昨日の日曜は休日診療所の担当日でした。
年末年始はコロナが猛威を振るっていたでしょうが、幸いこの日はずいぶん下火になっている印象でした。
インフルとコロナと半々、といったところ。ここ最近1週間ほどはずっと寒いでしょう。なので、皆さん外出を控えているんでしょう。それで結局伝染病は減るということはあるんじゃないかなと思います。
昨日も午前中雪がちらついているような1日ずっと寒い状況で、寒い中、患者さんは野外でドライブスルー式に検査を受けるという形でした。休日診療所でかれこれ数年いろいろやっているうち固まったルールなのでしょう。しかし寒いですよね。当然胸部診察などできやしません。発熱の患者さんがほとんどですから、野外でノド見て検査する、そういうやり方です。
昨年担当したときは、患者さんが待機している車の駐車場まで出向いて対応していたのですが、患者数が多くなったためいまの方式に変更となったのでしょう。そのあたりはやむを得ない状況があるんだと思いました。
ただ、外回りを担当していた看護婦さんは、普通の上下ナース服にガウンマスクフェイスシールドを被った状態で、雪降る風吹く寒い環境で午前だけで3時間、ほぼずっと外にいて対応していました。それもその一人が午前ずっと一人だけ外まわり担当して。窓開けた状態のままでドライブスルー診察するので室内にいても滅茶苦茶寒い(暖房など効きません)のに、外でずっと、って、、、。労働環境としては過酷すぎますね。でも献身的に対応している姿に感動し、頭が下がる思いでした。他の介助の看護師もかなり寒かったと思います。私も午前はほぼずっと立ちっぱなしでしたけど、看護師さんの苦労とは落差があります。
幸い午後に入ると患者さんはずいぶん減ったので、ときたま対応する程度で済んだようです。この日は午前と午後と看護師も医師も通常の倍人数いて、午前と午後で主従業務交替入れ替わりでやってましたのです。一緒に勤務したもう一人の医師は最近開業された先生でしたが、まだ若いのに非常に優秀な経歴をもち、コミュニケーション能力も高く、かつての同じころの自分と比べ内心落ち込んだりしました。ということで、午後は私はほぼ仕事ない状態で済みました。おかげで、、診察室にあったほとんどの教科書(小児科外来診療、診療と法律の本、日経メディカル)を読むことができました。また、精神科の薬が分かる本、という題名の本や、皮膚科アトラスの本も少し見直しました。この最後の2冊は以前にもここで見て、自分でも購入したので一通り読んだものでした。が、皮膚科アトラスの本については、しばらく見てなかったから、もう忘れてる内容がかなりあったりして、驚愕しました。また自分とこで復習しなければと。
なんとか無事に業務を終わり、土日も結局仕事やなんやらで忙しかったので、日曜の最後夕食は、1週間頑張った自分にご褒美ということで、餃子の王将に行ったのですが、、、日本で一番混んでるんじゃないか、というほどの盛況ぶりにまたまた驚きました。人手不足はしかしどこでもあるようで、調理が追い付かないので待合場所は超満員なのに客席はあえて空席がある状態にしてありました。これもまたなんだかなあと思いました。コロナの影響なんでしょうな。
土曜だったら餃子を食べるところでしたが、今回は五目あんかけラーメンだけにしました。なにせ動いてない1日だったから、腹が減らんのです。息子が家で友達と過ごしているようなので、彼らにテイクアウトして帰ったらずいぶん喜んでくれました。私はその後ウォーキングして終わりました。しかし寒いです。見上げるとオリオン座。
夜メールに気づいてみてみると、千葉の旧友2人から私の著書第三巻をアマゾンで購入してくれたとのこと。ありがとう。アマゾン分はほんの少ししか割り当ててないし、院内在庫も多数余っている状態でしたから、内容の良しあしは勘弁してもらうとしても本当にありがたいことです。その旧友は二人とも非常に優秀で第一線で活躍されています。そういう友に購入してもらうということの値打ちの高さよ。
さて、まだまだ今週も寒いのかな、、またボチボチと頑張りましょう。