビやインターネットからも適切に距離を置くことも大変重要です。
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2023.01.17更新
高脂血症を適正に治療した方が良い、というエビデンスはすでに確立し、標準治療ガイドラインでも明記されていますが、
そもそも、治療した場合と治療しない場合とで、毎年どの程度の確率で致命的な合併症を引き起こすのでしょうか。
それについては、すでにずいぶん前の2010年ごろ、JUPITERという大規模臨床試験が行われた結果で明確に示されています。
高脂血症をスタチン系治療薬で治療した群と治療しない群とで、実際に毎年何%の致命的合併症(心筋梗塞、脳卒中、腎不全)が生じるのか、を具体的数字でしめしたものです。
治療しなかった群では、毎年ごとのイベント発生率は1.45%。治療した群では0.69%。 相対的比較では2倍以上となっています。治療しない場合、治療している人よりも2倍、危険だということです。ただ、高脂血症の患者さんでは、毎年致命的合併症が起こるのがその程度の確率でしかない、ということも言えます。
5年単位でみた場合はどうだったかというと、その試験の結果では、治療した群では100人あたり4人が合併症発症し、治療しなかった群では100人あたり8人が発症した、ということになっているようです。
こうなると、ちょっと確率が高いと思うし、やはり5年単位でみたとしても大体2倍くらいの違いがあるのですね。
また、この試験とば別の、多くの臨床試験の論文を総括して検討したメタアナリシスの論文が後年発表されたものによれば、スタチン系治療薬によって、致命的合併症が2割減った、という結果もだされています。
それ以後、近年のデータでは、こういう、無治療群と治療群とのシンプルな比較臨床試験というのはほとんどなくて、たとえばすでに一剤治療しているところに、さらになにか治療を追加したらさらに生存率が上がる、という試験になっています。それは、高脂血症は治療したほうが良いという前提はすでに完全に確立したものだからです。何も治療しない、という群を設定することは倫理的に問題がある、というレベルにまでエビデンスが確立しているからです。
家族性の、つまり遺伝性の高脂血症というのは、若年者から発生するものですが、実際には中高年から高脂血症が露見した場合であっても遺伝的な要素は背後にあることがほとんどでしょう。そのなかで若年の時点で高脂血症が指摘されている体質の人は、より一層リスクが高いことは明白であり、その場合、とくに治療と監視が必要となります。
若年発症型であれ、中高年以後から発症するタイプであれ、ともかくざっくりいうと、毎年毎年無治療で放置していれば、大体1.5%の確率で致命的な脳心臓腎臓血管合併症が発生する、ということであり、単純計算でいうと10年後には15%、20年後には30%、30年後には45%、というように致命的合併症発生のリスクは蓄積されるということです。
ですから、当然のことながら、若い年齢で高脂血症があればあるほど、放置していれば平均寿命の80歳代まで平穏無事に生きられるとは言えなくなります。
コロナウイルスに罹患して死ぬ確率は、ウイルス株によっても違いがありますが、単純に1%とすると、高脂血症を放置して致命的合併症を起こす確率1.5%というのをどうとらえるべきか。そしてその予防を考えるに、、
コロナの予防としてはワクチンやらマスクやら消毒やら何かとマメに励んでいるが、脂質異常症の治療には無頓着で放置、というのはどう考えても整合性がない、ということになります。
今回のブログで一番意味がある内容は、JUPITER試験の結果、実際に毎年何%の人が致命的な血管合併症を起こすのか、という数字が示されているのだということと、その数字が一見少ないものの、蓄積すると馬鹿にできない、ということです。
実際には、高脂血症だけでなく、高血圧や糖尿病といったメタボ疾患が併発していることが多々ありますので、重大血管合併症の発生率は併存する持病があればさらに上昇するということになります。高血圧や糖尿病も血管に障害を与える病気だからです。
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2023.01.13更新
メディラックスプラスという機種からスターラックスへグレードアップ
オーロラという機種からノードリスへ新調
ということで、当院の2種類のフォトセラピー機種が2つとも新しくなりました。
詳細資料は待合室に用意しましたのでご覧ください。
なお、目じりの小じわや、傷痕の治療として、現状マイクロペン治療がありますが、それに関しても、フラクショナルレーザーで対応可能となりました。ただし、フラクショナルについては、症例の適応を慎重に検討した上での個別相談となります。
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2023.01.12更新
男性の薄毛対策としてはいろいろエビデンスのある内服治療や外用治療があります。
女性の場合はどうか。ことに多くは更年期に発生する薄毛、抜け毛。
プラセンタを投与するというのも一つの手ですが、それでも無効な場合どうするか。
それは、漢方でいうと補血剤を用いることと、それでも効果が出ない場合には、ずばり、亜鉛の補給です。
ただ、サプリメントでの亜鉛や、胃薬としての亜鉛補給だけでは効果不十分なことがあり、その場合には、亜鉛欠乏の有無を血液検査で確認して、いよいよ本物となれば、ちゃんとした本物の亜鉛内服剤を服用することが、確実性の高い治療となります。
ちゃんとした本物の亜鉛製剤は病院でしか処方できません。血液検査でのチェックも必要です。
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2023.01.12更新
昨日、水曜午後の愛知池の景色です。素晴らしい青空ですね。
当院の患者さんには、後期高齢者でも、毎日スクワット500回やっている人、毎日30分は歩いているという人、山登りの達人、100メートル歩きを100セット以上を毎日毎日継続している人、といった凄い人たちがいます。
いずれにも共通していることは、スリムで元気です。ボケ知らずです。また、高血圧など、毎日の服薬治療をきっちりとしていることです。毎日の血圧を完璧に記録しつづけている人もあります。
つまり、毎日の積み重ねがいかにできるか、ということが、健康長寿をもたらしている、ということの証明をしているのです。
生きるも死ぬも自由ですから、太く短く死ぬのも自由だし、元気で長生きするのも自由です。
ただ、元気に長生きするためにはマメな努力が必要だということです。そのことを、理解してできるのか、理解はしててもできないのか、そもそも想像できないので理解も努力もしないのか、という区分によって、先々の結果が異なる、ということです。
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2023.01.11更新
1月9日は穏やかな天候でしたがずいぶんとかすんでいた日でした。
どうやらPM2.5だとか?いう話もありますが、通常春霞の時期にこういう光景がみられるのですが、今年の冬は凄く寒くなるという予想がいまのところハズレまくってますね。
ともあれ、例年よりも早めに花粉症の症状を呈する患者さんが目立ちます。
ただでさえコロナやらインフルやらの患者さんもいるからややこしい。
インフルもだいぶ流行が広まると決まって「熱はないけど調べてほしい」というひとが出て来ますが、コロナですらもう普通の風邪のようなものになってきてて、多少の風邪症状があっても放置してばら撒いている状況だというのに、熱もなく症状もごく軽度なのに、検査のための検査をする、っていうのは、検査キットの奪い合いになるのでなるべく自重していただきたいと思います。
これからますます寒くなる時期になります。
ネックウォーマーか、さらには分厚いバスタオルを首に巻いて寝ると、ノドの保護につながり、明け方の寒い乾燥した空気で風邪をひくことから防護できます。
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