院長BLOG

2022.06.10更新

6月4日の夜の愛知池でホタルを確認しました。その後も今週何匹か確認できて増えてきています。

日本のホタルには大体3種類あって、一番大きいのはゲンジボタル、その次が平家ボタル、一番小さいのがヒメホタルというやつで、今回見つけたのは6ミリ程度だったのでヒメホタルでしょう。おそらく愛知池のホタルはヒメホタルが主体だと思いますが、ホタルって、どの種類もだいたい同じようなデザインなんですね、、。

夜の光のサイズだけみると2ミリくらいしか無いように思えますが、実際には一番小さいのでも5,6ミリはあるというわけです。ゲンジボタルともなると1cm以上あるということで、そこまで大きいとちょっと怖いかも。

 

ヒメホタルについては飛ぶのはオスだけで、メスは飛ばないそうです。雄雌ともに発光はするというので、そこは良かった。

昨年秋にはホタルたちには本当に心救われたので、今年もまた会えたことに感謝して、これから数か月の間、楽しみに愛知池を歩いたり走ったりしようと思います。

三本木川にもホタルが出始めたとのこと教えてもらいました。以前見に行ったときにはかなりたくさんいたのを覚えています。時期は短いですけれどもね、、。そこがまた儚い魅力があるというものでしょう。

 

みんな頑張って生きイよー! (これは横山たかしひろしさんの漫才フレーズです。横山たかしさんはすでにお亡くなりになっています)

投稿者: 三本木クリニック

2022.06.09更新

5月病や梅雨期のうつかもしれないと思ったときに、一度試してみると良いかもしれないスケールを紹介します。

 

老年期うつ病評価尺度(Geriatric depression scale 15;GDS15)
No. 質問事項
1 毎日の生活に満足していますか いいえ はい
2 毎日の活動力や周囲に対する興味が低下したと思いますか はい いいえ
3 生活が空虚だと思いますか はい いいえ
4 毎日が退屈だと思うことが多いですか はい いいえ
5 大抵は機嫌よく過ごすことが多いですか いいえ はい
6 将来の漠然とした不安に駆られることが多いですか はい いいえ
7 多くの場合は自分が幸福だと思いますか いいえ はい
8 自分が無力だなあと思うことが多いですか はい いいえ
9 外出したり何か新しいことをするより家にいたいと思いますか はい いいえ
10 何よりもまず、もの忘れが気になりますか はい いいえ
11 いま生きていることが素晴らしいと思いますか いいえ はい
12 生きていても仕方がないと思う気持ちになることがありますか はい いいえ
13 自分が活気にあふれていると思いますか いいえ はい
14 希望がないと思うことがありますか はい いいえ
15 周りの人があなたより幸せそうに見えますか はい いいえ


1、5、7、11、13 には「はい」0 点、「いいえ」に1 点を、
2、3、4、6、8、9、10、12、14、15 にはその逆を配点し合計する。
5 点以上がうつ傾向、10 点以上がうつ状態とされている。

投稿者: 三本木クリニック

2022.06.08更新

昨夜は愛知医大主催のウェブ勉強会に参加しました。

認知症の内科治療、臨床心理査定、認知症周辺症状の治療、という3演題です。

ことに、認知症の周辺症状に対する治療というのは、実際に認知症患者さんを治療していくうえで、随伴症状と言えども、実は最も重要な内容だと思います。介護や世話をする人にとって、非常に厄介な症状が、この随伴症状群だからです。

毎回、認知症の講演会に参加するたびに、講師の先生は認知症治療ガイドラインを紹介されますし、認知症の治療は早期に開始する、それが薬物治療と非薬物治療と同時進行で、ということを言われます。

しかし、実地臨床では、他院の先生方の処方を見ていると、どうもそういう対応や治療をしていないケースがあります。ある事例では、当院で患者さんから相談をうけて専門医に紹介して、検査の結果、アルツハイマー認知症と確定されたのに、治療はしない、という結果に終わったことがあります。

このケースについては紹介元である私としても納得がいかなかったので、後日問い合わせをして確認したのですが、投薬方針としなかった理由についてはいまいちはっきりとした回答をいただけませんでした。結局のところ、認知症の主症状である記憶力障害、考察力障害といったものを主として治療するのが認知症の薬の主たる役割なのですが、それを投与せずに、「随伴症状で困った症状がないから」ということで、おそらくその専門医の先生の認識では、随伴症状があれば治療をするが、そうでなければアルツハイマー認知症であろうとも薬物治療を要さない、と考えているのでしょう。

しかしそこは矛盾があって、そもそもアリセプトを代表とする各社認知症の治療薬というのは、基本は記銘力障害を治療する薬なのであって、随伴症状を改善する効果というのはおまけ的な位置づけとなっているのです。随伴症状BPSDに対応する治療薬というのは症状ごとにいろいろあって、今回の講演でも「かかりつけ医のための、BPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン」というのが紹介されていました。つまりこの症状についての治療というのはまた別分野の勉強が必要なのです。いってみれば精神科の領域だともいえます。このガイドラインについては私も入手しましたので、じっくり勉強しなおしてみます。

ともあれ、私の意見としては、認知症治療薬は、診断がつき次第なるべく早めに投与開始して(ただし、誤診しないように細心の注意が必要)、高度の認知症になってしまったり、最初の診察の時点で無治療で高度の認知症となっている場合にはむしろ投薬はしないか減薬する方向で、と思っています。高度の認知症とは、完全に寝たきりとか、服薬もできないとかの、それが例えばそれまでにいろいろと抗認知症薬を投与していても高度の認知症症状が改善しない場合のことです。

そういう症例に、無理やり服薬させても仕方がないのですが、そうではない、まだ初期から中等度の時期というのが、一番治療する価値があると思うのです。

なのに治療投薬しないケースが散見されるという、そこのところがどうもいつも釈然としないので、ガイドラインや講演では教科書的なことを言っていても、実際にはどうなんだろうかという思いが払しょくできないのです。

それで今回はそのあたりの質問を投じました。メールでの回答待ちとのことですので、期待しています。

いまや、町のかかりつけ医が一番、認知症の最初のゲートに位置している立場だと思いますので、このような勉強会は機会あるたびに参加して知識のアップデートを重ねていきたいと思います。

投稿者: 三本木クリニック

2022.06.07更新

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投稿者: 三本木クリニック

2022.06.06更新

先週は1週間で愛知池4回、猿投登山1回という運動ができた私、なかなか良かったのではないかと自分で思っています。

毎日欠かさず、というのを義務化してしまうと心的ストレスや身体の疲弊になってしまうし、さりとてサボりすぎるとどんどんグズグズになって、しまいにはゼロとか週1とかになってしまうのはさすがにショボすぎるので、まあだいたい週4、5程度で、1時間くらいのまとまった運動をする、というのが一番バランスがいいのかなと実感しています。

実は日曜日にはまた東京に行ってきまして、それはなぜかというと、かつて住んでいた東京の下宿の場所をまた再確認しにいったのです。この件はゴールデンウィークにも一度行ったのと同じ作業なのですが、前回帰宅したあとで家内が言うに、「やっぱりあの場所じゃなかった気がする」というので、それならば、とまた性懲りもなくというか、再確認に行ったのです。昔の思い出の地の記憶回収作業というわけです。こういうのって、何気に楽しかったりするんです。

品川の中延商店街が主たる買い物場だと思っていたのが前回の確認時の結論だったのですが、実はそこはちょっと遠くて、家内の記憶ではときどきしか行ってなかったことが判明し、戸越などは実はほとんど行ってなかった、と。それで、本当は荏原商店街が正解だったのでした。その上で、下宿だった場所を再確認したところ、前回確認した更地(になっていたところ)でやはり間違いないことが夫婦ともに再確認できて、めでたしめでたしと相成ったわけです。

街を歩いていろいろ観察していると、東京の人たちは基本は自転車か徒歩か電車で移動するので、運動と体型に着目してみると、電車に乗っている人達は皆スリムで、高齢者でも颯爽と、電車の揺れなどにも動じずに、運動靴とリュックでグイグイ歩いているのが印象に残りました。今回の東京訪問では、家内のスマホの歩数計では10kmも歩いた概算になっていたのです。というのも、あれこれ電車を乗り換えして、寄り道して、最後は私的には初めてのスカイツリーに上がってきたりしたためです。その後東京駅から帰ったのですが、実は思い返せば東京駅なんて、私、もう3年ほどぶりという、ひさびさだったのです。

東京都内、いろいろ歩きましたが、どうも思うに、やはりコロナ以前と比べると格段に人出は少ないのではないかと思いました。まだまだ景気回復には時間がかかりそうです。こういう空気感というのは、実際に自分の身をその場所に置くことによって初めて体感できることなので、まるで〇〇クエストといったような今回の日帰り旅でしたが、自分が思っている以上に多くの情報が脳に刻まれたんじゃないかなあと思っています。

皆さん、コロナで自宅勤務とか、外出でコロナ感染するんじゃないか恐怖とか、いろいろあるかもしれませんが、脳トレ、フレイル防止に、危険な登山などではなく、低い安全な山や野原の散策や、時には街のぶらぶら歩きや、目的を何か1つ持って、新しい体験をしに行くとか、そういうことが本当に心身の健康のためには重要なんだと、つくづく思いますよ。

東京から帰ったあとには、夜もまた、全身をほぐす意味で、日曜夜は恒例となった、息子との愛知池ジョギングもしましたよ。これから真夏までのしばらくの期間、梅雨もあるにはあるけれど、暑すぎず、さりとて風邪もひかない時期になりますので、多少天気がイマイチでもいろいろと出かけると良いんじゃないかと思いますよ。

ただ、今年はなんだか中高年者の山岳遭難死亡事故が本当に多かったように思います。日頃トレーニングもしてないのに、みんなと一緒だからという安易な安心感でキャパオーバーの登山をするのはちょっと危険すぎるんじゃないかと思いますので、そのあたりは本当に行動の選択吟味をしていただきたいものだと思います。気持ちは30歳代でも体は70歳とか実年齢はごまかせませんから、脚力、体幹力、スタミナ、バランス感覚というのは、思っている以上に衰えてしまっているものです。それこそ東京で日頃電車や歩きや自転車で鍛えている都会人のほうが、実際、逆に強いんじゃないかとすら思います。愛知県民はどうしても車での移動が主になってしまっていますから、東京よりも田舎なのに体力がないなんてことが普通にありえますよ。

最近みたある記事では、夕食後15分だけ近所のウォーキングをするだけで、飲酒量は減るわ、良眠が得られるようになったわ、といった報告がされていました。睡眠不足やアルコールはメタボの原因になりますので、たったそれだけの運動というか歩きだけでもいくつかの効能が得られるんです。

たまに大きな負荷の運動をするのではなく、毎日ちょっとずつの運動をするというのが良いんだと思います。メタボやフレイル対策として。

投稿者: 三本木クリニック

2022.06.05更新

土曜の午後から、医療安全の講習会に参加してきました。今回のテーマは薬にまつわる内容で、名古屋大学病院の患者安全推進部の梅村先生による講演です。

「くすりはリスク」というキーワードをたえず忘れないようにして、誤投薬、誤処方といったインシデントをいかにして防止するか、ということを主として講演されました。

施設の規模が大きくなればなるほど、そしてシステムやルールが複雑になればなるほど、エラーやミスがでやすい、ということは、大病院ならではの問題だろうと思いましたし、大病院では抗がん剤などのような、劇薬というか毒薬というか、そういうハイリスクの薬を用いた治療を最先端で行なっているので、ミスが重大な結果につながりやすいということもあるだろうと感じました。コンピュータ管理の電子カルテは便利な反面、添付文書をそのまま入力されたソフトでは、無用なアラートがたくさん出過ぎて、オーダーする医師にとっては、本当に重要なアラートが見過ごされてしまうという事例もあることなどが紹介されました。

 

当院のような小さい診療所ではどうかというと、たとえばワクチンの投与間隔が適正かどうか、とか、薬局への処方内容ことに日数や分量を間違えてしまったとか、そういうことが普通にあり得ることだと思います。外来診療ですから、さほど劇薬的なものを処方することはほとんどありませんが、劇薬でなくとも、誤処方を防ぐためにはどうするべきか、いろいろと考えなければならないと思いました。患者さんの健康被害につながるようなミスがないからといって、誤処方はあってはならないことなので、そのあたりは薬局との連携をいかにしてダブルチェック機構をレベルアップするとか、なによりも私自身のオーダーの時点でセルフダブルチェック機構を構築する必要があると思いました。

また、お薬手帳を持参されない患者さんが多いなか、不用意に言われるままに薬を出さないことも重要だし、不要な薬はなるべく削除するように絶えずベースとして考えながら毎回の診療をすることも重要だと思いました。老人の場合には薬を中止するのも徐々にしていかないとホメオスターシスが崩れて体調悪化を来たすことがあるので、減薬するのにも注意が必要です。

複数の院所で長年処方されていた薬を、当院で通院するからということで当院で統一処方した際に、実はあちらの大学病院からでていた薬と、別の大病院ででていた薬とが併用禁忌だった、という事例がありました。それは、いままでの主治医が各々ともに、患者さんのお薬手帳を確認していなかったのだろうということと、もし確認していたとしても、併用禁忌だと知らなかったのだろう、ということが推察されました。ただ、併用禁忌といっても実際にはその薬の有用性があって、副作用が皆無だったために事なきを長年得ていた、ということです。結局当院では、支払基金に事情を説明して、投薬量を減らすが併用は継続するという苦肉の策を採用しました。このように、専門医ですら長年知らずにそのままだったということもあるのです。もう少し患者さんの他院での処方治療内容に関心を持つべきだと思いました。

こういうことなどあれこれ見聞きしたり考えたりすると、おいそれと薬をバンバン処方することが怖くなるほどだと思わなくもないです。当院では電子カルテで併用禁忌や投与量の限度を超えた場合とか、疾患に対する禁忌薬といったものがある場合、ちゃんとアラートがでるようになっています。

今回講演された先生の所属する大病院のオーダリングの場合、疾患に対する禁忌薬のアラートがでないそうで、それはソフトが悪いのではないかなあと思いました。

大病院だからといって、必ずしも素晴らしいシステムやソフトで固められているかというと、実際全然そうでもない、というのは、東大、名大の大学病院で勤務した経歴の私から見る率直な感想です。もっとも、私が在籍していたのはもうずっと昔のことなので、いまはそんなことはないだろう、と思っていましたが、今回の講演を聴いたら「あれ?」というようなこともありましたので、所詮はミスする人間自体は変わらないんだなあと、、、。私の著書の第一巻だかに書いた内容にもこういったことについてはたしか記述があるように思います。まだアマゾンで売れ残りがあるようなのでもしよろしければご購入ください。アマゾンでの販売は間もなく終了となります(第二巻はまだ1年ほどアマゾンで購入できます)。

最後が宣伝になってしまって恐縮ですが、ともあれ、今回の勉強した内容を日々の臨床、診療に役立てていきます。

投稿者: 三本木クリニック

2022.06.04更新

更年期以後の生命力、気力低下の防止策を、自分自身いろいろ模索しています。

まず大事なのは運動ですが、消耗するほどの内容は季節や体調やスケジュールによっては無理しないほうが良いなあ、と感じており、最近はストイックすぎる「毎日欠かさず」というのを控えるようにしています。

とはいえ、本来ならば、毎日運動してても消耗しないからだ作りというのが最善なので、いろいろ書物を読んだり研究しておりますが、ここへきて一つのヒントを得ました。

それは書物から得たものではなく、たまたま武道の紹介動画から得た知識なのですが、要するに、空手の基本の形(かた)の鍛錬と呼吸法が活用できそうだ、というものです。

気抜けを防止するには、また、更年期以後に下半身が衰えるのを防止するには、まず肛門を締めること、そして骨盤とおなかまわりの体幹をしっかりとさせること、そして呼吸法、ということが、具体的な理学療法としては役立つかもしれないと考えているところです。

中村天風という人の教えにも同様のことが残されていますが、こちらはヒマラヤのヨガに基づいているようですので、ヨガもまた、好ましく合う人には有効な方法でしょう。

スポーツや武道というものは、何にしても体幹がしっかりしてないともたないので、競技や試合をするしないは別としても、何かしら続けることによって、生命力の衰えを防止することはフレイル対策としても大変有効かと思います。太極拳などはまさにそういう目的なのでしょう。

個人個人それぞれ気に入ったスポーツや運動によって、気抜け対策をして活き活きと毎日を送りたいものです。私のような開業医などは、仕事で歩くとか運動することはほとんどないですので、メタボ患者さんに指導できるためには、自分自身がちゃんとしていないと恥ずかしいわけで、余暇を活用してセルフコントロールをすることが職務でもあると自覚しています。コロナを契機にして自宅勤務の人も是非意識して運動や気抜け対策を心掛けると良いかと思います。

投稿者: 三本木クリニック

2022.06.04更新

当院では肛門疾患の手術を日帰り手術、眠る麻酔にて行っています。

これまでの当院での実績では、肛門疾患で他院へ紹介したことはありません。すべて当院で解決してきました。すべて日帰り手術です。

その理由は、病態を理解した治療手術を行うからです。日帰り手術でも小さい侵襲度で入院手術とそん色ない結果を出しているのは、病態を理解して、必要最小限の術式をデザインできるからです。

肛門手術で、画一的な入院、脊髄麻酔、傷痕が残る大きな侵襲手術というのはもうすでに時代遅れの状態となっています。肛門専門病院でも近年はどんどん日帰りクリニックに転向されているのが主流です。

手術翌日から仕事に復帰できる当院の手術の利点について、詳細は肛門手術のページをご覧ください。

投稿者: 三本木クリニック

2022.06.04更新

6月に入りましたので、高齢者を主とした住民健康診断(特定健診、がん検診)が始まりました。

コロナ下で過去2年ほど健診をまともに受けられていない方も少なくないと思います。

当院ではオプションとして、通常のがん検診では行なわない肝臓や膵臓や腎臓の超音波画像検査(エコー)を推奨しております。乳腺のエコー健診も可能です。

胃カメラは最新の細径内視鏡にアップグレードしております。画像解像度が向上し、胃がんや食道がんの早期発見に有効です。

がん検診は、いまのような長寿高齢化時代では、70歳代からが本番となります。毎年一度の健診を是非受けましょう。

投稿者: 三本木クリニック

2022.06.02更新

毎日勉強とか仕事とか、人間は前に進まないと基本的には気が済まない生物で、それは人間に限らずほとんどの生物はそういう風にできているわけですが、人間の場合には自給自足ではないので仕事を分担して各々が専門職として機能してるのがいわゆる仕事というやつですね。

ときとしてルーティンワークや新しいプロジェクトなどが嫌になってしまうこともあるでしょう。成果がすぐになどとてもじゃないが出ない場合もあるし、企業体が大きい場合には、自分の就職人生を30年だか40年だか費やしても完結せずに終わるなんてことも事業によってはあるだろうと思います。

そういう、まあ、嫌になってしまう、という状況は人生では本当に多いものですが、そういうことが実は使命だったりする、という話です。

こんなことは、調子がいいときにしか思えないことであって、実際そういうどん底状態にあっては、とてもそんな風には思えないことだろうと思います。

ただ、最近読んだ本で、田坂広志さんという人の本があるのですが、そこに書かれていたこととして、自分が成長したなあと振り返ったとき、その理由というのは苦労や困難の日々を経験し克服し乗り越えたことではなかったか?ということなんですね。そうだ、そういえばそうだわと思いました。

とはいえ成果も成功もないままに終わってしまって、ということもあるでしょうが、そういう苦労経験は、あとになって、別の形や舞台で生きてくるというのは真実なんだろうと思います。

田坂さんの本に書かれていたことで、大変興味深かった箇所がありまして、それは、無意識のネガティブな想念を浄化する技法、というもので、そこには大きく3つの技法が記されていたのですが、その第一に記載されていたことが、「自然の偉大な浄化力にゆだねる」というものです。

いわく、自然には、無意識の世界を浄化する偉大な力がある、と。単に、自然の中に身を浸すだけ、という簡単な話なんですけれどもね。

精神科の医学論文では、週に5時間以上、自然の中で過ごすことが精神安定のためには有意に有効であった、というものがあるそうですが、私の場合には、その度合いが5時間程度ではすまないようなほどではないかと思いますし、実際には愛知池もそうですし、毎月のように行く猿投山だったり、キャンプだったり森林の神社仏閣だったり、そういうところの自然に身を置くことがかなり重要なスタンスだと感じています。

いまさらながらですが、医者の仕事は、病人の心身のネガティブなことを受け止めて浄化する面が多々あります。相撲の稽古に例えると、一旦相手の体当たりを受け止めて、そこから流す、というイメージです。ですので、受け止め側にも相当の力がないと受けきれません。

それゆえにかもしれません、若いころにはあまりなんとも思わなかったことが、年齢とともに、何かしらの力を借りないと難しくなってきたと思いますし、実際には昔よりもいろいろと業務が増えているのは否めませんので仕事量も増えているのは間違いありませんので尚更です。

まあ、それで、ということもあって、本当ならば5月にも定例猿投登山に行きたかったのですが、何とギリギリ行けずに終わってしまったのです。別に義務にしているわけではないんですが、6月に入ってしまったことが、何とも自分なりに残念で、結局6月1日になってしまいましたが、夕方近くからなんとか登山してきました。この時期は日が長いので下山時にも全然暗くなかったので良かったです。

平日の夕方ごろだとさすがに土日の混雑のようなことはなく、ご覧のとおり、山頂には誰もいませんでした。一人だけランニングであっけなく上り下りした青年が一瞬通り過ぎました。他は途中すれ違ったのは数組だけでしたね、、。

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投稿者: 三本木クリニック

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