猿投神社の紅葉と四季桜です。
このブログとも今日でお別れです。過去のすべてのブログにさようなら。ダスビダーニャ!
2023.11.27更新
11月ももう少しで終わります。
このブログ集とこれまでのホームページとも11月末でお別れとなります。
新しいホームページは早ければ12月中に公開できるかといった予定です。
ブログは別の場所でほそぼそと継続します。ブログ本の1巻と3巻はまだ在庫があります。今後ブログ本を出す予定はなく、過去のブログも本以外では見ることができなくなります。
昨日の昼の空です。土日もいろいろと仕事と雑用などに目まぐるしく活動していました。
来週末のハーフマラソン大会に向けて練習もしています。とにかく時間内に完走できれば良いんです。それすら私にとってはハードル高いんです。若いころは足は遅くなかったんですけどね。年齢とともに心肺機能が落ちてますからね。
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2023.11.20更新
今月いっぱいで今まで長らく使用してきたホームページが終了します。
新しいホームページは年内にはなんとか開始としたいと思っていますが、まだ未定です。ブログについては別サイトで新たに最初から始めることとなります。
当院の手術紹介や治療方針などの解説をしたブログについては移植してまた見られるようにします。
これまでのホームページにはずいぶん慣れており、本来なら継続したかったのですが、ブログ管理会社のサービスが低下したことによりやむを得ない判断でした。
いまから振り返ってみると、実はいろいろと問題があったことが分かり、そういった意味でも切り替えは正解だと思います。
ともあれ、このブログを使えるのもあと10日ではありますが、さっそく先週末の勉強会で得た知識を提示します。
先週末、土曜日の夕方は、東名古屋医師会の総会があり、そのときの勉強会は、糖尿病の新しい薬、GLP1作動薬についてでした。
昨今、自由診療分野で「やせ薬」などとして、糖尿病でもない人に処方されることによって、本来処方を受けるべき患者さんが受けられない社会現象が続いているのが、このGLP1作動薬です。そのほとんどは注射剤です。
今回の講演では、このうち、唯一の内服薬に着目して説明をされました。ただ、実際には私の思うにはちょっと効果にばらつきがあり、服薬の仕方もかなり大変なので、まだ注射剤のほうが良いだろうという印象をもちました。
この、GLP1作動薬は、メトホルミンやSGLT2阻害剤とともに、心臓や腎臓への保護作用が明確となっている糖尿病の薬剤群です。
ただ、痩せる件についていえば、それは、GLP1作動薬でも各メーカーの薬剤によりけりだということと、消化器症状の副作用とはどうやらリンクしているようです。
比較的古い薬であるスルフォニルウレア(SU)剤やチアゾリン系のピオグリタゾンという薬は、体重を増やしてしまう副作用があります。SU剤については弱った膵臓にムチ打つことによってインスリンをふやす薬ですので、膵臓に負担をかけます。近年ではほぼ使用されないべき薬となっています(かつてはメジャーな薬だったが)。ただ、痩せすぎのⅡ型糖尿病の患者さんにはごく少量のSU剤を使用することで、適正な体重に近づける効果が期待できる面もあるそうです。ピオグリタゾンはインスリンの感受性を上げることにより血糖降下作用をもたらします。この薬はまだ適切に使用すれば問題はありませんが、使用条件がいくつかあります。
さて、GLP1作動薬の、痩せる効果の有無についてですが、例えば、あるメーカーの薬は痩せることがかなり期待できる、けれど、食欲不振、便秘、といった、まあ当然そうなるだろうという副作用はセットでついてきます。一方、痩せる効果がさほどないタイプの場合には、同じGLP1作動薬であっても、そういった副作用は少ないです。個人的にはこういう薬が安心かなと思います。どのメーカーの薬でも血糖降下効果はほぼ一律に同等と思います。
実は、動物実験では、GLP1作動薬を長期に用いると、小腸が異様に長くなり、粘膜絨毛が異様に発達し、結果として腸管の内腔が狭くなることが判明しているそうです。言ってみれば飢餓の状態にもっていく薬剤なわけですから、さもありなん、ですね。内腔が狭くなり、かつ腸が長くなり、薬の効果として食べる量も少なければ、結果として便秘になる、というわけです。
結局は薬でなんとかしよう、という一辺倒ではなく、自力本願も大事なんだということになるのです。
ということなど、今回の講演で得た知識でした。
さて、この日は名大の同門の先輩方と会食する約束をしたので、医師会の懇親会は不参加としましたが、尊敬する先輩方といろいろな話をして、ちょっと時間も足りないほどでしたが、一人は岐阜から名古屋市内に来てくださった先生なので、遅くならないうちに散会としました。それにしてもこの週末は寒かったですね、とくに土曜日が。
まだまだインフルエンザの流行が懸念されるのはこれからが本番でしょう。気が付けば11月も下旬です。いろいろ慌ただしくなりますが、ボチボチと健康維持で頑張りましょう。
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2023.11.13更新
先週末は雨のあと急に寒くなりました。
今年最後のキャンプで松川インターおりてしばらくいったところのキャンプ場で過ごしましたが、まあ寒かったこと。そうそう眠れるもんじゃありません。
帰り道、松川インター付近にあるイチョウ並木が美しかった。ちょっとした観光地のようになっています。
今週もまた冷え込みが進むようです。今年も残り少なくなり徐々に慌ただしくなってきます。体調管理に気をつけて、適度に運動し、無理のないスケジュールで1日1日を乗り越えたいです。
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2023.11.11更新
昨夜は名古屋市内で慢性腎臓病の勉強会に参加しました。
10年前とかに比し透析に移行する患者さんは少しずつ減少している日本ですが、それは何故かというと、高血圧や糖尿病、脂質異常についての啓蒙により、それなりに合併症予防医療が広まって、動脈硬化の進行が抑えられているからと思います。ただ、減っているといえども毎年5%ほどずつだという程度だということですし、女性は改善傾向だが男性は改善傾向はあまり見られないということです。
会社の健診で異常を指摘され病院受診を指示されてもなかなか受診しないとか、最初だけ受診しても以後継続できない、というのは圧倒的に男性に多いのは日常臨床でも明らかに感じることです。
昨今の比較的新しい薬で、糖尿病の治療薬であるGLP1作動薬やSGLT2阻害剤は、有意に腎臓病の進行を抑えることが分かっています。もちろん、糖尿病だけが腎臓に悪さするわけではなく、高血圧の放置や脂質異常の放置による血管の破たんも当然これに関与します。
高血圧の放置といえば、最近有名人ロック歌手が立て続けに脳や大動脈の血管破たん疾患で死去していますが、これは端的にいって、高血圧の放置やコントロール不良が原因だと推察されますが、プライバシーの保護の観点からもあるのでしょうか、そういう啓蒙につなげようという報道は皆無です。
大声で歌うとかしゃべる仕事をする職業の場合には、たいてい高血圧のリスクがありますので、そこも啓蒙してもらいたいものだと思います。
さて、本来糖尿病の薬であるGLP1作動薬やSGLT2阻害剤がなぜ腎機能に良い影響を与えるのか、ということについては実は明確には分かっていません。というか、糖尿病でもない患者さんにこれらの薬を投与してもなお、腎臓病が改善するという理由がまだ分かっていない、というほうがより具体的かもしれません。つまり、ただ単に血糖値を下げることだけが腎臓病の治療になるのでもない、ということなのです。そして、糖尿でもない患者にこれらの薬が腎臓保護に効くという理由は分かっていない。ただ、昨夜の講演で推察されていたのは、糸球体へ負担をかける大量の血流を、過剰な状態から適正な状態に整える作用があるからなのではないか、と言われていました。ちょっと難しい話ですね。
こういう比較的あたらしい薬によりかなりの恩恵にあやかれる時代になったとはいえ、演者の先生曰く、まだまだ3分の2か4分の3の患者さんにおいては課題が残る、というのです。そしてそれに対する現時点での解答は、「もっともっと早期の時点から治療介入していくことしかない」というものです。
こうなると、課題である男性の腎臓保護のテーマは、やはり難しいのかなあと、思わざるを得ません。ことに40歳代から60歳代までの一番働き盛りで、かつ、治療介入が一番重要な世代が、どれだけ予防医療に積極的に自覚して取り組むのかなあ、という懐疑です。
演者の先生いわく、「こういうことを、単に公衆衛生的な他人事として見るのではなく、自分だったらどうやって社会生活が普通に送れるような健康的で長生きができるかということを考える必要があり、それをどう啓蒙していくかが重要である」と結論づけていました。国家的プロジェクトの代表世話人をされているこの先生ですら、結局は個人個人の自覚である、とおっしゃられているように思いました。
生きるも死ぬもその人その人の自由である、というのは現代のカオスな風潮として感じるものですが、そういう多様性も尊重しながら、なおかつ、国民全体の健康を考える、というのは、なんだか矛盾するような感じもしますけども、それがリアルな臨床現場というのも(ずっと前から)実感しています。
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2023.11.10更新
過去の3年の期間でも認定証を頂いておりましたが、今回も新しく認定証を頂きました。
これはつまり、医師会が認めた勉強会や研究会や研修などに定期的に参加して、3年間で規定以上の研鑽を積んだ医師に授与されるものです。
日々勉強ということです。
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2023.11.09更新
水曜夕方近く、愛知池の写真です。
ここはキンモクセイロードの場所ですが、そこから1kmほど離れた場所にある、バタフライガーデンというところは、以前から「なんでバタフライなんだろう」と思っていたのですが、
Iさんに初めて教わったのことには、めずらしい、何千キロも「旅する蝶」として有名なきれいな蝶が毎年秋にこの地に飛来するのだそうです。その蝶の好物の植物を植えて呼び寄せる活動をされているというのですね、、。
私が愛知池に行くのは大抵午後か夜ですから、ということもあってでしょうかね、過去一度もその珍しい蝶を見たことはありません。Iさんは今年だけでも3回もみたそうです。人柄の良い人にしか逢えないのかもしれません。
こないだの日曜のライド&山歩きでいまだに筋肉痛があちこちにあるという状態ですが、それでもランニングにはちょうどいい気候でね、なんとかちょっとずつ、12月初旬にあるマラソン大会で完走を目指して練習をしようと思っています。昨日はまあまあ体が重苦しくなく走れました。が、速くは走れない、、。
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2023.11.06更新
バイクのサスペンションリフレッシュしたらハンドリングが良くなったので気を良くして京都へツーリングとしました。
目的地は急遽決めた鞍馬寺。ここへのアクセスはかなり悪いほうでして、高速道路のインターとの距離が長い。信号も多い。しかも、最後の写真にあるように、京都の中でも山の端にあるという場所。
なんとかたどり着いた鞍馬山。鞍馬天狗で有名なところなのでした。源義経が幼少時に天狗から訓練を受けたそうです。ここの天狗、実は宇宙人ではないかという説があるのですね。バイク駐車場がこのすぐ近くに1か所だけあって助かりました。京都は道幅狭いので路駐はちょっと厳しいです。
山門を超えると、途中に由岐神社というのがあって、これはこれでなかなかの由緒らしいですが、残念ながら大半の人の目的はここではない印象、、。この山は杉がたくさんある山で、神木となっているのがこれ。
久能山東照宮に似たような登り道を延々歩くとようやく鞍馬寺本殿に到着。
ここはパワースポットらしく、幾何学模様の敷石のところでなにやら儀式を行なっている人が多数。ちなみに私は何もそういう感覚をおぼえませんでした。
海外からも来ている、レイキ信奉者のツアー
そこを通り過ぎて、私の目的地であるところの、魔王殿へは山道を結構歩かねばなりません。そしてせっかく魔王殿についたものの、閉じた祠があるだけで、かつ何のオーラも感じず。ちなみにこの秘仏、寺にある資料写真によれば、どう見ても天狗の像でした。
山越えをすると、下りたところには貴船神社があります。ここまでで相当くたびれました。
貴船神社も有名なパワースポットとなっているらしく、ここは俗っぽいムード満載で、鞍馬寺の何倍もの観光客とお店がありました。
ちょっときれいな道を上がって、こちらが本殿か。さらに奥へ上がると奥ノ院的なのがあるようですが、私はこのあと山道をまた上り下りしなければならないので、俗々しい神社には何も感じませんので奥にはいかず引き返します。ちなみにこちら、バイクを止めるような場所はかなりなさそうでしたね、、。
鞍馬山入口から山越えして貴船神社というコースを往復したのですが、実際、猿投山登山の片道に相当するほどの登山となりました。しかもバイクの靴と衣服だし、リュックじゃない肩掛け鞄と皮ジャンで荷物5kgほどを持ってなので、厳しい。脱水症になりかけました。バイクで走ってるときは寒いくらいなのに、歩くとメチャ汗だく。
地図を見て下さい。こんなとこ往復する人など私くらいのもんでしょう。大抵は山頂までで引き返すパターンです。つまり私はその2倍歩いたわけです。
鞍馬山は京都のだいぶはずれにある地区なんですね、。何にも知らずに行き帰りしたのでした。京都はかなりの観光地ですね、、いまさらながら。欧米の人も多かったけど、中国の人ももっと多かった。みんなパワースポット求めてるんでしょうね。個人的には、、猿投神社のほうが雰囲気を感じるんですけどね、、。
最後に。ここでのブログは11月で過去ブログすべて閲覧できなくなると思います。12月か1月かになると思いますが新しいホームページに変更するためです。
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2023.11.04更新
3日は祝日だったため、比較的のんびりと過ごしました。
とはいえ、愛知池マラソンの準備運動もあるし、早朝から夕方まで何かしら雑務やら洗車やらあってバタバタして終わりました。
途中猿投神社にひさびさに行きました。
紅葉はまだこれからといったところです。
このブログページとも今月末でお別れとなります。ながらく使っていたホームページ会社のサービス縮小に伴うものです。
12月からはこれまでの莫大な数のブログ履歴もすべて閲覧できなくなります。
ブログの一部は拙著「よろずや開業医のブログ日記」1~3巻に抜き出してありますが、直近の何年か分については著書化することもなく消去となる予定です。
開業医15年めが終わろうとしておりますので、良い切り替えになるのではないかと期待しています。
このようなブログや画像を、次のホームページでも綴ることができるのかどうか分かりませんので、もしかしたらブログは別のサイトでの継続となるやもしれません。
最後に、貴重な映像をアップして今日のブログを締めたいと思います。猿投神社の神域内の滝が3つそろい踏みしている動画です。なかなかこういう天気の良い日に3つともそろって流れるのをみることはありません。
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2023.11.02更新
当院長らくこのホームページでブログなど情報発信してきましたが、
11月末日で急遽、現在のホームページを終了とする方針となりました。長らく付き合ってきたホームページ管理会社の方針としてサービス縮小されたことに伴う変更です。
12月か1月かになるかもしれませんが、また別のホームページでお目にかかることになろうかと思います。
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