院長BLOG

2019.01.26更新

福井県にニキビ専門の皮膚科医院があり、そこでの指導法と、原点に立ち戻った治療法について、学ぶ機会がありました。

現在当院では通常の外用剤4種類と、また、内科的アプローチとしての内服治療および、漢方治療、さらにはフォト治療などを扱っていますが、そもそも、ニキビ治療の原点はスキンケアであり、外用剤である、ということがやはり一番なのだということを再認識した次第です。

 

また、ニキビ外用剤の副作用はほぼ必発なので、その対策についてもこれまで以上に詳細な情報提供をしていきたいと思います。

来週はウエブセミナーもあり、参加する予定です。ニキビには市販薬やシステマティックな商品などもあるようですが、それらは治療効果として弱いか、またはかえって有害(最初はサルファ剤の効果で良くなっても、そのあとのスキンケアが間違っているために悪化することがある)なことがありますので、病院で治したほうがやはりいいね、という風に思っていただけるように対応していきたいと思います。

投稿者: 三本木クリニック

2019.01.25更新

燈光会から定期刊行物が届きました。

今回は記念号、ということで、内容濃いものでした。

記念式典ではなんと、皇太子ご夫妻が参加され挨拶もされたそうで、その中で、皇太子殿下が幼少時に訪れた千葉の野島埼灯台の思い出のことを述べられたということで、私的には、昨年頑張って行ってきたあの房総の先端のひなびた景色と海と風がよみがえった気分になりました。

そうでした。資料館で小さいころの皇太子様が写真におさまっているのを幾枚も見ました。そのころあの辺りは大変な盛況時代だったのではないかと思いますが、今はというと、、、?

今回の号で、珍しく一般会員(つまり海上保安庁の関係者でない人。私も一般会員)の論文というか投稿で、ムーミンの話の一つで灯台守の話「ムーミンパパ海へいく」が紹介されて説明されていて、私はそれを読んだことがないのですが、素晴らしい内容だと思いました(早速購読注文しました)。灯台は、誰から称賛されなくとも絶えず役に立っている存在で、そこがまた尊い、ということです。当たり前ですが改めてそうなんです、そう思います。また、その立ち位置が、例えば街中にある信号機とかとはまた違う大きな価値があるんですね。

それからまた話が飛びますが、国産のフレネルレンズの老舗である横浜標識製作所とかいう会社の歴史とかもいろいろ紹介された論文もあり、大変すばらしい内容の記念号でした。

犬吠埼灯台の資料館に第一等フレネルレンズが回転稼働して点灯展示されているのは素晴らしいの一言ですが、それはそもそも現存する第一等フレネルレンズの中では国産で最古だったような記憶があります。もともとは沖ノ島灯台にて使用されていたものです。それが横浜標識製作所で作られた、という話。

いろいろな背景や歴史を知るとまたその価値が膨らみまた観に行きたくなるのです。

 

当院の患者さんにも密かにバイク乗り人がおられるようですが、一度みんなで一緒に灯台ツーリング行きたいなあと思う次第です。私は一人でも行きますけれどもね、、。最近はずっと行けてないのが残念です。

 

投稿者: 三本木クリニック

2019.01.25更新

ゴルゴ13の作者である、商業的に成功した劇画漫画の祖であるといっても良いであろう巨匠、さいとうたかをさんの来し方を紹介する本です。

そこで改めて凄い人だと思ったわけですが、私が去年秋に中野、高円寺あたりで旧友先輩と飲食したときに、実は、事前調査のときだったか、当日の昼だったかに、リイド社と書かれた簡素な真っ黒い建物を目にしていたのです。

そこが実はさいとう先生が30歳という若いころに建てた自社ビルだったということを、この本で知って、「おお~!」と思った次第です。

私が見た記憶では、その建物は築50年とは思えない新しさでしたから、もちろん立て直しなどできれいな状態になっているわけでしょうが、出版社の建物とは思えない何とも言えない真っ黒な、窓もあまりないような感じのものでした。

東京とか古い町というのは、そういう発見があるから面白いですね。ブラタモリという番組はかつて主として東京でのぶら歩き番組でしたが、ときどき見るにものすごいうらやましさを覚えたものです。もう見ちゃいられないというほどに。

投稿者: 三本木クリニック

2019.01.24更新

2日間で一気に読んでしまった本がありまして、

「国民のしつけ方」という、過激なタイトルの本です。

斉藤貴男さんというジャーナリストの書かれた本です。

たまたま私、あのゴルゴ13の作者のさいとうたかをさんの来し方の本「さいとうたかを本」というのを購入したときに、アマゾンで同じような名前の斉藤さんがいかにも過激な本を出していることを画面で見て、試しに買ってみたのですが、これは本当におそろしい。

 

何が恐ろしいか、というと、要するにこの作者の言いたいことは、政権や政府が、メディアやマスコミをコントロールすることで、ある種意識的に国民をしつけてしまう恐ろしさがある、ということなのですが、、、。

私が恐ろしいと思ったことは、それもそうなのかもしれないということと別に、マスコミやメディアは、いまネットという媒体もあり、個人ですらいろいろな情報操作をすることができてしまう時代ということも相まって、当事者に恣意的な意図が必ずしもなかったとしても、勝手に危険な方向性や間違った道へ突き進んでしまう仕組みが、世の中全体(これは日本だけのことでは決してない)に出来上がってしまっている、という恐ろしさです。

何年か前に亡くなられた加藤紘一さんという国会議員が書かれた「テロルの真犯人」という本を読んだときも何とも言えない空恐ろしさを感じたものですが、その時には加藤さん自身も何が原因でこうなっているのか今一つ分かってない状況だったと推察する内容でしたが、今回の本を読んで、加藤さんの感じていた恐怖はおそらくこれだろうと思ったのです。そしてその恐ろしい帰結というのは、決してテロルなどという局所的なものではない、ということが、私の思う恐ろしさなのです。

はっきりいえば、テレビ、新聞、ラジオ、ネット、雑誌、本、など、メディアと言われる媒体すべてが、信用できるかどうか分からない時代である、ということです。

目先の利益のためには、倫理もルールもなにもかもあったものじゃない、という現実を前にして、我々がどう生きていかなければならないか、ということが、本当に難しい時代だなあと、つくづく思いました。

この本の作者である斉藤さんというジャーナリストは、「ではどうしたらよいか」ということについては答えを出せずに終わっています。そりゃそうでしょう。個人でどうにかできる問題ではないです。また、少々内容的に思い込みの激しい面もありますので、さすがにちょっと、、という内容もありますが、現代のマスコミを含めた情報管理、取捨選択、真偽の判断、ウソでも本当のようになってしまう、という多々問題が非常に恐ろしいことになっている、ということだけは良く分かりました。

医療に関してだって、決して無関係ではありません。むしろどっぷりど真ん中に位置しているとすら思えてきます。なかなか悩ましい問題です。

ちなみに、その本の中で、オックスフォード英語辞典2016年11月発表の「今年の単語」に「post-truth」という言葉が選ばれたことが紹介されていました。

そこでは「世論形成において、客観的事実が感情に訴えるもの以上の影響力を持たない状況」という意味と説明されており、2016年において、アメリカ大統領選のトランプの虚言の数々や英国のEU離脱でのミスリーディングを背景に多用されるようになった単語だということです。その言葉自体は1992年ごろからあったものだそうですが、それからずっとあとの今になって流行語のように使われるようになった、というものです。

post、というのは後、という意味ですね。truthは真実ですから、上記の説明をもっと分かりやすく端的に言えば、「真実は二の次」、ということで言い換えれると思います。

斉藤さんは最後にニューズウイーク2016年12月の記事から抜粋として

「インターネットは確かに私たちを強権的な情報の門番から解放した。おかげで今はどこからでも情報が入る。ただし、そのどれが信用できるかは分からない。この状況で、正しい情報が勝つという保証はどこにもない。」

という分を紹介しています。そこから彼曰く、「偽りの情報には正しい情報で対抗すればいい。正しい情報は必ず勝つ。私たちはそう信じてきた。しかし悲しいかな、この信念は、ネット荒らしや悪質なウイルスが蔓延するソーシャルメディアの世界では通用しない」というのです。

ここがこの著書の総括であり、また個人ではどうしようもない無力さを感じる重要なポイントであると私は思いました。

 

投稿者: 三本木クリニック

2019.01.24更新

冬は夏と違う環境ですが、消耗する時期です。

本来ならば、冬眠してもいいような季節でしょう?それをなんだかんだと活発に社会活動をしなければならないのが人間だから、学生から大人まで大変な生き物です。

当院ではニンニク注射を受けることができます。このブログを見られている方々はとっくにご存じのことでしょうが、一応思い出したように宣伝しておきます。

一度体験すると、なかなか面白いですよ。保険は効かないですけれども。

ただ、これはやはり注射治療ですから、痛いのが苦手とか、注射針恐怖症などの人には、漢方薬でじっくり治療するというのもお勧めします。

昨日老人会での講演で「先生とこは漢方薬を扱ってますか」という質問を受けたのですが、そういえば当院、ツムラの漢方を主として扱っているのですが、どうでしょう、100種類くらいあるツムラの漢方ラインナップのうち、処方したことのあるものは80種類にもなるようです。

漢方の達人になると、そんなにたくさんの種類を使わなくとも上手に処方治療されるという話を聞いたことがありますが、まあそれだけ選択幅がある、ということです。

この時期毎日、たいてい私も漢方をいろいろ症状に合わせて服用しています。そういう使い方ができるのも漢方の良いところで、ありがたみを感じます。

投稿者: 三本木クリニック

2019.01.24更新

ストレス社会ともいえる現代、抗ストレス物質である、体内ホルモンの副腎皮質ホルモンが、現代人にはかなり動員されているのではないかと推察されます。

それはつまりどういう根拠か、というと、実地臨床でもその診断と治療効果を観れば分かることですし、その頻度が増しているからです。

また、最近の報道では、成人のアトピー皮膚炎が昔の8倍にも増大しているという話がでていたことからも、なるほど、アレルギー疾患の増大という形で顕れているのだなあと、納得できることです。

ただ、8倍、という数字が、どの時代と比べて、どの程度信頼できる統計材料か、ということについてまでは不明なので、話は半分程度に聞いておいたほうがよいとは思いますけれどもね、、。というのも、例えば乳酸菌食品の広告がやたら多いことは皆さんご存知かと思います。乳酸菌のなんちゃらというサプリメントや食品が、ピロリ菌にも効くわ、アトピー皮膚炎にも効くわ、もしかしたら発癌作用までも抑えられるわ、などなどの内容で広告を大々的に大企業が毎日のように行なっている現状から推察するに、先述のような、報道という形でのステルスマーケッティング(いわゆるステマ)をしている可能性があるからです。まあ、あからさまなウソとまで否定する必要はないのでしょうけれども、、ただ、週刊誌レベルの情報では、かなりのステマや逆ステマによる販売部数稼ぎが目的であるような、内容にかなりの信ぴょう性の希薄さを疑われるものもありますので本当に注意が必要です。

 

話がそれましたが、先日こういう症例がありました。

比較的若いママさんで、かつてこの冬の時期になるとすごく体調が悪くなってしまい、入院したこともあり、原因が分からずに、精神疾患かもしれないとか言われながら自然に治癒したということがあったそうです。昨年から当院に体調不良で通院するようになって、結果的に副腎皮質機能低下症だったと診断し治療に奏功したというものです。ほんの最近でもインフルエンザに罹患してしまい、それを契機にまた副腎機能不全を呈してしまったため補充したところ、すぐに改善したものです。

診断の方法については、特定の検査だけで判断できるものではなく、総合的に判断する必要があるので結構難しいのですが、例えば原因不明の血圧低下、電解質異常、低血糖、脱力症状、食欲不振、などなどの、一見単なるひどい疲れのように思えるようなものであったりしますが、極度の疲労というものはやはり副腎機能の枯渇を招いているかもしくはその原因だったりするので、内科外科ともに、全身を見る医者にとっては頭の中に一応おいておくべき鑑別疾患の1つです。血液中のコルチゾールの数値についてはいかにも直接的に判定できそうな気がする項目ではありますが、実際にはよほど典型的でないとその数値は役に立たないのが厄介なところです。

 

内科を主として診療してそれなりに年月がたって思うことは、専門分化している現代ではありますが、だからこそ、余計に全体をちゃんと把握できる目を養う意識が大事だ、ということです。某私立大学病院など、診療科によっては、教授ですらお話にならないほどあまりにもレベルが低い人物がおられますからね、、。専門バカにもほどがある、というクラスのお人がおられる、ということです。日本語が通じないレベルだったりしますからね、、。我々医者であっても、紹介先の医師すべてをしっているわけではないし(というかむしろ、ほとんどの医師のことを知らないです)、大学病院や大病院などは人事がころころ変わりますし、よほど看板だけを頼りに紹介するしかないわけです。一般の人だったら尚更ですわね。

投稿者: 三本木クリニック

2019.01.24更新

昨日午後からバタバタのスケジュールでしたが、かねてから準備していた、糖尿病と動脈硬化の最新知見をトピックとして紹介する内容での講演を、日進年金者の会に招かれて発表させていただきました。

一番のトピックは、糖尿病については、ここ数年で劇的に第一選択薬の位置づけが変わってきているということです。さらには、動脈硬化予防に有効な治療薬についても、単にコレステロールを下げる薬だけでは片手落ちであり、内膜プラークの安定化を図れないことも大変に重要なポイントとして話をさせていただきました。

かれこれ、この会での講演も何度目でしょうか、4回ほどやったような気がします。

今回は新しい試みとして、当院の紹介動画なども作成して、編集して、おまけとして見て頂きました。

やはり動画というのは目を引くツールなのだなあと思いました。スライドで例えば写真とか、または言葉による説明とか、いろいろ情報を提示する方法はあるのですが、動画というのは、やはり情報量がすさまじいのです。テレビがラジオと比べて情報量が格段に多いのと同じことです。何の説明もしなくても、動画を見れば当院の機能などがほとんど説明できてしまうようなものです。

ともあれ、1時間弱のコンパクトな発表でしたが、昨日の参加者はどうでしょう、15人程度と小規模のものでしたが、講演中、一人も眠ってしまわれずに済んだのは良かったです。

最近は動画の作成の準備(カメラにもいろいろあるのですが、あくまでもアクションカメラとして、超コンパクトなサイズの動画撮影カメラなのです)を少しずつ進めているのですが、まだyoutubeデビュするには時間がかかりそうです。そんな中、さほど動きのないしずかな状態での撮影ならばなんら問題ないので、クリニック紹介をまずは手始めにと、動画を作成し発表してみたのです。

 

投稿者: 三本木クリニック

2019.01.21更新

痔核の治療に際して事前の局所麻酔をするうえで、バルーニング(ballooning)という手技があります。

手術時や通常の診察時では怒責状態ではないので、排便や怒責時のイボ痔の膨らみ具合が分からないので、それをイボ痔本体に局所麻酔剤や生理食塩水といったもので局所注入し、実際にどの程度イボ痔が膨らむのかを確認する作業のことです。

この作業を行う施設、行う症例、いろいろあるかと思いますが、これの意義は何かというと、例えば切除する場合には切除範囲が明確になる、ということです。ジオン硬化療法を併用する場合には、切除は最少範囲にとどめておいて、根部の血流遮断はジオンに任せるという方法があり、その場合にも有効です。

ジオン単独での治療の場合にもこの手技を行なうことが、施設や医師によってはあるかもしれませんが、一般的には局所麻酔を兼ねて、切除範囲を確認するための手技で、その後その部位を切除する、ということになります。

先日の医師会新年会で、近隣のドクターから、三本木クリニックはジオン治療だけしか行なっていないのだと思っていたと言われましたが、ジオン治療だけでなく、切除が必要な場合には切除を行なっております。日帰り手術で可能です。

先日も切除術を行った患者さんがありましたが、1日目の診察の際、全然痛がられないのには驚きました。通常1日目は大なり小なり痛がることの方が比較的多いのではありますが、、。電気メスの使用を最小限度にとどめたことが良かったのかもしれません。

投稿者: 三本木クリニック

2019.01.20更新

昨日は医師会日進支部の新年会に参加しました。

ことしは27名の参加者だったということで、だいたい毎年決まった面々が参加されていますが今年も同様の印象でした。

私もようやく開業して満10周年となりましたが、見渡せば開業30年になろうかという先生から、まだ開業して数か月という先生までいろいろです。

開院してすぐに繁盛している耳鼻科の先生などはまだ開院して数年でしょうのに、余裕そのもので、これは科による違いなのだろうと思います。私は外科と消化器が最終的な専門となりましたが、最初から儲けを考えていたとしたら、外科や消化器などを専門にするはずはありません。ただ、医者としてどの科目が最も実践的に役に立つかを考えると、自分の選択に間違いはないと思っています。専門科目の選択については各医者の興味や選択動機もあるでしょうから一概にどうのとはいえませんが、すくなくとも業務の大変さと診療報酬とは合致しないのが日本の保険制度の問題点ではあります。いまさらやむを得ませんけれど。ただし、私のこれまでの努力苦労については自分自身の自信というか地盤になっているので、目先の利益ではない大きな価値があると考えています。救急救命に一番自信をもって対処できるのが外科ですからね、、。(ちなみに私は麻酔科の標榜医でもありますし、かつては一時的ではありますが麻酔科学会認定医も取得しておりました)

また、開業してからは、幅広い疾患(いわゆるクリニックで日常にみられるもの多数)とたくさんの患者さんに接することで、単に専門領域にとどまらない広がりを感じ、それまでは縦方向だった成長が横方向に広がっている実感があり、それはそれでやりがいというか、面白さはあるように思います。つまり、人間力は横方向やたくさんの人と接することで培われる、ということだと思います。

新年会や医師会での定期的な会議や集まりにはほぼ毎回出席している私ですが、だからといって、どなたかの先生と特別親しくさせてもらっているわけではありません。これは私自身の性質もありますが、なんにせよ医師会入会のときの、当時の東名古屋医師会長だった先生からのしつこすぎるイビリが一番の原因です。これについてはいまだに忘れられない苦しい思い出ですが、当の本人さんは昨日も楽しそうに長話をされていました。何も覚えてすらいないことでしょう。また、いまの時代の医師会はそういうイビリはないだろうと思いますけれども。

それにしても、私としては10年ぽっちでも、これだけ必死な毎日をしているのに、20年30年と続けておられて、さらには年齢も先ほどの元会長先生をはじめ70歳となる先生方たちは、どんなけ体力元気なんだろうかと不思議に思う次第です。続ければ続けるほど楽しくなってくるのでしょうか。手技的な業務については難しくなってくるはずですから、横方向の広がりによるものでしょう。まあ、聖路加の日野原先生などは100歳を超えてもお元気だったことを考えると70歳くらいなど大したことないという見方もありますが、今年50歳の私としては、70歳を超えて元気にきっちりとした医者の仕事を続ける自信はありません。現状の業務も、年齢とともに徐々に減らしていくことになるだろうと思っています。そうなるとそういう自分の、医師としての存在価値とを考えながらいつまでやるのか、やめるのか、と決めることになるだろうと思います。怖いのは、すべてにおいて衰えているのにただ単に自分がやりたいからといってしがみつくことに陥ってしまうことです。かつて日進で長年開業医をされていた先生などはたしか80歳を超えてようやく引退され、それはそれで長年の地域医療への貢献として称賛に値することでしたが、さすがに80にもなって医師の実践的業務をまだ続けるなどということはいまの時代、許容されないでしょう。名誉職や昔話の講演活動などは良いとしてもですね。ただ、今後の平均寿命の伸長次第では、いつまで現役でやるのかということは、いまの価値観では測れないことになるかもしれませんが、、。

いろいろなことを感じた会でした。やはり開業医の先生方というのは、人間力が強いので、インパクトが強いです。生命力というのか、そういうものが場を充満させていたような感じです。それにしても幹事の先生が一番大変ですね、毎年。本当にご苦労様と思いますが、その先には医師会で重用される待遇が待っている仕組みにもなっているようですから、苦労は報われる面もあるでしょう。

それにしても、、これだけの面々が集まる会でも、平然と遅刻してくるアホが数名いるのには本当に驚きます。そこには年輩の先生もあり、それも印象悪いですが、せいぜい10分以内だからまだ良しとしても、一番最後に来たやつが15分遅れで、大して年輩でもないのに全く悪びれることもなく堂々としてるのには開いた口がふさがりませんでした。9割の参加者はきっちり時間に間に合って到着しています。遅刻したアホどものために無駄に開始時間が遅れ。乾杯も料理も始まりません。幹事役の先生もやきもきされています。遅刻した奴は例えば10分遅れたら、遅刻してない人たちから各々10分ずつの命を奪ったことになります。例えば25人×10分とすれは、4時間分もの貴重な時間を奪ったことになります。今回のような、飲食を開始する時間が明確に決められている、しかも各々が同じ開業医同士という対等の立場として大人数が集まる公的な会で、簡単な時間さえ守れないような人間は、医師としてまともに仕事ができるはずはないと断言します。そして実際それは大抵これまでの私が見てきた彼ら自身の不誠実な行動と合致しているものです。待たせて当たり前という感覚が本当に理解できません。幹事の先生などはずいぶんずいぶん前から来てて準備して、しかも会計、司会などの労をとられているのですが、遅刻するようなアホアホマンにはそういうことが分からないんだなあ。

 

、、、まあしかし、私も誰かからは、いろいろ至らない面があると思われていることでしょうから、お互い様とも言えますが、時間に関してだけは、命と直結することなので、私的には看過できないです。とはいえ、その場では、、場の空気を凍らせるような発言はできないですからね、、、。

 

投稿者: 三本木クリニック

2019.01.19更新

日進市の年金者の会というのがありまして、そこからの依頼でこれまでに何度か健康講演会で発表をさせていただいておりますが、

今回もまた、今月23日に糖尿病についての概説を行なうことになりました。

糖尿病、高血圧、脂質異常症、という生活習慣病、ちなみにこの生活習慣病という言葉は、日野原先生が命名して広めた功績がありますが、テレビではあまりにもふつうのありふれた疾患ということもあってか、あまり取り扱われることはありません。むしろ、医者が一生のうちに一例もであうこともないような珍しい病気の紹介とか、あまり意味もない番組ばかりが放送されています。いつも私がいうのは、教育テレビの健康講座だけは信用できますよ、というのです。それ以外はためしてガッテン、民放の番組ともすべてダメダメです。極端な編集によって曲解を生む番組が多いからです。

癌、生活習慣病の大きく2つが一番大事なことなのに、ありふれているために、逆に軽んじられてしまっているのが実情ではないでしょうか。明らかに肥満で食べ過ぎ運動不足なのにそれを是正することもなしに、「これは遺伝だから」など言い訳しているような患者さんは本当に困ったものです。

で、そういう中で、あえて糖尿病について、改めて啓蒙することは大変価値があると思います。

一般的な話から、最近のガイドライン、そしてエビデンスから導かれる治療選択の順位の変遷、そして動脈硬化についてなど、トピックを交えて説明する予定です。

投稿者: 三本木クリニック

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