院長BLOG

2022.08.29更新

昨日は日曜日、関東の天気が雨予想だったのですが、さほどの大雨もなかろうと予測して、

ひさびさのロングソロツーに

といっても風光明媚な景色を見にいく観光ではなく、

東京往復でした。

この日曜あたりから急に秋の気配を感じる気温と空の景色になりました。今年の夏は長く暑かった。とはいえまだまだ暑い日は出没するでしょうが、、、。

東京のとある古めかしい中華食堂にチャーラーセットを食しに、練馬区まで往復してきただけなのです。が、なかなかの運動と脳の冥想効果を得た気がします。

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古めかしい中華食堂(兼居酒屋)の風情が伝わってくる写真だと思いませんか?

このお店はマンションの1階のテナントですが、このマンション、築52年だとか、、凄い年月経ってまだまだ現役の分譲マンションということのようですから、多分このお店もそのころからあったんだろうなあ、と。老夫婦が頑張っていた。

東京はこういうお店がいっぱいあって、ラーメン屋も美味しいところが無数にあるのでしょう、ある人が言っていたけれど、「東京はお店が多いから毎日食べ歩きしてしまう」という気持ちが分かります。長く住んでるとあちこちいかなくなるのかも知れませんけどもね。

 

 

投稿者: 三本木クリニック

2022.08.27更新

近年ますます多様性の許容が広がっているこの世の中です。

マイノリティが理不尽に虐げられることが解放されるということにつながる多様性ならいいのですが、

多様性という名のもとに、単にわがまま勝手が許される、という形に誤解されて悪用されるのは良くないことと思います。

 

そのテーマを思うに、臨床現場では、この多様性と、高齢化社会の認知症患者さんやその家族の扱いとの関連で、悩まされるケースがときどき発生します。

見知らぬ人とのトラブルをしばしば起こすなどの人格障害を来たし始めた認知症初期の患者さんで、その人はご自身では現役時代と何も変わらない常識人だと自負しておられるのですが、実際には病状が進行しているというケースです。この患者さんではご自身が認知症の認識が皆無で、かつ、ご家族も何も意見を言えない家族環境であるため、こちらとしても認知症や人格障害への治療を開始できない状況でした。本来相談すべき精神科受診については自殺や殺傷沙汰の恐れでもない限りなかなか強制受診させられないという制約がありますので、あくまでも本人や家族が診断や治療を望まない限り、医療側はむやみに動けません。

それで、かなり気をつけて、ある種特別扱いというべき対応をしていたにもかかわらず、それでもある日突如として絶縁宣言をされてしまいました。診療行為や言動に問題があったのなら分かりますが、そういうことが一切なく、つまり、認知症の症状によるものでした。

認知症の患者さんの多くは自分自身が認知症であることを理解できていません。よって、ここで理論的にその患者さんの思い違いを指摘説明したとしても、とりつくしまがありません。結果として、残念ながらその患者さんとご家族とはお別れすることとなりました。

認知症患者さんとはいえ、この患者さんから言われたことに対して、その患者さんには言っても通じないので言いませんが、自分のなかでどうしても譲れない部分があったので、このブログは私の個人的な考えや思いを述べる場なので一言記述しておきます。

「初心を思い出して」との言葉をいただいたことについてです。その患者さんとは開院以来ずっと、というほどの付き合いはありませんので、おそらくその患者さんが最初に当院を利用しはじめたころのことを指しているのだと思いますが、その患者さんは私のそもそもの初心を知らないでしょうし、その患者さんが最初に当院を利用されたときの私自身のスタンスや、それより以前の開院時の初心と、今の医師としてのスタンスと比較するに、開院時のころよりも今の自分のほうが圧倒的に良い意味での初心をもっています。それはかれこれ何年も地元で診療を続けて、さまざまな患者さんとのやりとりを、莫大な症例数重ねて日々ブラッシュアップしつづけアップデートしつづけた結果の賜物です。

人格障害を伴う認知症患者さんには全人的医療と姿勢で臨むということはもちろん賛同する以外ないのですが、それでもやはり自分自身の医師としての初心を否定されることは、日々反省と成長と勉強をし続けている私としては、いくら認知症患者さんといえども、看過できません。もちろんご本人に主張したところで理解されないでしょうからわざわざ波風をたてることはしませんし、こちらのハラワタで何とか消化させることしかできないのですが、認知症だからといって、やっぱり、人として、どうなんだろうなあ、、と。全人的医療というのはその人のすべてを善として受け入れることと思うのですが、100%そういう受け入れができないということも実際にはあるわけです。

そしてこのエピソードは部外者は知らないことですし、わざわざここで記述しなければなんら知られることもない話ですが、

それでも私自身の全人的扱いを守るために、敢えて掘り起こしてみた次第です。

多様性の許容というテーマとすこし共通する面があるように思うのですが、どうでしょうかね、。

 

 

 

投稿者: 三本木クリニック

2022.08.25更新

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こちらは昭和の森の散策路の丘から猿投山をみたところです。このところ雨が続いていて、まるで梅雨のようですが、つかの間の晴れ間(厳しい暑さはありますが)ということで水曜の午後に散策してきました。

下の写真は緑化センターの芝生広場に向かう小道。

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開業して最初のころ、気持ちを癒しに何度もここを訪れました。最後にここに来たのはもうかれこれ6年ほど前だったかなあ。

 

切なくも懐かしい場所 です。(この先にある芝生広場のショート動画は三本木クリニックのユーチューブをご覧ください)

投稿者: 三本木クリニック

2022.08.22更新

先週末土日は雨と蒸し暑さと、1週間の疲労が蓄積し、大したことができず終わってしまいました。

土曜は曇天から雨となりグッタリ臥床、

日曜はカルテ整理仕事とランニング。この週はこれでなんとか4回ランニングとなりました。

午後からカンカン照りでしたけれど、かねてから気になっていた門前薬局さんの植栽の整頓作業をなんとか行いました。汗が噴き出してきて、作業終了後も止まらないほどでした。

体力があれば猿投登山でもと思っていた週末でしたが天候と体力の関係で断念。多少プチツーリングなどもしたかったのですが、暑さと時間の関係でこれも断念という、結果的にはわずかな収穫(作業)の土日と終わりました。

そういえばバイクのチェーンクリーン作業もしたっけか、、。まあそんな程度ですね、、。

どうもね、コロナの影響で、世間全体が停滞している印象が払しょくされません。仕事はというと、まあまあ忙しいですね、今年の8月は、、。かれこれ6月からずっと忙しさが続いている印象があります。

とはいえ、体調が悪いわけでは無いので、今週もボチボチと、きっちりとやりましょう。

投稿者: 三本木クリニック

2022.08.19更新

もう14年前のことになります。

あれは春ごろだったか、、当院の建設開始に際しての地鎮祭を私の家族と神職の人とで行いました。

そのころ娘と息子はまだ小さくて、いまから思うと何も分からずして一緒に過ごしてただろうし、いまももしかしてそのことを尋ねても覚えていないと言うでしょう。

あのころの私の、独立開業に向けての淡い期待と、大きな不安と、何とも言えない思い出の感覚がなぜだか急に今朝、頭に蘇ってきました。

子供というのは、親についていくしかないわけで、そういう意味では、いまとなっては良かったのかもしれないけれど、その当時やその後何年もの間、本当に苦労をかけたなあと、子供たち自身はあまり何とも思っていないのかもしれないけども、私からすると、申し訳なかったなあ、という気持ちが湧きあがってきます。

子供が小さいときというのは、いろいろなところに遊びに連れて行ってあげたり、親が不安定な状況を見せたりしないことが、親としては本来ならやってあげなければならないことなんだろうけれど、開業して以来、そういうことがあまりなくいまに至ってしまったことに、改めて悪かったなあ、と思ったりするんです。

とはいえ、働きバチだった私の父よりはまだいろいろ連れて行ったほうだとは思いますが、時代が違いますからね、、。開業して以来、運動会も見に行ってあげることができなくなりました。そしてそのまま子供らは小学校中学校と終わってしまいました。

そういう奮闘の日々がこの14年間になるわけです。

なぜこんなことを急に思い出したのかなあと考えると、

実は日進市のしんあいクリニックが閉院されました。

こちらのクリニックは私が開業するよりもずっと以前から診療されていたので、また、ホームページもありませんので、どこ大学出身で何が専門で、おいくつなのかも存じ上げず、話したこともなく、何度か医師会でお顔を見ただけという、ほとんど希薄な関係性ですが、小野院長先生のされたたくさんの胃がん検診のバリウム写真のダブルチェックを私が担当することが長らく慣例になっていたことが唯一のつながりでした。

例によって、医者は現場から退いたときに、よほどの有名な先生でもないかぎり、このネット時代ですら、おそらくは誰もその医者の功績を讃えるコメントが出されることはないのでしょう。それは、長年お世話になった患者さんとか、先輩や後輩とか、この先生のおかげで助かったという患者さんとか、そういう人たちでさえ、同様であろうと思います。

伝聞によれば開業なさったのが平成10年ごろだったということなので、かれこれ24年もの間、地域医療に貢献し続けたわけです。

胃がん検診のダブルチェックの縁、同じ日進市内でのクリニック仲間として、小野先生の長きにわたる地域貢献の労と功績を讃えたいと思います。

そういったこともあって、自分自身のこれまでとこの先を何となく考えてしまうんだろうなあという、この数日です。

投稿者: 三本木クリニック

2022.08.18更新

このところ蒸し暑かったり雨が多かったり、ゲリラ豪雨で災害レベルになる報道もある今年の夏です。

お盆も明けたというのに、なにかまるで台風のような雷雨が出没します。

昨日、水曜日の夜は走りはじめるときにはただ蒸し暑い、湿度100%やなあと思いながらの開始でしたが、1,2kmも走ったところで急に大粒の雨が降りはじめました。愛知池まで来たバイクとヘルメットがずぶ濡れになってしまいました。

そのこともあって、なるべく早く帰ろう、ということでずぶ濡れの夜ながら、51分でぐるり一周し、バケツ状態になったヘルメット(安いやつだからまだいいけれど)かぶって帰りました。さすがにこの日この時間は誰もいませんでしたね、、。まあ言ってみれば愛知池を独り占めしたようなものです。雨で暑くなかったからか、しんどさが楽でしたね、、。

それと別件ですが、いまグーグルマップの当院の表示が切り替わり途中です。それで閉業扱いになってしまっていますが、一時的なものですからよろしくお願いします。

また表示が再開されましたらまっさらな状態になりますので、好意的な評価だけ、宜しくお願いします。以前のブログにも書きましたが、何かしらの対処しないかぎり、SNSのコメントは永久に残ってしまいます。好意的なものは永遠に残ってもいいですが、そうでないものはそれを打ちこんだ人にもあまり良い予後をもたらさないためやめたほうが良いですので。私が思うに、こういうSNSとか便利なツールは大抵アメリカから入ってきますが、一種の侵略行為だと思っています。征服というのか占領できればこまかい欠点など無視してしまうのです。それに飼いならされた国というのも哀れなものだと思います。アメリカの歴史は建国200年だかその程度ですが、一番威張ってますね、、。

グーグルもそういうスタンスを背景に持つものだと思いますが、いかんせん現状に適応するしかないのが現実ですね、、。

雨雨の今日ですが、ボチボチ頑張りましょう。

 

投稿者: 三本木クリニック

2022.08.16更新

お盆休みを活用して、先週はランニング7回実行できました。

とにかく毎日蒸し暑いのでね、毎回汗ダクになるんですが、すぐには痩せません。でも少しずつ焦らず頑張ろうと思います。

2020年の1年間を振り返る作業、つまりブログ本第3巻の編集修正作業ですが、それもお盆休みに一気に片付けることができました。

本当なら初夏のころになんとか仕上げたかったのですが、何かしらと今になってしまいました。

その2020年を振り返ってみるに、ちょうどそのころに徐々に運動を始めたので、せいぜい愛知池を週に2回とかその程度しか走ってなかったのですよ。それに比べればいまはどうでしょう、平均で週4回は走ってますからね、まあまあ成長してるんじゃないかなと自負してます。

「人間、成功できるかどうかは分からないが、成長はできる」という名言を本で読んだことがあります。そうなんですよね。成功するしないは別として、人間は成長できるのは間違いないんですよ。

ともあれようやくブログ本最後の区切りとなる第3巻の作業を終えたということです。ちなみに第2巻はアマゾン限定でまだ販売しています。そして第1巻はいまはアマゾンでの販売は終わり、当院窓口でのみ残りを販売開始しております。再版はしませんので今ある分が終わったら終わりです。

お盆休みにやったことといえばもう一つ、近日中に予定されている、地域の公民館で発表する講演のスライドを作りました。テーマがかなり漠然としたもので、与えられたテーマが「かかりつけ医について」というんですよ。改めて勉強しながら、かかりつけ医ってなんだろうか、ということを考えながら、なんとかほぼ作り上げました。

今日からまた日常が始まります。お盆休みの間にコロナ感染などで病院に受診する人、受け入れる病院の人、お互いに大変だったことだろうと思います。お盆明けの今日はどうなるかな、分かりませんが、微力ながら当院もボチボチ頑張ろうと思います。

 

投稿者: 三本木クリニック

2022.08.15更新

「患者よがんと戦うな」などの著書で有名な放射線科医の近藤誠さんが73歳で虚血性心疾患で死去されたと報道がありました。

日本の男性の平均寿命が80歳という現代において、73歳というのは早いですね。

報道によれば、この人は健診を受けないポリシーだとのこと。医師でありながら、がんや生活習慣病の発見や治療をしないという生き方だったわけです。

この人の生き方を考えるに、医師の役割ってなんだろうかと思います。

たとえば総理大臣の職にありながら、国民の安全を確保しなかったり、国民の健康寿命を短くする政策をとったりする政治家がもし仮にいたとしたら、それはどうなんだろうか。そういう例えで考えたら、この近藤誠さんの言動は、医師としての自己否定に他ならないのではないかと、そう断定して差支えないのではないかと思います。

私のブログで常々書いているように、健診というものは70歳を過ぎてからが本当に重要性を増してくるんです。

「70まで生きれたからもう健診などはせず自然に病気になり自然に放置すればいい」というのは、良い捉え方をすれば勇気のある人だし、強い人だと思いますが、病気になる前にそういうことを語っていた人でも、実際に病気が判明するやいなや初めて後悔して、いきなり健康を意識した生活習慣にいまさら是正したり、ちょっとした体調変化におびえたりする事例を幾人もみてきた私からすれば、人間というものは、実際にはそこまで強い人は居ないのが現実というものです。

寒苦鳥という架空の鳥についての法話があります。この鳥は冬の寒い時期になると「夏のうちにいろいろと寒さ対策をしておけば良かった。寒いしエサもない」と嘆くのだけど、また春夏になるとその苦しさを忘れてしまい同じ後悔を繰り返すのです。いってみればイソップのアリとキリギリスのようなものですね。

どんな屈強な人間でも病気や不幸には弱いものです。そして、この近藤誠さんは、心筋梗塞を起こすことも事前に分かっていたうえで放置していたのなら大したもんだし、さりとて決してほめられた行為ではないけれども、個人の自由な生き方、いってみればセルフネグレクト死といってしまえば本望なんだろうと思いますが、医師でありながら放射線科医という専門の彼は、おそらく生活習慣病というものもあまりご存じなかったのではないかという可能性も否定できない気がします。

医師であり強烈なインフルエンサーであったこのアイドルドクターは、その言動により多くの病気の人々をミスリーディングしてきたことでしょうから、私は死者にムチ打つようなコメントを個人的なブログの場といえども残さざるを得ないと考えます。

拡大廓清手術や抗がん剤治療を徹底的にやるという、がんをやっつけることだけを是とする一辺倒の癌治療が極端でよろしくないということは、すでに現代では近藤誠さんがあれこれいう以前に判明しているのが最新のがん治療です。もう十分エビデンスがでているのです。個人個人の患者に応じたオーダーメイド治療はすでに確立しているのです。ネグレクトであれ、闘うばかりであれ、いずれも極端はいけないのだ、ということが真理なのであって、まるですべてのがん治療や予防医療が悪であるなどと誤解をあたえるプロパガンダを繰り返した罪は軽くないと私は思います。

医者の看板を持っている以上、それは心得ておかなければならなかったということです。

結果として彼は73歳という若さで、しかも生活習慣病による死亡ですから、普通に治療したり生活改善したりすればまだまだ何年も生きられたことでしょう。にもかかわらずその年齢で死去したということは、何を意味するか。

私としてはこれ以上新たな彼の新書が出されなくなることに期待しています。悩めるがん患者を地獄行きの迷路にいざなう啓蒙活動はこれで終わりにしてもらいたいからです。自殺する自由もある世の中ですから、中途半端な医者作家にいちいち教わらなくとも、治療や検査を拒否する思想の人は端っから病院には関わらないものです。彼のやっていたことは一種の宗教活動ですから、思想的後継者が出てくる可能性は少なくないとは思いますけれども、、。

逆に、医者は医者で、患者に自分の価値観を押し付けすぎないようにするという謙虚さももたねばならない、というのも時代として正しいわけで、近藤誠さんは本当はそういうことを言いたかったのかもしれませんが、論調が極端だからとてもそうは思えませんでしたね、、。

73歳で突然死する、ということ、しかもそれが放射線科医という、実地臨床とは離れた立場の専門とはいえ、とりあえずは医師であったということ、その結果がいろいろなことを物語っていると思います。

投稿者: 三本木クリニック

2022.08.14更新

週4回程度しかランニングできなかったここ1,2か月の私です。

先週も4回しか走れなかったので、今週はお盆休みや祝日を利用して、どうやら6回以上ランニングを達成できそうです。あくまでも無理はしない、というスタンスですが、蒸し暑いなか、汗でビッタビタになるランニングはなかなかの消耗というか、エネルギー消費効果も高いのではないかと期待しています。

とはいえ、やせるかというと、水分もとるようにしているからか、体重はなかなか減りません。ということはどういうことかというと、食事量、カロリーのダイエットもしなければならない、ということでしょう。

食べ過ぎもしんどさの元になりますからね、、。ランニングをするにもフルストマックの状態だと、しんどい上になにか必要以上に内臓や心臓に負荷をかけるような気がしますので、結局は腹八分目を心掛ける、ということになります。

お盆休みなどは実家めぐりや雑用などしているうちにもうすぐに終わってしまいます。今年のお盆は雨がちなので、レジャーにでかけるというのもちょっと違うし、なにより日にちが短すぎますね。お盆はお盆らしく過ごすことがやはり理にかなっているのだろうと、個人的には思います。山や川に遊びに行ってまで行列に並びたくないですし。ことに山の行列などでは、それですれ違うときに誤って転落ということもあるようですので、まあそこまでして登山するのもお盆は違うだろうよ、、というのが私の個人的な意見ですね。

そんなとこいかなくても自宅付近ですぐに簡単にできるジョギングや散歩がまずは一番手っ取り早く効果的だということを、これまでのブログでも何度も述べている通りです。

投稿者: 三本木クリニック

2022.08.14更新

今年は梅雨からこの8月までずっと、蒸し暑い日が多いせいでしょうか、湿疹、じんましんといった、かゆみを発する疾患が多い印象があります。

かくいう私自身が花粉症だったり蚊などの刺し虫に対するアレルギー反応が強くでる体質で、虫刺されなどでは外用剤ではすぐには効果がでなくて内服を併用することがたびたびあります。この体質は年齢とともに緩和してくるかと期待していたのに、なんだかますます増長している印象があります。

当院に来られる患者さんでも、単なる虫刺され程度というよりは、「市販薬で対応していたけど改善しないから」来院されるというケースが多いようです。

じんましんのような、急に発生してしかも症状がひどい場合には注射や点滴治療を施すことも多々あります。それは何故かというと、痒さのストレスというのは、痛みと同様、かなりのストレスだからです。ちなみに、悪心吐き気のストレスもかなり辛いものがありますね。それらの場合にも、程度によりけりですが点滴や注射療法を施すことがあります。

痒さに関して言えば、湿疹や虫刺されについては外用剤が基本ではありますが、程度によっては内服治療を是非お勧めしたいです。つまり内科的治療ですね。

ことに、夜寝入りのころに痒くて眠れないとか、寝てるときに痒さで目が覚めるなどという場合には、内服薬の併用により安眠が得られます。

睡眠の重要性はわざわざここで強調する必要はないでしょうが、それを妨げるかゆさなどというものは、一刻も早く解決したほうが良いに決まっています。

まだまだ暑い日が続きそうです。「暑さ寒さも彼岸まで」といいますから、お盆明けからは朝晩の時間帯から徐々に涼しくなってくるとは思いますが、湿度だけはまだまだダラダラ続きそうな予感。「今年は梅雨が長引きます」と春ごろに天気予報で言われていたのはこういう湿度の高い日が長く続くという意味に帰結しそうです。

 

投稿者: 三本木クリニック

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