院長BLOG

2022.07.30更新

昨夜は新月の夜で、愛知池を1周していると空には雲があまりないので、よくよく目を凝らしてみると、なんと、南の空にさそり座が見えました。オリオン座よりも大きいんですね! 思えば、小学校以来になるだろうか、さそり座を認識できたのは、、。それだけ世の中(の照明)が明るくなったということか、、。

そして北側には、上下がひっくり返った形になった北斗七星。そこからたどって何とか見える北極星。それを間に置いて、北斗七星とだいたい反対側にあるのがカシオペア。Wの文字になるには1つだけがどうしても見えづらい感じですが、まさにカシオペアです。北斗七星と北極星とカシオペアのトリオは、東邦高校グラウンドの手前あたり、噴水小屋付近が一番見やすい場所です。

この日はホタルをかなり意識し探しながら歩いたので、位置がバラバラながら、メスのホタルが草むらに合計3,4匹確認できました。飛ぶオスはもう今年は見られないかな。メスはかなり秋ごろまで居ると思います。昨年がそうでしたからね。

このように、夜の愛知池では、(蜘蛛の糸がまとわりつくのが難点ですが、それを除けば)ときとして、こういったいろいろな夜空の贈り物を頂けます。

先週末だと、愛知池の中では一番気持ちの良い風が吹く、堤防土手のところから、刈谷や豊田方面で遠くに花火が垣間見えました。昼間は暑すぎて熱中症になる危険があるけども涼しい夜にはいろいろな風流を味わえます。

 

投稿者: 三本木クリニック

2022.07.28更新

昨日は水曜日で、午後に草取り作業を行いました。

ほんのちょっとの面積だというのに、どうしてこんなに大変なのか?

汗は全身からダラダラでてくるし、立ち上がるとクラクラ立ちくらみ。

おそらく昨日は朝から消耗していたのを自覚していたので、疲労が背景にあったと思います。気持ちと体との年齢のギャップが激しいからこういうことになるのです。

こういうすき間をどうやってツジツマ合わせるのか、が、病気回避のために必要なんだよなあと思いました。

夏場は適度にエアコンを使用しないと、寝ていても消耗しますから、扇風機だけでは脱水になるし、窓開けていても涼しくないうえに朝方の外気はノドに悪いです。エアコンも明け方手前には切れるようにタイマーしておかないと、風邪ひいてしまいます。とはいえ、寝入りの1時間だけでは夜間の熱中症のリスクが残ります。

最新の住宅では断熱壁が優秀だろうから機密性も良いし夜中の熱中症なんて余裕で回避できるんでしょうね、、、。

とにかく、もうこの日はランニングなどできずに終わってしまいました。夜涼しい時間のバイクすら乗る気力がなかった。とにかく休養。

コロナウイルスもまたさらにどんどん変異していって蔓延して、濃厚接触者ゆえ余儀なく仕事を休まざるを得ない人も少なくないでしょうが、それで実はいいんじゃないかと思うこのごろの暑さです。

投稿者: 三本木クリニック

2022.07.27更新

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皆様にご迷惑をおかけしています、ツバメたちです。

あと1週間ほどで巣立ちとなると思われます。大変お見苦しい思いをさせてしまい申し訳ありませんが、宜しくお願いいたします。

昨日終業後に業者の方が「すごいですね」と感想を述べられていましたが、当事者としては、もう開院以来毎年、つまり14回目のツバメの面倒を見ている訳で、、排除のしようもないのです。今年については2回目の営巣ですからね、、。ときにこういうダブルヘッダー?の年もあります。

投稿者: 三本木クリニック

2022.07.25更新

先週1週間では、その前の週4回しか有酸素運動できなかったことを反省して、愛知池5周と、近所1周と、猿投登山で計7回の有酸素運動を行いました。

猿投ではまあ暑いことで、かつ日曜に行きましたので、人出もそれなりに多く(とはいえ登山入口では6月から相変わらずバリケードされている)、さらに私的には2か月近くぶりということもあってかなりゆっくりと往復してきました。山頂付近ともなると空気が涼しくなりますが、それ以下の高さでは普通に暑い。山道は木陰が殆どなのでそこはまだマシなのかもしれません。

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猿投山頂は北西の(?)方角しか展望がないのでそこが残念ポイントですが、恵那山の山頂の、苦労したのに眺望皆無の虚しさよりはマシか。

 

投稿者: 三本木クリニック

2022.07.22更新

先週末から急激にコロナ罹患者が増えてきているようです。

当院では有症状のコロナ患者さんについては通常に診療を受けいれ、必要に応じて検査(迅速抗原検査)、対症療法をしております。

実際、ワクチンをほとんど打っていない世代の小学校から中学生くらいまでの子供さんを核として感染が拡大している印象があります。

当院は地域柄ということもあってか、おそらく名古屋寄りの院所や住宅密集地のようには、感染者数は多くありませんが、さすがに多少は受診されます。ただ、ピークはおそらく近日中に通り過ぎるのではないかと推察しているところです。はたしてどうなりますか、、、。

発熱の状態や重症度については、やはりワクチン未接種群で悪い印象があるのは、すでにエビデンスがでている通りですが、小学校低学年以下の子供さんたちはまず罹患しにくくかつ重症化しないので、心臓疾患などのリスクがないならば、よほど心配は無いようにも思います。

若いメタボ体型の男性などでは、ワクチン未接種、肥満、未治療高血圧、脂質異常症といったリスクがあれば、確率はかなり低いながらもいまだに死亡する例があるようですので、いまさらながらワクチンのありがたみを認識しています。

我々医療従事者も4回目のワクチンを接種する方針となり、接種券待ちとなっています。さらに秋には5回目の接種?とかいう報道もでてきましたので、いまとなってはもう古い型のワクチンでどこまで効くのか、そして集団免疫が完成したのちに、まだ敢えて繰り返し接種する必要があるのか、いろいろ議論はあるとは思いますが、今後の方向性を見守るしかありません。

当院に来られるコロナ罹患患者さんは多くはありませんが、基本的に皆さんケロっとしていることが多いです。インフルエンザとはちょっと印象が違いますね。

そして、10日間の休業を余儀なくされて、かつ、同居家族の濃厚接触者は7日間の休業となります。サラリーマンにとっては、いってみれば休養する良い機会になるんじゃないかなあと、いい意味でとらえることもアリなんじゃないでしょうか。パートやアルバイトの人や個人事業者さんは大変でしょうけれども、、。

いまはアルバイトも人手不足なところが多いと聞きます。飲食店などサービスを受けたい需要はあるが供給が足りなくて、結果としてブラック職場となりやすい傾向があるように思います。当院もこのところやや忙しい印象がありますので、職員には叱咤激励しつつ、内心は大変に感謝しています。

各々人ができる範囲には、それぞれキャパというものがありますので、当院でも電話の対応ができない場合が多々あります。直接来院された患者さんには適切に対応しますが、電話での問い合わせだけというのには、対応しきれないこともあります。そのあたりは目の前の患者さんを第一優先としている以上、仕方がないと思っています。幸いなことにほとんどのコロナ罹患者は瞬間的な発熱、せいぜい高熱がでても1日かそこら、微熱が多少数日あるかな程度で、かつ、熱の割に元気で、随伴症状も大したことがないですね、、。だからといって侮れませんけれどもね、、どこで急変するか分からないよという意識も一応維持しておくべきではありますからね、、。

いずれにせよ、学生さんの多くは夏休みに入りましたので、人の流れも減ることでしょうから、今後ある程度急激に落ち着いていくのではないかなあと期待している次第です。

 

投稿者: 三本木クリニック

2022.07.19更新

梅雨というよりも、むしろ大雨が全国で波状攻撃のように続いているこのごろです。

連休もつかの間の晴れというのか、曇りがちで、ときおり雨がパラつくような天気でした。

しかしそんな中、雨の合間をうまく活用して、超蒸し暑いけども、愛知池をジョギングするのです。

このところ、雨続きだとか暑さがキツイだとか、そういうことを理由にして、ついついゴロゴロして食べてばかりということはないでしょうか。

ストレスが世の中全体に蔓延しているし、コロナがそれこそ蔓延しているということで、家にこもりがちで運動がどんどん遠ざかってはいないでしょうか。

それで夏太りしている人もちらほらいます。かくいう私がストレス食いでした。そして先週は4日しか走れませんでした。

それでということもあって、この休み中は、雨の降っていないタイミングで歩いたり、愛知池をダブルでジョギングしたりして、なんだかんだとずいぶん汗をかきました。できれば登山をしたかったのですが、この雨の合間では地盤も緩くぬかるんでいるだろうから、そこは後日に回すこととしたのです。

梅雨の戻りが長引きそうな気配もありますが、連休も終わりました。コツコツと1日1日、ボチボチと頑張りましょう。

投稿者: 三本木クリニック

2022.07.14更新

先週も合計6回、ウォーキングかジョギングか、しております。

今週も継続しておりますが、水曜午後夕方近くのジョギングは、もう夕方なのにまだまだかなり暑くて、終わったあとしばらく軽い頭痛が続きました。血圧は正常なのでやはり暑さによる影響なんだろうなあ、と思います。

涼しい時間帯じゃないとやっぱり走るのは危険ですね。アスリートの人や若い人なら大丈夫なんだろうけど、一般中年は気をつけないと、こんな程度の運動ですら危険な面があるわけです。

まだまだ夏本番はこれからでしょう。コロナ感染も選挙などの影響もあってか、罹患者数が増えてきてしまいました。症状はというと、ほとんどは軽症なんですけどね、、メタボ体型の高血圧放置の人や、心臓や肺にリスク持病のある人は、やはり侮れませんね。

持病のある人や高齢者の人で、コロナワクチン4回目をどうしようかと相談する人がありますが、こういう場合、大体ご本人は結論をすでに持っていて、こちらがいう考えとご本人がひそかに思っている考えとが一致すると安心するが、意見が相違する場合には、結局ご本人の考えを優先されることがほとんどです。

健康診断やがん検診についても同様ですね。

多様性を重視する現代社会においては、医療側が教科書的な対応をお勧めしても、実際に行動するかどうかは本人の自由です。

70歳過ぎて運動訓練もたいしてせずに、高難度の登山や海川のレジャーで遭難死亡する事例が多い今年ですが、客観的にみて自殺行為であることを選択するのも個人の自由という大義名分の下の行動です。

自殺を意図的に実行することも自由というやつなのでしょう。このことだけは医者としても、霊的な意味からも決して認容出来かねますが、本人の自由なのでしょう。自殺は殺人と同じことですが、他人を殺すことも自由という世の中になりはしないだろうかという懸念もあります。自由とは本来そういう意味で振りかざす旗ではないのです。

がん検診を怠る、または拒否するのも自由ですが、医者として思うに、それはやんわりと自殺したい自由を選択しているような気がします。アルコール依存症患者が断酒治療を拒否することと同様です。検診を拒否したり怠ることは、あとで手遅れになったときに本人が後悔することが多いのをさんざん見てきているので、拒否されるとこちらは困惑しますけど、それも本人の自由意思ですので仕方ない。

このように考えると、どこまでが自殺でどこまでが自然死なのかの線引きは、なかなか難しい、というところに行きつきます。物事というものは大概そんなものでしょう。明確なラインというのは無いことのほうが多いのです。

そういった中で、全人的医療とはいったい何なんだろうか、と思いながら、健診業務を日々とり扱っています。健診で明らかに要治療の結果がでて、そう説明しても、とりあえず、と、治療拒否されるケースもありますからね。

運動の頑張りすぎ、仕事の頑張りすぎで命を落とすのも、その原因となる物事に対する殉死、という解釈もできます。何事もボチボチほどほどの中道を歩く、ということが結局は自他共に最善な生き方なのではないか、というのが、私なりの当面の結論です。

投稿者: 三本木クリニック

2022.07.10更新

土曜は午後2時から午後6時まで4時間にわたり、かかりつけ医としての認知症研修を受けてきました。

高齢化により認知症患者がどんどん増えてきて、もう、社会全体がなんとなく認知症、という世界が近い将来には迫ってきています。そういった中、実は認知症の診療というのは、かなりいろいろな意味で難しい面があります。

ついつい忙しい状況だと認知症患者さんにじっくり対応することができないというのが実地臨床の現状だろうと思います。また、家族との相談や社会的ツールの活用や専門医への紹介、介護保険の対応など、疾患にまつわるいろいろな対応を要します。最も重要なことは、なにより認知症患者さんの人間性にいかに寄り添うことができるか、という医療者のスタンスです。今回の研修でも、寄り添う診療や協力ということがいかにまだまだ不足しているか、ということを教えてもらいました。いかに全人的医療を提供するか。それがどの疾患であっても重要なことには変わりありません。忙しさに打ち勝ってそういうスタンスを高めていこうと思います。

こういうことを常々に機会あるたびに勉強して、少しずつでも積み重ねていくことが、まずは重要なのだということも、改めて感じました。

認知症に限らずですが、当院では、いままた再燃傾向にあるコロナ感染症や、そのコロナウイルス含めた地域の人たちのためのさまざまな種類の予防接種業務、そしてこの時期に日々行なっている健診業務も承っていると同時に、一般臨床を幅広い分野にわたり提供しています。

小児科全般、内科では呼吸器、消化器、糖尿病、代謝疾患、内分泌疾患、循環器疾患など多岐にわたり対応し、がん検診や、がんの術前術後の病診連携も行ないます。また、日常によくある外科や皮膚科の疾患に対して処置や手術も行なっています。整形外科的な一次診療も引き受けております。

日帰りの鼡径ヘルニア手術、肛門疾患手術も対応しております。イボ痔の治療ではALTA療法(ジオン注射)だけならば行うクリニックもある程度はありますが、切除を要する症例にも日帰りできっちり根治できる技術を有しているクリニックは決して多くありません。当院ではそれらに完全対応しております。

肛門疾患では根治術の担い手が比較的少ない、痔ろうの根治術も、当院では日帰り手術で対応できます。日帰りで痔ろう根治術を行える施設はかなり少ないと思います。当院での痔ろう根治術での根治率は100%です。再発や難治例でも病態に応じた治療を選択実施することで、完治して通院不要な状態にもっていくことができています。

美容関係の処置も毎月100件以上をコンスタントに行なっており、そしてそれがまた相当に気軽に受けられる費用でサービス提供しています。

我ながら本当にいろいろなことをしていると思います。なおかつ各々の診断や治療についてはきっちりと対応する、ということをベースにしており、器用貧乏といった低レベルのことはしておりません。

土日や夜も勉強会や講演会や研修や主要学会にも参加しつづけています。このところコロナの悪性度が下がった状況もあり、徐々に勉強会の開催頻度が増えてきており、スケジュールが許すかぎりどんどん勉強を積み重ねていきます。

当院はそういう診療所です。

そして日曜の今日はというと、がん治療認定医の資格更新作業をしました。診療所でもがん患者さんが検診や術後診療を受けられるのだということのための資格更新です。この資格の継続には、所定のレベル以上のがん診療経験を継続的に積み重ねていることが必要です。当院はその基準を診療所ではありますがきっちりクリアしております。

投稿者: 三本木クリニック

2022.07.08更新

暑いとか雨だとかありますが、そんな中でも、私は無理のない範囲で、結果的には週5くらいで愛知池1周などの有酸素運動をしています。筋トレも無理しない程度の内容を毎日行なっています。

コロナの影響で外出や運動を控えてしまった結果、コロナ肥満となってしまっている人が増えた印象があります。

おなかがでてしまった場合には、腹筋をしてもあまり意味がなくて、週3回以上、30分以上の有酸素運動を続けることが先決です。

最近は運動の効果がどんどん明らかになってきています。真夏などは気温が高すぎる時間を避けて涼しい早朝や夜を活用しての有酸素運動で発汗を促すようにすることがすべての面での健康に寄与します。

投稿者: 三本木クリニック

2022.07.08更新

もともと大医中医小医というのは中国の古典からの引用で、

大医は国を治す

中医は人を治す

小医は病を治す

というものだそうです。

上中下で表現する場合もあるようです。初出がどこにあるのかはちょっと調べようがないように思うので調べてませんが、ともあれそういう意味のようです。

つまり、医者をランク付けするたとえではない、のですね。

大医は政治家や王を指すでしょうし、中医は教育者や宗教家を指すでしょうし、小医はいわゆる医者を指すと思います。

ですので、ノーベル賞をとった医者が大医で、大学教授が中医(これはある意味当たっていますが)で、一般臨床医が小医、というのは間違った解釈だったのでした。

いまの時代に合わせて考えれば、世界はグローバルになっているので、一国の狭いナショナリズムでなくて、本当なら、大医は世界を治す、というレベルの指導者がどんどんでてこなければならないと思います。それが観音様や菩薩といった存在なのだろうと思います。

 

投稿者: 三本木クリニック

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