2017年の11月初旬に一人ででかけたことがある神島です。
伊良湖水道という海の難所に近い場所にある離島です。
神島の名前の由来は、伊勢神宮の沖にあるからだとか、諸説あるようですが、どうでしょうか、、島の高台には八代神社という社があり、そこは三島由紀夫が「潮騒」のなかで、「最も美しい景色がみられる場所」と紹介しています。
以前訪れた時にもずいぶん癒された感が得られましたが、今回は友人と泊りで、お互い仕事が忙しく疲労蓄積しているなか、この秋一番の冷え込み日となる土日でのおでかけとなりました。
行きはもう着いたら夕方真っ暗状態で、翌朝になってから島一周の散策をしましたが、これが癒される。ゆっくり歩いて1時間ちょっとの運動というかちょっとした山歩きで汗ダクダク。
いまは公開していないですが、以前の2017年のブログにも書いたと思いますが、三島由紀夫の「潮騒」の文章と、映画のシーンの写真などがポイントポイントでしっかり紹介されており、八代神社から、灯台、監的哨、カルスト地形の海岸、といった場所を巡り戻ってきます。
神島灯台は明治時代に建てられた貴重な灯台で、フレネルレンズだそうです。夜に見に来なくてはならないのにすっかり忘れてました。なんせ寒くて。
灯台付近からの見晴らしです。
ここからちょっと視線を左側つまり東に振ると実はすぐ近くに伊良湖岬があります。この狭い海の通り道が伊良湖水道というわけです。
この土日の神島は風が強かったが、しずかな島で、厳しい自然の中にある島ながら、今回も大変癒されました。
車でいけば楽なんですけどね、、バイクだから大変。寒すぎて高速でも平均時速80キロというノロノロ走行だったからもう往復の時間が長いことかかりますね。伊勢神社とか鳥羽や伊勢の〇〇ドライブウェイとか夫婦岩とか、いろいろいいところはあるんだろうけども、一切立ち寄る余裕なし(笑)。
ちなみにこの神島、宿泊でもしないことには、食べ物には基本ありつけません。コーヒーでも飲みたければ船着き場付近にある数か所の自販機だけしかありませんからご注意を。そのあたり、答志島や日間賀島とかとは違う聖域のような島です。船も限られた本数しか行き来していませんので、強制的に時間を贅沢に使う形になります。