院長BLOG

2023.03.31更新

脱出性の内痔核というのは、排便時にイボ痔が内部から出てきてしまい、用手的に還納しないと脱肛状態になってしまう状態をいいます。

慢性的に脱出が続くと、脱肛したままとなります。

脱肛状態となるとさすがにメスをいれる手術となりますので、そうなる前に、なるべく切らずに治すとすれば、ジオン注射によるALTA療法を、まだ自分で還納できる状態(ゴリガー分類の3)のうちに行うことが肝要です。

当院ではよほどひどい脱出性内痔核と、有茎性のポリープについてはさすがに一部切除を行いますが、原則的に内痔核に対しては注射による治療だけで治めるようにしています。

忙しい毎日の中で、しかも患部の場所が肛門ということで、なかなか手術に踏み切れずにおられる方もあろうかと思います。当院での手術の特徴については、ホームページの肛門外科の項目や下記ブログでも紹介していますので、手術治療について迷っている向きにはご覧いただくと良いかと思います。

http://www.sanbongi-clinic.com/blog/2020/05/post-1428-735286.html

私のやり方は手術は簡便かつシンプルというスタンスを心掛けています。例えば内痔核と外痔核の併存の場合には、内痔核にはジオン注射、外痔核には美容的な観点やおしりをきれいに拭きやすくするために皮膚のたるみ部位を切除するという、いわゆるコンビ療法を行います。これにより、日帰り手術で過不足のない手術が完成するのです。

ともあれ、なるべく切らずに、ということを今後より一層心掛けていきたいと考えています。

投稿者: 三本木クリニック

2023.03.30更新

さてもこの時期花粉症がひどくなってきましたねー。

どうやらそろそろヒノキでしょうか。車のボディにも黄砂か何かと一緒くたになって、何となく黄色い砂埃のようなものが積もっています。

雨上がりの晴れというのは急激に花粉が飛散するので堪えますわ。

 

ともあれ、月曜と水曜と、愛知池を回っています。火曜は近所のウォーキングでした。外に出回ると当然花粉症がひどくなります。

私の場合、内服だけでなく、点眼、点鼻を併用するのが一番良いと考えています。

 

さて、このところちょっと個人的に流行っているのは、古本を読むことです。古本自体はいまではアマゾン通販で簡単に購入できるので、それ以前から買って読んではいましたが、本屋にいって、新しいいま売っている本を買うことが、どうも、欲しい本が見当たらなくなってきているのです。

いま手元にある本は、映画評論家の荻昌弘さん(故人)の「男のだいどこ」という本と、TBSアナウンサーだった榎本勝起さん(故人)の「魅力人生爽快学」です。

荻さんのは1975年の文庫本で、榎さんのは1986年の新書です。

本というのは、映画などもそうかもしれませんが、すでに鬼籍に入っている人の本であっても、読んでいるうちは、あたかもその著者がまだ今も生きているような錯覚を覚えるものですね。文体がさすがに古すぎる場合にはさすがに時代を感じてしまいますが、、たとえば中村天風さんの本の場合、講演集だと口述筆記なので活き活きとした印象ですが、ご自身で記された著書だと、さすがに文体が明治生まれの人の感じがあります。

ともあれ、いまの時代、とくにコロナによって文化芸術が途絶えたようなこの数年はとくにですが、流行歌もなければ良書もでてこない印象があるのは私がたんに目にしていないだけだからでしょうかね。

昔の人で、本を書くような人というのは、やはり賢い人、という印象があります。いまではゴーストライターがあちこちで暗躍しているようですが、そのプロのライターの文章が必ずしも良いとは言い切れないのはあると思います。読みやすい文章ではあるのですが、結局著者そのものの個性がなければ、魅力は半減するのはあるでしょう。ただ一方で彼らの存在意義は確かにあって、要するに著者の考え方や行動が分かれば良いのだ、という割り切りであればそれで良いのかもしれません。読みやすい文章は楽に頭に入ってきますからね。

こうして昔の人を、ただ懐古趣味で追っかけているのではなく、いまの知識人よりもはるかに良識かつ博識であるということは言えるなあと、古本をほんのすこしでも旅してみるだけでも、垣間見ることができるかと思います。

いまは、昔ながらの古本屋は限られた場所にしかないでしょうし、ネットでもこうして購入できるのでいいのですが、実は普通の書店なんかでも古書格安コーナーなどを設けているところもあったりして、そういうところでは、ネットではできない探し方ができるのは楽しいと思います。そして安いですからねえ。

映画のDVDでも、すでにもう絶版になってしまったものが、いまのところではネットで買えるので、そこはありがたいと思いますね。ただ、今後電子媒体というのか、データでの販売、というのが主流になると、ちょっと疎遠になってしまうかもしれない自分もいたりします。。

レコードでもCDでも、いまや過去のものになってしまっていますが、こういうものに付随していたジャケット写真やイラストデザイン、そしてそのアルバムの解説文なども、一つの付録としては味わいぶかいものがありましたからね。

 

投稿者: 三本木クリニック

2023.03.27更新

桜が咲き始めたところで、お約束のような雨が続いてしまいましたが、例年こんなモンですね。

まだまだ満開時期は今週は維持できるんじゃないかと期待しています。

実は昨日の日曜は夜になれば晴れるという予想だったので、愛知池ランを待っていたのですが予定の夜7時になっても一向やむ気配ないということで、もうカッパ着用でランニングとしました。

これでこの週3回の愛知池ランニングと近所まわり2回の合計5回は運動しましたねー。

表題につけた、本気の、というのはどういう意味かというと、とかくストレスでの飲み食いがたたってしまって、最近はダイエットも本気で取り組まないとマズイという意味です。

ということで、医者だからダイエットに詳しいわけでもなんでもありませんが、ともかく自分なりにダイエットも加味していこうと、いうわけです。

3月も今週でとうとう終わります。

世間では相変わらずいろいろな意味で停滞している感が否めませんが、生命力燃やして突き進んでいくしかありません。

結局は、頑張るしかない、のです。

若いうちは生命力が強いので、勝手に生息できてしまうところがあり、さなかにあって、自己肯定感というのか、唯我独尊の気持ちが無い場合には破滅的な行動に突き進みやすい懸念がありますが、一方中高年はどうかというと、生命力があからさまに低下しますので、そこを心の問題としてどう支えるのか、ということがテーマになりシフトしていくわけですな、、。そういった実感をこの春に際して、あらためて感じるこのごろです。

「人生は虚無なり、ただ業績あるのみ」、という言葉は昔の文豪が述べたものだそうですが、シャーロックホームズの赤毛組合という面白い話の中でホームズ(というか作者のドイル)が紹介しています。

投稿者: 三本木クリニック

2023.03.23更新

愛知池にもずいぶん桜が咲き始めました。

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堤防からみた猿投方面は雲が遠近感を演出してます。

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3月もいよいよ下旬となりました。気負うことなく淡々と新しい年度を迎えることが、この時期ならではの変化に翻弄されないためには良かろうと思います。

 

投稿者: 三本木クリニック

2023.03.22更新

先週は岡本太郎展を見て、今週は二元展を見てきました。

畳一枚分かそれ以上ものサイズという大きなサイズの絵がずらっと並んでいて、もうかれこれ何度もこの会を見に来ているうちに、「またこの人はこの絵を描いているなあ」という作品がいくつかあるのに気づきます。

ほぼ同じような絵を2枚並べて展示させている画家も幾人かあって、その理由を他の人に尋ねてみると、「つまりは、前回出展したときからこれまでの間に2枚も描いたよ、という努力を発表したいのでしょうかなあ」という。

なかには実に90歳を超えてなお、という画家もあるということで、そのカラフルさからは年齢を感じさせない印象で、裏事情を知らなければ決してそうは思えない作品もあります。

訊けばこの二元展は、これまでいつもご招待いただいて観るばかりでしたが、実は私でも参加できるということなので、一度小作品などを描いてみようかなと思った次第です。

今回も招待していただいた画家さんは当院の患者さんで、毎回の力作を出展しつづける意欲と探究心には毎回感嘆させられます。好きなんでしょうね、よほどに。好きだからこそ続くし、続ければ続けるほどにその作家さんのなかでも熟成が深まるし、より良いものが出来上がる、という繰り返しなのでしょう。

昨日は祝日のためお休みでしたので、午後からはそういう余暇を活用できました。午前中には愛知池のランニングでしたが、どうもこのところは体が重くて重くて、なかなかまともに走れません。ホント、トボトボ走りという表現しかあてはまらない体態です。

されどもこれも芸術と同じく、積み重ね、繰り返しであります。仕事も生きることも、日々の積み重ねしかないのです。

投稿者: 三本木クリニック

2023.03.20更新

登れる灯台のスタンプをもらいに御前崎灯台に行きました。

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実は御前崎灯台登って観覧できたのはひさしぶりでした。というのも、秋冬の期間にもスタンプをもらいに3度ほど訪れたのですが、いずれも強風のため観覧受付を中止されていたのです。4度目のトライでした。

ひさびさにみるフレネルレンズは非常にシンプルに美しい。明治時代のものですよ。これが御前崎灯台の最大の魅力の1つといっても良いでしょう。

これは昨日、日曜の昼間に行ったものですが、この日は朝からクリニックのカルテ整理作業と、引き続いて裏の用水路の草刈りゴミの撤去(これが大変だった)と、家の車とバイクの洗車とワックスかけと、を行ったのちに、です。

先週の1週間では土曜を除いて毎日走るか歩くかしました。近所歩きまたは走りと、水曜は愛知池、日曜は愛知池と近所走りの2回走りました。毎月500gずつ体重をおとして10か月で5kg減を目指します。

土曜は老人ホームへの往診と、クルマのタイヤ交換作業のためディーラに往復し、なんだかんだでもう夕方になり、夕方からは付き合いでのささやかな飲み会でしたが、一週間というのは大変くたびれるものですね、。

ただ、そんな中でも運動をするということは、ことに体重を落とすことを目的とした場合には、必須なので、無茶せずに継続する、というスタンスが重要ですね。私の感覚では、週3回以上、30分以上の有酸素運動かつ1日2食程度に済ますダイエットで、やっと現状維持ですから、少しでも減らそうと思うと、それ以上の運動を行わないといけません。

 

 

 

投稿者: 三本木クリニック

2023.03.16更新

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毎日少しずつでも歩いたり走ったりすることが、結果的に心身を鍛えることになるのだろうと、つくづく思うこのごろです。

愛知池を週3でといえどもなかなかまとまった時間がとれない場合、例えば愛知池を2周しかできなさそうな週では、夜に近所の2kmとか3kmとか、の積み重ねでもほぼ毎日やれば、結果的に愛知池を3周以上回ったことになるでしょう。

昨日、水曜の午後は本来ならもっと早い明るい時間に走れるはずが、急きょ入った予定外の雑用などで、結局夕方になってしまいました。

投稿者: 三本木クリニック

2023.03.13更新

5月からの新型コロナワクチンの予約を受け付けます。

電話または受付に直接予約申し込みください。

接種日は土曜日となります。

 

投稿者: 三本木クリニック

2023.03.13更新

昨日の日曜はちょうど暑くもなく寒くもない曇り空でした。

かねてから気になっていた、クリニック裏の用水路のゴミを清掃し、パワースポットかと思われるほどに冬も枯れることのない用水路傍の激しい生命力の雑草の草刈作業を行いました。

これがまあ筋トレのような作業で、足場が悪いものだから、気をつけないとケガをするなあと思うほどの危険重労働です。

終わって片付け作業などしたらノドがカラカラになるほどでした。

先週から愛知池を3周する、と決めましたので、とはいえ、ウイークデイはなにやかやとバタバタしていたので近所のウォーキングやジョギングで短距離をこまめに実施し、愛知池としては月曜に1回と、日曜に2回走る形としました。近所の短距離は大体2kmちょっとありますのでそれを3回まわりましたので、合計するとまあまあかなと思います。

そんなことで思うことは、運動をしないで肥満になっていると、どうにも食事が美味しくないが、運動して痩せる努力をすると、食事が美味い、という、至極当然のことでした。

筋トレ的な運動だけではカロリー消費としてはなかなか時間をかけないと少なく終わってしまいますが、長い時間をかけて運動をする、そして有酸素運動をちゃんと取り入れる、というようにすれば、美味しい食事につながります。

先週は花粉症がひどかったですが、今朝の月曜日は昨夜から降り続けている雨が、空のもやもやを一掃してくれて、花粉症もちの人にとっては小休止の日となることでしょう。

気づけば3月も半分近くとなりました。4月からいろいろと新しい生活が始まる人も多いことでしょう。ボチボチと一つ一つ頑張りましょう。

 

 

投稿者: 三本木クリニック

2023.03.11更新

当院も開業15年目となり、これからさらに頑張らねばならないところではありますが、

こまかい手術や処置での視機能の酷使が、53歳の私にとって、なかなか厳しいものがありまして、さらには、昨今のデリケートかつ複雑な医療環境への対応で本質以外のことでエネルギーを浪費するという状況もあり、少しずつ働き方改革を始めようと思っています。

具体的には週3回の設定にしている、肛門疾患、鼠径ヘルニアの手術枠を週2に減らします。幸いニーズとのバランスがちょうど良い加減になっていますので、シフトしていきます。

他の美容処置や小手術の枠についても、これまでは患者さんの都合に応じて無理にでも予定を詰め込んだりしていましたが、そういうことは原則としてとりやめにします。

それでもかなり予定枠はたくさん用意しています。にもかかわらず、美容に関しての予約はかなり先にならないと確保できない状況です。貴重な予約枠ですので、無断で当日キャンセルされた方や、軽い理由での前日キャンセルや延期の要望をされる方に対しては、以後の処置の受け入れはしませんのでご留意願います。

 

 

投稿者: 三本木クリニック

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