院長BLOG

2021.08.14更新

とうだい

以前から色を替えようと思っていました。ようやく下手ながら塗り終えました。

まとまった休みのときでないととてもできない作業です

投稿者: 三本木クリニック

2021.08.14更新

ワールドニュースを見ると、世界中でデルタ株が猛威をふるっているようです。

日本でも、すでにワクチンを終了した高齢者は罹患せず、罹患する多くは50代以下の若年層、ことに30代主体にシフトしているようです。そしてその中でも潜在的な持病があるとか肥満とか、何らかの要因リスクを有する患者さんが重症化している模様。

そして、このデルタ株は、現状が示すとおり、どうやら従来型の新型コロナよりも5倍の伝染性をもっているということで、感染者も5倍ほど、かつ重症者の数もそれに準じて当然過去最高人数となっている、という報道です。

現在のコロナウイルスの8割はデルタ株らしい、ということですから、感染者数の割に重症者数が確率的には少ないのは単にその患者さんの年齢が若いから、というだけのことのようです。

これまでの従来型ウイルスだと、高齢者専門に罹患する印象がありましたが、変異デルタ株は全然違いますね。そして、ワクチンを終えた高齢者の罹患例がほとんど報道されないということを見ると、それはワクチンの効果があるのだということになります。

20歳未満の人たちにまでワクチンを接種するのは副作用の面でどうかな、と、以前は思っていた私ですが、どうやら若い人でもそろそろワクチン接種が広まりつつあるし、その割には重篤な副反応という報道はほとんどありません。したがって、12歳以上ならば接種しておいたほうが無難だ、というように、考えが変わっています。それが、デルタ株による影響です。

私が言うまでもなく、世間ではもう既にそういう流れになっていて、だからこそ、連日ワクチンの接種場所を探す電話が鳴りやまないわけです。変異株には100%有効かというとそうでもないようですが、それでも現状の高齢者の罹患なし状態を鑑みるに、相当有効であることは間違いないでしょう。

当院では、ワクチン接種後の翌日を安静にしてもらいたいためと、ワクチンの性質(一度調整したら5,6時間以内に使い切らなければならない/6人分で1バイアル)の問題などにより、土曜日の昼からしか実施しておりません。土曜でなくても構わない、という、たとえば夏休み期間の学生とかの場合ならば、集団接種会場での接種が一番予約枠を確保しやすいだろうと思います。

かくいう私も、明日15日に長久手市の要請に応じ、集団接種会場での仕事に入ります。1日仕事となります。おそらくは1か月前の時点の予想を裏切るような大勢の人たちが接種しにくるだろうと思います。

このところ暗いニュースばかりでどうにもなんともいえません。世界中がヒステリー、不安神経症、被害妄想、誰かを攻撃して憂さ晴らしをしたい、というムードにあふれています。実はつい最近私も患者さんの家族からあまりにも理不尽な攻撃をされてしまい、ストレスを負いました。私が発してもいない暴言を吐いたことにされた上、そのように誤解した若い家族から暴言を再三吐かれる被害でした。相手がまだ若者だからその未熟さを考慮し、こちらも我慢しましたが、分別のある年齢の相手であればこちらも黙っていなかったと思います。なぜこんなにも他者を異様なほどに攻撃してしまうのかというと、人は不安になるから怒りが沸くんでしょうね。しかし、だからといって、相手が大人しそうな職業や相手だからと、攻撃しやすい対象に八つ当たりして良いわけがありませんよ。他人を必要以上に攻撃するなんかよりも、そもそも無用な不安に負けてしまっている弱い自分を恥じなければならないのです。若い子らもしっかりせいよ、と言いたいです。

まあ、デルタ株の蔓延は、緩すぎるオリンピックの開催が害になったことは普通に考えれば明らかですが、選手のこともあるし、そもそもがオリンピックによってタカリ利益を得る人たちのイベントですから、大人の事情ということで仕方がないのかもしれませんが、医療的見地から見れば、世界中から人々が集まるイベントは良くないのは当然でしょう。いまさらですけれどもね、そして国民がネットであれこれ文句をいったところで何も変わりはしないことも良く分かりましたね。

ともあれ、このお盆の時期にはいろいろなことを考えます。そんな中、コロナウイルスのデルタ株という新たな災害、雨の水害、と、本当に暗いニュースしかない。せめて原爆の慰霊式典では、一番肝心な言葉を飛ばさずに総理大臣たるもの、原稿どおり読んでほしかった。日航ジャンボ機墜落(撃墜)事件といい、どうにも人命が権力者に軽視される歴史は変わらないままなんだなあと、思わざるを得ない。

自分の身は自分で守るしかない。ワクチンは無料で受けられるんです。人混みや、換気の悪い地下とかの狭い集会場にわざわざ行かないだとか、そんな簡単なことでね、守れるんなら簡単なことでしょう?ワクチン打った後だって、マナーとして、また、ワクチンを通り抜けるブレイクスルータイプのウイルスもあるかもしれないし、とりあえずマスクしておけばいいんですよ。そんな難しいことじゃありません。

投稿者: 三本木クリニック

2021.08.12更新

十界とは、仏教語で、衆生の生命の状態を指す。地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人界・天界・声聞界・縁覚界・菩薩界・仏界。

人はこの十界、下は地獄から上は仏までを瞬時に行き来しながら日々暮らしている、ということを十界互具、というわけです。

 

昨日、当院はお休みをいただいて、私は今年8回目の猿投山登山をしてきました。月一のルーティンです。下のアドレスをクリックすると動画に飛びます。

https://youtu.be/5pqJ2GlIhtI

山頂の前後の動画もアップしておりますので、ヒグラシ蝉のコーラスをお聴きください。

さて、その猿投山、お盆休みウイークということもあって、午後からの登山だったのですが、かなりの人々とすれ違いました。午前から昼にかけて登って帰る人たちです。

まあ汗ダクダクになりながらいろいろ考えていたのですが、今年も山の事故が本当に多いなあと思います。とくに北アルプスでのニュースが多い。だいたいが天候の悪条件を無視して強行しているとか、高齢者の気軽過ぎる山行によるもののようです。富士山で87歳だったかが動けなくなったというニュースもありました。こちらは生命に支障なかったらしいけども、87歳で単独で富士山に登るか、普通??

たとえば私が先月行った木曽駒ヶ岳というのは、過去何度行っても、午後は絶対に見晴らし不良です。だから良い景色を求めるなら午前のうちに山頂に到着するスケジュールで、となります。天気に恵まれれば7月後半時期で山頂で20度くらいの気温でちょうど良い感じ。

一方、その次の週に行った乗鞍岳、これは木曽駒とほぼ同じ高さの山ながら、その日は少しだけ雲が多い天気。そんなでも、山頂付近の稜線では風が吹きすさび、そこでは気温10度くらいしかなかったと思います。早朝の山頂気温は9度ということでしたから。

つい昨日か一昨日のニュースで、北海道大雪山で雨風で気温は3度程度しかなかったとか、そこの暴風雨と寒さでテントも張れず40歳代の登山客が低体温症で死亡したというのです。一方の下界では、同じ北海道でもオリンピックのマラソンで大勢のリタイア選手が相次ぐような熱中症誘発状態。気温はアスファルトの照り返しなどもあって実質40度くらいだったんじゃないかと推察します。大雪山というと私学生のころに旭岳、黒岳に登り、黒岳の山頂付近テント場で野営したときには凄い満点の星だったのをいまだに記憶しています。肉眼でゆっくり動く人工衛星の光が確認できたんですよ。まあ最高の天気だった。あのころは純粋だった、、。

ともあれ、十界互具はこのように天気にもあてはめることができるわけですが、本来は人間に用いる言葉です。自分でも他人でも、その瞬間瞬間の環境や状況により、仏にもなるし地獄の鬼にもなったりする。愛を語った次の瞬間に相手を殺したりもする。唯一無二の信用できる親友だと思っていた翌日には裏切られひどい目にあわされることもありましょう。

信頼という言葉は英語でconfidemceというのですが、この英単語があまりにも理不尽で訳が分からないです。自信とか信頼という意味なのに、一方ではconfidence manという言葉になると、急に「詐欺師」という意味になるんです。普通に考えたらですよ、confidence manというのを直訳したら、「自信家」「自信満々な人」という意味になるかと思うのですが、そうじゃない、全く違う、ある意味正反対の信頼できない人、という意味になってしまう。まあ日本語にも外国人からみたら訳分からない言葉の使い方とか二重意味の言葉もあろうかと思うのですが、この英単語はヒドイですね。この言葉自体が詐欺のようなもんでしょう。

他人などは自分じゃないから当然のことながら理解しきれないけど、ときによっては自分自身ですらも信用できないことは、誰しも思い当たるはずでしょう。

何が言いたいのかというと、自分自身もそうであるが、ことに他人においては、その都度その都度瞬間瞬間で見計らって対応しなければならない、ということです。ちなみにこの場合の他人とは、自分以外のすべての人間、つまり配偶者や親兄弟などの家族をも含んだ話ですよ。一定の機能しか持っていない機械ですら簡単に壊れるんです。人間のような有機体でふらふら揺れ動いている生き物など簡単にぐらついてしまうでしょう。そういう相手や他人に対してすべて八方美人に対応する必要は全くないし、逆にどんな親しい関係、例えば毎日顔を合わせる家族のような関係であったとしても、最低限の礼儀は必要である、ということです。

こちらの対応次第では相手の仏界を引き出しもするし、逆に地獄界を引き出してしまうこともあるのです。むやみに犯罪を誘発することもないのです。

 

投稿者: 三本木クリニック

2021.08.11更新

当院では積極的にがん検診を行なっています。

現代では健診を受けるのも受けないのも個人の自由ですので強制はできませんが、推奨は一応しております。そのうえで希望されない場合は仕方ありません。ただ、そういう患者さんに多いのは、「やってない検査あるけど、血液検査などで間接的に分かるだろう」と思っているケースです。

間接的に分かるころには末期がんですから。手遅れですから。

そこが分からない人は分からないんだなあ、不思議なほどに。ただ、まあ面倒くさいのは理解できますよ。検便しかり、バリウムや胃カメラしかり。あとは65歳以後の、それまでの会社で手取り足取り懇切丁寧に健康管理してくれる環境から卒業したあとに自己責任でどれだけ毎年1回の健診を忘れずにやるか、です。

当院では、毎年6月から11月まで住民特定健診・がん検診を行うほか、そのついでに腹部などのエコー検査も推奨しています。過去に何度もブログで説明してありますし、ホームページやインフォメーションでも記載してありますが、通常の住民健診がん検診では腹部エコーはメニューに含まれません。つまり、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、といった実質臓器の癌の早期発見のための検査は通常行われないのです。これらはそしてエコーで早期発見が可能です。もっとも、膵がんの場合だけは、早期発見といってもすでに進行していることがほとんどでしょうが、、。

最近ではコロナの影響もあり、数年前ほどと比べると健診症例が減っている印象があります。ついつい1年2年放置してしまっている人があるのだろうと思いますが、どうかご注意いただきたいものだと思います。ともあれ、当院では通常の健診とセットで、エコー検査も一緒におすすめして、そういった総合的ながん検診スクリーニングによって、毎年1例や2例のペースで、癌を早期発見することに成功しています。

今年は珍しいパターンで、腎臓がんでした。これはエコーやCTを行わないとまず発見できません。自覚症状がまずありませんからね、、。ただ、今回の場合、ずっと以前にこの患者さんは他院で前立腺摘除術を受けていました。その後一時的血尿があったので、今回の健診のときに、エコー検査を(この方は毎年エコー検査を行なっています)した際に、何か尿路系にあるかもしれないという気持ちで臨んだところ、比較的初期の腎臓腫瘍を見つけたのです。さっそく専門医へ紹介し、さらに高次医療機関へ紹介となったそうです。

こういった例以外にも、自己触診を契機に乳がんが見つかることも割とありますし、過去にはブログで紹介したこともありますが肝臓がんを見つけたこともあります。肝臓がんの例では、いわゆる専門病院や総合病院でもスルーされて「これは癌じゃないだろう」と言われたものが実は当院ではどうしても癌としか思えない、ということで別の病院へ紹介しなおして、結局癌だった、というものです。そういう事例が過去2件ありました。そのいずれもが無事手術終了して社会復帰されました。1例はその後1、2年後に他病死されていますが、もう1例は現在も大変お元気です。

コロナ感染死の話でも似たとこがありますが、例えば、コロナウイルスやワクチンを馬鹿にして死ぬ羽目になった人が後悔しながら死んでいった話も普通に見聞きします。それと同様で、よほどのポリシーがあって、自己責任だし死ぬのも構わないと思っているのでなければ、普通に予防治療をしておいた方が良いのは当たり前のことです。

有名な芸能人でコロナ感染してしまう人というのは、あまり公にされませんが、おそらくは、大体のケースが事前に何度も隠れて宴会やパーティをしているのだろうと思いますが、それならばせめて早めにワクチンを接種しておくなどの対策はとっておくべきだろうと思いますね、、。いまごろ、中高年の年代で重症肺炎になってしまったとかいう報道を目にすると、「ワクチンはまだやってなかったん?」って思ってしまいますよね。もしそれが、「ワクチンなんか副作用が怖いし、意味ないから打たなかった」という考えでだったとすると、なんだかイソップ童話レベルだなあと思われてしまうのは致し方ないだろうと思います。

健診や生活習慣病といった予防医療もまさにそれと同じなんです。ベネフィットとデメリットとのバランス考慮して、メリットが明らかに上回るならそれは当然理性的に対応するべきなんです。それがわかんないんだなあ。

 

危機管理という意味では、もっと卑近な例でいうと、昨日私は老人ホームの往診のあと、クリニックへ戻る最中、歩道がまともにない県道を車で移動していたのですが、若者が3人、横並びで車道の半分くらいまではみ出して堂々と闊歩していました。これ、もし、わき見運転や居眠りがち運転の人や高齢者ドライバーだったら、普通に内側の1人の子は轢き殺されてしまうわけです。何をイキってわざわざ危険な行為をするのか、アホすぎて意味分からないし、こういう輩に注意してもどうせ面倒なことになるだけだから素通りしましたけど、この子らがもし跳ね飛ばされて殺されたとしたとき、自動車側を遺族が責めても、それはどうなんだろう、ということになるんですよ。ドライバーが前方不注意をしていなければもちろん回避されるんですけれど、死んでからあとになって「道路の歩道がなかったからダメなんだ」とか「脇から雑草が生えまくっているのを放置している行政が悪いんだ」とか「ドライバーの責任100%」とか文句いったところで、死んだ子は戻らないんです。どうもそれがわかんないんだなあ。最近はどんどんそういうふうに思うことが増えているように思います。

 

病院に初診で受診した患者さんの態度でも同じようなことがあります。何様気取りか知らないけれど、初対面で、年上の相手(医師やパラメディカルスタッフ)に、いや、年上とか年下とかじゃなくっても、これから世話になるところの相手に対して、何を人生学んできたのか分からんが、ぞんざいな態度や口調で受診する人っていうのは、結局、その本人が損するだけなんですよ。私に叱られたらもう二度と当院には来ないでしょう?私としては来てもらっても良いし、その都度適正な診療をするだけなんだけど、本人が恥ずかしくてもう来れないんですよね。それは別の例えで言えばね、たとえば高級な自動車を買いにディーラーに行ったとして、それが別に高級じゃなくても軽自動車でもそうですよ。車を買うというのは高額じゃないですか。そんなときに、高額な買い物するからといって、ぞんざいな口のきき方とかしますか?ていうことですよ。

コンビニで買い物するときだってそうですよね。たかだか数百円の買い物するのにそこまでエラそうな態度とる権利あるんかなあという人いるじゃないですか。あれ第三者がみてても不愉快ですよね。海外のコンビニなんか行って御覧なさいよ。海外のホテルでも同じですよ。店員や従業員なんか愛想もクソも皆無ですよ。もちろん業種によっていろいろでしょうからすべからく一律には言えないけれど、少なくともね、コンビニですら見知らぬ客にあんなに丁寧な接客するのなんか日本だけですよ。客だからって威張る権利ないんです。そういうことですよ。そして病院や診療所における患者さんというのは、お客様ではないですから。そこは理解しないと。苦痛があってから受診するわけなんで、症状によっては優先させたり手厚くケアしたりしますし。他院で病院不信になったからといって、全然関係ない医院でその鬱憤を晴らすことは子供じみた行為です。

 

癌の発見の話からずいぶん飛躍したなあと思われるかもしれませんが、一事が万事、同じようなことです。想像力の問題です。自分が相手なら?とか、自分がこのままいったら将来どうなるんかな?といった想像力の問題という意味では同じなんです。

 

投稿者: 三本木クリニック

2021.08.10更新

日曜が予定と疲労とで走れなかったので、昨日の月曜、夕方仕事終わりに、息子と愛知池を走りました。1時間弱でのゆっくりランニングというよりジョギングですが、湿度が高いので、気温はそれほどでもない台風の影響日ですが、とにかく走り終わり帰宅後に家内から雨ふったのかと勘違いされたほどの汗ビタビタでした。

受験生こそ運動を適度にやるべきではないかなあとすら、思いますね。

私は前日のツケがあるので、夕食後にまた一人で近所のコースを1周しました。食後だと体が動かないですねー。最初は歩きからしかスタートできませんでした。

毎年お盆の時期はこんな感じの蒸し暑い天気という印象があり、もしかして一年で一番ダークになる週かもしれませんが、ボチボチと仕事もするし、たまっていた雑用や読書などもしていこうと思っています。毎日ランニングもかれこれ5か月を過ぎました。とりあえず1年は続けようかと思っています。そろそろ月一の猿投登山も実行します。いまのところ7月までは継続していますのでね、、

投稿者: 三本木クリニック

2021.08.10更新

昨日の休日診療所担当はこの時期ならではということで少ない受診数でした。

受診やむなしといった内容が多かった印象がありますが、そのうち、11名のコロナ検査をしたうち、4件が迅速抗原検査で陽性となりました。ただし、陽性例のいずれも微熱から38度といった発熱と軽微な咳があるかないかといった軽症で、重症度は低いものでした。以後は対症療法と、保健所の指示指導にもとづいた自宅療養となるでしょう。

口唇ヘルペスの初発症状例もありました。再発と初発の違いは、初発は口全体に病変が広がる、つまり症状が激しい傾向にある、ということですね。治療は通常どおりの内容となります。

今回の当番仕事で感じたことは、慢性疲労で、免疫力が低下してる患者がほとんどだなあ、ということです。

お盆の時期は長期休暇の人が多いのと、台風や猛暑や蔓延防止期間ということもあり、皆さん神妙な面持ち。本来、休日診療所や救急外来というのはそういうのが常識的な姿勢というものだと思います。

尿路結石、喘息、扁桃炎、コロナワクチン副作用の遷延、といったところがそれ以外には印象に残りました。

これからは、不安解消のための、検査のための検査として、コロナ抗原検査を希望される患者さんが増えてくるのではないかと思います。患者さんが希望するから検査し、希望しないから検査しない、というのは保険診療ではありません。そういうのではなく、症状や経過によって、医師が必要だと判断したときに検査をする、という考え方が正しいものと思います。例えば、それに関するやりとりで、自分としては正しい考えのもとで行った診療が、患者側の心証は悪かったような時、というのは後味が悪いものですが、それは忘れるしかないことでしょう。すなわち、自分がその時それが一番正しいと思った行動をとったのだ、ということで十分申し開きができると考えて以後は思いわずらわないことが重要かと思います。こういうことはどんな職種や仕事でも同じようなことがいえるでしょう。

 

診療の合間には鴨長明の方丈記の現代語訳を読みました。方丈記って、全部ちゃんと読む人ってほとんどいないんじゃないかと思うし、自分もそうでしたが、このほど、解剖学の養老先生が現代日本にとって読むべき本として推奨されていたため、改めて購読したのです。平安時代から鎌倉時代の、飢饉や災害の多い時期を生きた鴨長明の、諸行無常の考え、その中で、なんとかしぶとくつつましく自然の中の一員として生きる価値を説いた本と言えましょう。

他にも、診察室に置いてあるいろいろな教科書類を読んだりして、なんだかひさびさに医学書関係をまともに読んだ気分。実際そうなんだけど。

 

間もなく8月12日が来ます。日本においては6日と9日の原爆の日、そして12日は36年前、御巣鷹山の日航ジャンボ機墜落事件の日となります。いま、この事件(事故というよりは事件)に関する本を読んでいる最中です。いまだに解決されていない問題です。

 

投稿者: 三本木クリニック

2021.08.09更新

8日の日曜は、ここまでずいぶんと延期延期になっていた、社会保険集団指導講習会がようやく開催されたので、参加してきました。

今年は健康保険のルール改定の年度ということですが、今回はとにもかくにもコロナ一色といった様相でした。

コロナのための臨時ルール、コロナのためのオンライン診療の限定的許可、など。

他には将来もしかして一般化するかもしれないが多分難しいだろう、マイナンバーと保険証との連携ができるというふれこみの「オンライン資格確認」という話。これ、実際にはまだ全く稼働していませんし、当院でも導入することは当面ありません。マイナンバーがあったからといって保険証の代用になるわけでもない、ということで、現時点では無価値なものです。これは行政に対して、カードリーダーメーカー各社がその仲介業者と(もしかして取り込まれた官僚も?)一緒になって、押し売りをするようなシステムとしか思えません。遠い将来にはどうなるか分かりませんけれども。

といったことで、大きくはこの2点に集約される内容で、前回の診療報酬改定のときのような、かかりつけ医機能云々、在宅医療云々といった話などのその後のフィードバックなどは一切ありませんでした。コロナで追い回されておそらくは改訂作業どころじゃなかったと推察されます。

 

そしてそのコロナ感染症に関する講義が後半にありまして、オリンピック開催と同じタイミングで第五波が来ているということですが、現在では12歳以上がワクチンの対象となっています。当初は16歳以上からだったのですが、知らないうちに、、12歳からとなっています。すでに12歳でも市町村によっては接種券が配布されているようです。そしてこの場合、投与ワクチンの量は成人と一緒です。

第五波の特徴としては、30歳代前後の若年に多いということと、当然ながら軽症が多いということがありますが、やはりときに急激に重症化し、人工呼吸治療をした場合にはその3割程度は致死するということです。現在では変異株であるデルタ株によるものが一般的でしょうから、1年前の状況とはいろいろ違う面があるとは思いますが、たとえば20歳未満の感染者677人(2020年2月から5月末)のまとめでは、重篤な肺炎を起こしたのは1%以下となっているようです。主たる症状はやはり発熱と咳、呼吸困難ということです。熱がでれば当然倦怠感もでます。いまや味覚障害といった特徴的な症状は少数派となっています。

年齢問わず、無症状で終わるケースも3割はあるということですから、面倒なことです。また、最近さかんにやられているだろう抗原検査はなんと正診率は55%しかないということで、迅速検査としては甚だ頼りないなあ、という感想を持ちました。結果がでるまで時間かかるPCRですら、せいぜい70%程度ということですし、、そもそもが、そのレベルの確率という理由が、検査したタイミングによるものだろうということで、つまりその都度で陽性か陰性かが変わってくるので面倒な話です。。

糖尿病や高血圧や慢性呼吸器疾患などの基礎疾患は当然として、そのほかに、肺炎が重症化するために重要なリスクは、肺活量が少ないということでしょう。肥満や妊娠末期では肺活量が少ないので、予備力がないので、大変です。

普段から、肥満解消をしておくことはこういうときにでも重要なのです。いつもいっているように。

 

投稿者: 三本木クリニック

2021.08.09更新

ホームページや院内掲示にて告知してあるとおり、当院ではお盆の週は9日、11日、13日、14日、15日、と、お休みをいただきます。グーグルマップでも告知しております。

本日9日は休日診療所の当番で勤務します。

投稿者: 三本木クリニック

2021.08.09更新

以前にブログで予告していたとおり、一般的な食材や料理にどの程度のタンパク質が含まれているか、ということを分かりやすく図表にまとめた資料を頂きましたので、待合室にいくつか置いてきます。

また、同様に、塩分についての同じシリーズの資料も置いておきますので、宜しければお持ち帰りいただいて参考にしてください。

もともとは、腎不全の患者さんのための資料となっているのですが、一旦腎不全になってしまうと、タンパク、塩分だけでなく、カリウム、リン、マグネシウム、といったいろいろな要素の摂取制限を余儀なくされます。そうならないようにするには、日頃から生活習慣病にならないように心がけること。糖尿病、高血圧、脂質異常症といった三大生活習慣病になっている人では、各々の治療を適正に行って、腎機能の悪化を防止しつづける毎日を送ること。といったことが重要です。腎臓は寿命に直結する臓器です。

 

投稿者: 三本木クリニック

2021.08.06更新

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医師用の講演会の座長をさせてもらうことになりまして。こういうの、実は恥ずかしながら、初めてのことなんですよ。

もともと日進おりど病院の消化器内科医である藤田先生には、ずっと以前から、特養ホームの患者さんなどで多大にお世話になっているのですが、今回、経管栄養などに関する講演会を催すとのことで、それに際して、演者の藤田先生から私に座長のご指名があった、というわけです。大変ありがとうございます。

藤田先生はかなり優秀な先生でして、これまでにも別のテーマでも講演をされているのを聴講したことがありますし、日々の患者さんの紹介させてもらって治療していただいてる各々の症例でも、ことに特養ホームの高齢者となると栄養状態改善のための治療や、また、誤嚥肺炎や、かなり難しい症例をお願いすることが多く、そしてその都度、かなり高レベルの医療と良好な結果をもたらしてくださっています。

老人医療って、長年関わっていると、その難しさを実感するんですが、ほんとに、生命力が脆弱なために、若い人と同じような治療をバンっとやって、スっと治る、なんてことはなく、状態悪化したのを見つけた時にはかなり重症化してる、ということも多いので、なかなか大変なんです。コロナワクチン接種後だって、副作用対策も一筋縄ではいかないこともありました。そういう難しいカテゴリーでも、藤田先生は上手に治療してくれます。

私も開業してもう13年目となっています。そろそろ、こういう機会を通じて、徐々にですがネットワークを広げるのもアリかなあと、思っている次第です。なかなか時間的余裕がないんですけどね、、。

 

投稿者: 三本木クリニック

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