院長BLOG

2022.06.04更新

当院では肛門疾患の手術を日帰り手術、眠る麻酔にて行っています。

これまでの当院での実績では、肛門疾患で他院へ紹介したことはありません。すべて当院で解決してきました。すべて日帰り手術です。

その理由は、病態を理解した治療手術を行うからです。日帰り手術でも小さい侵襲度で入院手術とそん色ない結果を出しているのは、病態を理解して、必要最小限の術式をデザインできるからです。

肛門手術で、画一的な入院、脊髄麻酔、傷痕が残る大きな侵襲手術というのはもうすでに時代遅れの状態となっています。肛門専門病院でも近年はどんどん日帰りクリニックに転向されているのが主流です。

手術翌日から仕事に復帰できる当院の手術の利点について、詳細は肛門手術のページをご覧ください。

投稿者: 三本木クリニック

2022.06.04更新

6月に入りましたので、高齢者を主とした住民健康診断(特定健診、がん検診)が始まりました。

コロナ下で過去2年ほど健診をまともに受けられていない方も少なくないと思います。

当院ではオプションとして、通常のがん検診では行なわない肝臓や膵臓や腎臓の超音波画像検査(エコー)を推奨しております。乳腺のエコー健診も可能です。

胃カメラは最新の細径内視鏡にアップグレードしております。画像解像度が向上し、胃がんや食道がんの早期発見に有効です。

がん検診は、いまのような長寿高齢化時代では、70歳代からが本番となります。毎年一度の健診を是非受けましょう。

投稿者: 三本木クリニック

2022.06.02更新

毎日勉強とか仕事とか、人間は前に進まないと基本的には気が済まない生物で、それは人間に限らずほとんどの生物はそういう風にできているわけですが、人間の場合には自給自足ではないので仕事を分担して各々が専門職として機能してるのがいわゆる仕事というやつですね。

ときとしてルーティンワークや新しいプロジェクトなどが嫌になってしまうこともあるでしょう。成果がすぐになどとてもじゃないが出ない場合もあるし、企業体が大きい場合には、自分の就職人生を30年だか40年だか費やしても完結せずに終わるなんてことも事業によってはあるだろうと思います。

そういう、まあ、嫌になってしまう、という状況は人生では本当に多いものですが、そういうことが実は使命だったりする、という話です。

こんなことは、調子がいいときにしか思えないことであって、実際そういうどん底状態にあっては、とてもそんな風には思えないことだろうと思います。

ただ、最近読んだ本で、田坂広志さんという人の本があるのですが、そこに書かれていたこととして、自分が成長したなあと振り返ったとき、その理由というのは苦労や困難の日々を経験し克服し乗り越えたことではなかったか?ということなんですね。そうだ、そういえばそうだわと思いました。

とはいえ成果も成功もないままに終わってしまって、ということもあるでしょうが、そういう苦労経験は、あとになって、別の形や舞台で生きてくるというのは真実なんだろうと思います。

田坂さんの本に書かれていたことで、大変興味深かった箇所がありまして、それは、無意識のネガティブな想念を浄化する技法、というもので、そこには大きく3つの技法が記されていたのですが、その第一に記載されていたことが、「自然の偉大な浄化力にゆだねる」というものです。

いわく、自然には、無意識の世界を浄化する偉大な力がある、と。単に、自然の中に身を浸すだけ、という簡単な話なんですけれどもね。

精神科の医学論文では、週に5時間以上、自然の中で過ごすことが精神安定のためには有意に有効であった、というものがあるそうですが、私の場合には、その度合いが5時間程度ではすまないようなほどではないかと思いますし、実際には愛知池もそうですし、毎月のように行く猿投山だったり、キャンプだったり森林の神社仏閣だったり、そういうところの自然に身を置くことがかなり重要なスタンスだと感じています。

いまさらながらですが、医者の仕事は、病人の心身のネガティブなことを受け止めて浄化する面が多々あります。相撲の稽古に例えると、一旦相手の体当たりを受け止めて、そこから流す、というイメージです。ですので、受け止め側にも相当の力がないと受けきれません。

それゆえにかもしれません、若いころにはあまりなんとも思わなかったことが、年齢とともに、何かしらの力を借りないと難しくなってきたと思いますし、実際には昔よりもいろいろと業務が増えているのは否めませんので仕事量も増えているのは間違いありませんので尚更です。

まあ、それで、ということもあって、本当ならば5月にも定例猿投登山に行きたかったのですが、何とギリギリ行けずに終わってしまったのです。別に義務にしているわけではないんですが、6月に入ってしまったことが、何とも自分なりに残念で、結局6月1日になってしまいましたが、夕方近くからなんとか登山してきました。この時期は日が長いので下山時にも全然暗くなかったので良かったです。

平日の夕方ごろだとさすがに土日の混雑のようなことはなく、ご覧のとおり、山頂には誰もいませんでした。一人だけランニングであっけなく上り下りした青年が一瞬通り過ぎました。他は途中すれ違ったのは数組だけでしたね、、。

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投稿者: 三本木クリニック

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