高濃度ビタミンC点滴は25gで従来税込7700円で提供してきましたが、仕入れ値の上昇により、7月1日実施分から税込8800円となります。
ニンニク注射についても従来税込1100円でしたが、同じく税込1650円となります。
更年期障害以外での自費扱いのプラセンタについては従来通りでの提供を継続します。
宜しくお願いいたします。
2023.06.30更新
高濃度ビタミンC点滴は25gで従来税込7700円で提供してきましたが、仕入れ値の上昇により、7月1日実施分から税込8800円となります。
ニンニク注射についても従来税込1100円でしたが、同じく税込1650円となります。
更年期障害以外での自費扱いのプラセンタについては従来通りでの提供を継続します。
宜しくお願いいたします。
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2023.06.26更新
かれこれ数年ぶりになるのかな、3回目の神島訪問です。
先週末は土曜の午後は愛知県医師会館で医療安全に関する研修に参加し、アナフィラキシーや麻酔についての知識を学びまして、その後は愛知池1周して終わってしまいました。
翌日曜日は朝からカルテ作業、院内環境整備、敷地内植木のトリミング、裏手の用水路端の雑草刈取りゴミ捨て作業などで熱中症気味になりつつも根性で終わらせて、昼からの出発で一気に鳥羽へ向かいました。ちょうど2時0分発の神島行きの市営船に乗って、帰りは神島からの最終3時50分の船で戻るという形で、ちょうどいい感じ。
船着き場が近づいての写真です。小高い山の頂上が灯台のある場所だと思います。
船をおりるとすぐにキレイな看板があります。素材が良いのでしょう、いつ来てもこの看板はキレイです。三島由紀夫がこの島に滞在して書き上げたのが小説「潮騒」です。神島の名前の由来はいろいろな説があるようですが詳細不明のようです。
毎度の島一周散策路歩きで、最初に八代神社への急な登り階段で汗だくになり、参拝後、さらにそこから灯台へまた登りが続きます。
ところどころに「潮騒」の小説に書かれた場所の解説看板があり、また、若いころの吉永小百合さんが出演した映画のスナップ写真も解説に織り込まれています。
そして灯台到着。レンズが分かりづらいのですが、解説看板を見てみると実はフレネルレンズだとのこと。中を見てみたいものですが、こちらは観覧できない灯台です。ただ、内部が改装工事中のようなので、将来的には入って観覧できるようになるかもしれません。期待したいです。ちなみにこの神島灯台は、私の著書の最終巻である3巻の背表紙の写真となっています。
(少しピンボケになってしまっています)
この後、映画「潮騒」で有名なシーンの舞台となった、監的哨(カンテキショウ)跡、ニワの浜、小学校校庭付近、といったポイントを経て一周ゴールです。以前に歩いたときは1時間もかからなかったのに今回は暑いのと運動不足なのとで1時間以上かかってしまいました。もう帰りの船が着岸していました。
ひさびさに何か心がすっきりとした日曜日を過ごせました。
神島の名前の由来は分かりませんが、神秘的な島であることは毎回思います。本当は伊良湖岬から渡ったほうがよほどすぐ近い距離ですが、そのルートで来たことはありません。先ほどの監的哨というのは、明治時代に伊良湖から大砲を発射する演習の際、砲弾がどこに着水したかをチェックするための場所だったようです。つまり、そういう位置関係にあるわけです。この海域は伊良湖水道といって、漁業には良いところのようです。
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2023.06.16更新
7月から高濃度ビタミンC点滴の値段を上げる件に続いて、ニンニク注射についても値上げとさせていただきます。
それでも当院は安いほうだとは思いますが。
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2023.06.15更新
当院では今年から新しいフォトセラピーに2台とも替わっています。
そのうちのひとつ、Nordlys(ノーリス)の参考資料を供覧します。
肌の若返りについての症例ですが、61歳から10年間、定期的に照射された結果、写真の露出条件が異なるといえども、明らかに時をさかのぼって若返っています。
また、シミやそばかす、ニキビといった症状にも、下の写真のように効果が認められています。
劇的にシミが取れる場合もあります。逆に真皮層の病変の場合には繰り返し照射することによって少しずつ改善していきます。
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2023.06.11更新
アトピー皮膚炎や慢性湿疹など、当院ではステロイド外用剤を主役として用いることが普通にあります。それはアトピー皮膚炎標準ガイドラインというものがあり、それに則った治療をしているからです。
ステロイド外用剤については、いまだになお、その副作用を忌避するあまりに、患者さん自身や、アトピー皮膚炎で苦しんでいるお子さんに対しても、適正な治療をおこなわないで我慢を強いて、結果的に、本来ならばほとんどの症例が20歳までには治る疾患なのにも関わらず、ひどい状態で放置し、難治性の成人アトピー皮膚炎に移行させているケースがあるかと思います。
あるかと思います、という表現を用いたのは、最近では当院にはそういう事例が来ないからです。仮にそういう患者さんが来ても、しっかり標準治療の重要性を説明しても次来なくなるというのがほとんどです。
ステロイド外用剤の副作用は、長期投与であっても適切な使用法であれば全身的な副作用は少なく、安全性は高いことが分かっています。また、眼への副作用はどうかという問題についても、いくつものエビデンスや論文がすでにでており、それらをまとめると、「ランクの高いステロイドを頻回に外用した場合白内障のリスクとなる可能性もあるが、必ずしも関連せず、むしろアトピー性皮膚炎自体が白内障のリスクであり、さらに顔面の皮疹と関連があり、眼をこすったり掻把したりすることとの影響が考えられている。またステロイド外用剤による緑内障の症例報告は多く、ランクが高いステロイドを用いたり、塗布回数が多かったり、塗布期間が長くなったりすると、リスクが高くなる。特に眼周囲に使用した場合、眼圧上昇や緑内障のリスクを高める。ただし、ランクの低いステロイドではリスクは低い。特に眼周囲については、無意味に強いランクのステロイドを用いない、漫然と長期使用しない、ステロイド外用剤で改善後はタクロリムス軟膏で維持することなどが勧められる」となります(マルホ株式会社の資料から引用しました)。
眼の周囲はたとえ皮膚炎を起こしても、適正な外用剤をちゃんと使用すれば、すぐに改善します。いったん良くなったならば、漫然と強い外用剤を使用しないことで、副作用などは発生しないです。マブタは吸収性が高いですから。
しばしばマブタ皮膚炎に対してステロイド眼軟膏を処方することがあります。それで効けば「めでたし」なのですが、効かない場合もあります。なぜかというと、眼軟膏はそもそもマブタというよりは、眼球に塗布する、つまり、眼の中に注入する薬剤なので、非常に濃度が薄いのです。そこで無効の場合には、弱めの皮膚用ステロイド外用剤を用いたり、一時的に強めの外用剤を使う場合でも、薄く塗布して短期間の治療で治れば終わり、とするように対応すればなんら問題ないです。
このあたり、ステロイド剤についての誤解と反ステロイド運動とはいつもリンクしており、そしてそれの論争の仕掛け人は常にアトピービジネス(健康食品や化粧品)会社です。さらにいえば、このアトピービジネスと関連した反ステロイド運動というのは日本だけでの問題で、長々と無くならずに続いているようです。そうです、海外ではこんな運動はほとんどありません。
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2023.06.11更新
当院でイボ痔の手術に主体的に用いている手法がALTA療法ですが、その際使用するジオン注という注射剤はそもそも硫酸アルミニウムカリウム水和物です。
薬品解説書によれば、その作用機序は、痔核(イボ痔)内投与により急性炎症を惹起し、その炎症修復反応である憎げ形成を経た線維化により、脱出する自覚が硬化退縮します。また、投与早期には、血管透過性亢進作用により血液濃縮が生じ、痔核局所の血流量が減少し、その結果速やかに出血症状が改善する、とあります。ジオン注に配合剤として含まれているタンニン酸は、主成分硫酸アルミニウムカリウム水和物による過度な急性炎症を抑制し、二次的な組織障害を軽減します。
分かりやすくいえば、注射によりイボ痔が固まって、その後吸収されて平坦になる、ということです。
そして、根治性、つまり、再発しない度合いはどうか、というと、それも手術例との比較が薬品解説書に示されています。すなわち、臨床試験でのデータによれば、ジオン注によるALTA療法での再発率は16%、一方、手術による再発率は2%、となっています。
ちなみに当院ではどうか、というと、ジオン主体の手術ですが、そこへ部分的に切除療法を併施することもあり、結果として再発率は5%程度となっています。
なるべく術後の苦痛や痛みを少なく、という意味でいうと、なるべく内痔核にはジオン単独での治療で済ませることが必要です。切除は極力避ける、という方式です。
外痔核や外の部位のスキンタグ(皮膚のたるみ)については切除をしても術後にさほどの痛みは生じませんので、そこは美容的観点に応じて対応しています。
「たかがイボ痔」ではありますが、「されど、、」ということでもあります。。当院では静脈麻酔を用いて患者さんはうとうとと寝ている合間に治療が終わります。
平均的な手術所要時間は15分程度となっています。
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2023.06.10更新
手汗の薬というのはいままでには無かったのですが、このほど久光製薬から発売となりました。
毎日寝る直前に両手に塗って、以後は何も触らずに寝て、朝起きたらすぐ手洗いをする、という方法です。即効性はないらしいので毎日の使用により症状が改善するというものです。
ワキ汗の薬も、このほどマルホ製薬から新しい1回使い切りタイプで拭うように使用する製品が発売されました。塗布したあとに、手についた薬を手洗いして流す必要はあります。
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2023.06.09更新
ようやく当院でもマイナンバーカードによる保険情報読み取り装置が設置となりました。
しばらくはまだ不慣れな点もあるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。
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2023.06.05更新
かれこれ2008年に、がん治療認定医機構が始まったころに認定されて以来、開業後も規定の実績をクリアしているため引き続き資格更新しています。
このほど、おくればせながら認定証が届きました。
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2023.06.05更新
当院では純正品のマイラン社の高濃度ビタミンC点滴を提供しております。
このほど仕入価格の値上げに伴い、従来25g点滴税込7700円だったところを、税込8800円に値上げさせていただきます。
値上げ開始は7月1日からとなります。
それまでは税込7700円で継続しますので、ご希望の方はご留意お願いいたします。
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