院長BLOG

2021.01.18更新

昨日は愛知池を午後明るいうちに一人で1周、夜は息子と一緒に1周で、合計約15km走りました。

午前はというと、仕事場で雑用のあと、多少バイクでダラダラと走り、それは4時間ほどだけでしたが、ひさびさにちょっと長い時間乗ったので、なんだかまだしっくり来ない。そんなのでも帰宅後にはちょっと汗かいてました。

冬の時期の汗はオジン臭が目立ち、我ながら落ち込みますが、運動はしたほうが良いし、やるなら汗かく程度じゃないと。

結局、勉強はゼロで終わってしまいました。また今日から少しずつやらねば。

昼間の愛知池はそれなりにランナーや散歩人などがいますし、昨日は晴天だったので、グーグルマップの写真にも加えましたが猿投山が向こうに見えるんですね。いつも知ってはいるが意識もしてないのに、不思議とこの日は変に意識させられたということは、、いよいよ近々登山の予定を立てなければということでしょう。

夜のランニングでは、この日はほんっとに誰ともすれ違わないという、こんなことは初めてじゃないかな?状態。緊急事態宣言がでたから?なのか分かりませんが、野外での運動、三密状態でないんですからね、どんどんやると良いですけどね。私は昨年からどんどんそういう運動する傾向になっていますね。自然な流れの導きでしょう。

さて、自然といえば、家内が言うに、「冬至よりももっとあとの方が日の出が遅い気がするし、冬至よりも前の頃の方が日の入りが早い気がする」、と。

そンなバカな?と、普通に考えたら、冬至は朝は最も日の出が遅く、夜は最も日の入りが早い、と思ってしまいますし、いままでずっとそう思ってきましたが、

実は、ちょっと調べてみたら、日の出が一番遅いのはむしろ1月に入ってからだし、日の入りが一番早いのはたしかに12月の最初のころなんですね。日の出から日の入りまでの差し引き時間でいうと冬至が一番短いのはあっているのですけれども。

そのことを知るのに、ある年における、具体的な日の出日の入り時間の抜粋をしてみると、、

     

11/20  日の出 6:32  日の入り 16:45

11/30  日の出 6:41  日の入り 16:41

12/10  日の出 6:50  日の入り 16:41

12/20  日の出 6:56  日の入り 16:44

12/30  日の出 7:00  日の入り 16:50

01/10  日の出 7:01  日の入り 16:59

 

ということで、たしかに思ってたんと違いますね。これはやはり地球の軸が傾いていることと、公転位置との関係によるものなのでしょう。もうちょっと調べてみなくては、、、。(近いうちに事典でも買いに行こう。)

そして、それならば、秋分の日と春分の日はどうかなと、それはさすがに日の出日の入り時間は一緒なんじゃないの?とおもって調べてみたら、、あれあれ?

ある年における、春分の日の日の出 6:03 秋分の日の日の出 5:48 !!

こうなると訳が分からないです。これも調べてみなければ、、、。天文学に詳しい人ならこんなこと常識じゃん、と思われるかもしれませんが、恥ずかしながら私、全然分かりません。

また、この春分の日とか秋分の日は昼と夜が同じ時間と思っていましたが、昼の長さとは日の出から日の入りまでを定義としているので、日の出は太陽がちょっと顔を出した瞬間の時間だし、日の入りは太陽が完全に水平線の下にもぐったちょうどその瞬間をさすので、太陽の中心が水平線を通る時間を日の出日の入りということではないので、結果的に昼のほうが、定義的には15分とかそういう程度ですが夜より長くなるんですね。それはまあ簡単な話だから理解しやすいです。

あと勉強したいこととして、月の問題です。三日月になると夕方とかにキレイにみえるのですが、1日目とか2日目の月となると、ハテ、夜探しても見えない、、これはどういうことなんだろうか、と。これはたまたまそういう時期なのか、はたまた太陽と月と地球の位置関係から当然のことなのか、これについても調べてみなければ、、、。

 

  

投稿者: 三本木クリニック

2021.01.17更新

昨日、愛知医大感染症科の三鴨教授による講演が東名古屋医師会主催で行われたので参加してきました。

リモート講演でしたが、なかなかタイムリーな話題ということで、参加したみなさん、興味深く聴き入っていた印象でした。

そこで得られた知見を抜粋すると、、

インフルエンザは2018年秋から2019年明けにかけてのシーズンでは1200万人にもなる罹患者があり、次の2019年から2020年にかけてのシーズンでも半減したとはいえ600万人だったのですが、2020年から2021年にかけての今シーズンではなんと数百人!実質ほぼゼロと言っても良いほどの罹患者激減状態とのことでした。

これがマスク励行による結果なのか、自粛による効果なのか、はたまた、ウイルス干渉という現象によるものなのかは不明だそうです。

インフルの治療薬として一番新しいものがゾフルーザ、1回服用したら治療は終了という、画期的なものがあるのですが、残念ながらそれが出た当初から、新薬なのにどうして効かない例が多いのだろうか、耐性ウイルスがあるようだ、という噂がありました。毎年の流行するインフルエンザの遺伝子型の解析により、その理由が判明しました。通常はH1N1型がA型インフルの遺伝子型では割合多いのですが、ちょうどゾフルーザが新薬として出て来たころ、2017年か2018年のあたりでは、H3型のインフルウイルスがH1N1型とほぼ同じくらいの割合、1:1程度で流行っていたそうで、その年がゾフルーザに対する耐性現象が言われていたので、この薬はH3型のものには効かない場合がある、ということが推察されました。それを踏まえ、最新のインフルエンザ治療ガイドラインでは、12歳未満の小児にはゾフルーザ投与はあまりお勧めしない、という内容となったそうです。

ただし、ゾフルーザには、ウイルス量を激減させる効果はピカイチだということなので、今季、保険扱いではないものの、タミフルとかリレンザに加えて、予防的投与をすることが認可されたそうです。また、重症例ではウイルス量を減らす意味での投与はむしろ推奨される位置づけです。耐性があるかどうかは実地臨床現場では投与してみないと分かりませんので。

なお、インフルの治療薬は、発症後なるべく早い時期に投薬服薬することが重要だと言われており、至極もっともなことですが、たとえば、世界で一番使用されている、タミフルについての研究では、インフルには発症後48時間過ぎても症状緩和に有効だというデータがでています。

インフルは罹患者の年齢層が小学校低学年あたりをピークにした小児と、60歳以上の高齢者という、二峰性でそれらの年齢層がより罹患しやすい、というデータがありますが、今回の新型コロナつまりCOVIDー19は完全に老人主体となっています。未成年で死亡した例は日本ではゼロのままです。感染例も非常に少ないです。学校を休校にしていないのに、です。

ウイルスの悪さというのは、伝染力と死亡率で判断できるわけですが、インフルの場合、伝染力が1.3。これはどういうことかというと、一人のインフルエンザ罹患者が他人にうつしてしまう人数の平均値が1.3人だということです。一方で死亡率は0.1%以下。  他方、COVID19は1人が平均で2人へ伝染させ、死亡率はいまのところの計算では2%ということです。 ただし、これについては私の個人的考えでは、コロナは高齢者以外では不顕性感染がかなりあると思いますので、インフルのように症状がなくても実は知らぬ間に感染しているというのが水面下に相当数あるでしょうから、そう考えれば本当ならば罹患者数の母数、分母が増えますから、死亡率はもっと低いだろうと思います。広島市では全市民にPCR検査を実施するかもという報道がありますが、もしそういう大規模試験が行われればデータとしては非常に有意義だとは思います。実際どの程度その試験というか検査に市民が参加してもらえるかは今後の経過を見守るしかありませんが。

さて話をもとに戻して、コロナのウイルスの続きですが、このウイルスの厄介な点は、発症する12日前からウイルスを排出してしまうという特徴です。私もそこまで?と驚きましたが、だからこそ、広まりやすいんでしょうね。そして、マスクとか密とかを避けるだけでなく、環境要因としても、たとえばプラスチックなどの乾燥した場所にコロナウイルスが付着すると、低温の状況では72時間も生きているという話もあり、だからそういう無機物にもアルコールなどで消毒をする意味があるのだということですから、当院でも毎日の掃除で、そういう対策をとっています。

前述のように、12日前から排菌ならぬ排ウイルスしてしまうということですから、症状がなくともマスクをする、そういう予防策をユニバーサルマスキングというらしいんですが、それの意義があるのだということです。

ちなみに、濃厚接触者とは、コロナ感染者と、1メートル以内で、マスクなしで、15分以上喋ったりする、ということを指します。案外、そういう定義っていうのは、これまで曖昧にとらえていましたが、一応、過去のデータをもとにして、そういう定義があるそうです。この条件を逆に見れば、家庭内でも濃厚接触者にならないようにできる、ということですね。

最後に、三鴨先生はテレビ出演の際に、「ワクチンをみなさん接種しましょう、自分も接種しますので」、と約束してきたそうですが、現状の方針としても、まずは医療従事者から、という順番になるので、我々も任意とはいえ、わずかな稀な頻度で副反応というリスクはあるものの、普通に接種を受けるつもりです。

本当は、もっと時間が何年もあればですね、日本でも塩野義製薬が出した、不活化ワクチンの臨床試験が完了してから、その安全なワクチンを投与するのが一番安心なんだけども、そうも言ってられないから、ということでした。現状ではファイザー製薬のmRNAに働きかけるワクチンか、アストラゼネカからでたベクターワクチンのいずれかということになりそうです。不活化ワクチンでないことがちょっと不安材料、、ということですけどもね。

考えたら、普段私みたいに内科主体でかぜ患者さんとかを毎日のように診ている医者はいまさらコロナワクチンなど不要だと思うのですが、それでもまあ打つわけです。そして、普段いろいろなカゼウイルスに対する抗体をもっているだろうから、コロナワクチンが入った時に過剰反応を来たさないとも限らないリスクが、普通よりは高いとも思うのですが、それでもまあ打つわけですね。

投稿者: 三本木クリニック

2021.01.15更新

愛知県など各地で緊急事態宣言が出されました。コロナ感染対策として。

そういった中、一部の生活習慣病患者さんは、コロナを自分勝手な言い訳に利用して、全然運動しないとか、通院服薬しないとか、本末転倒なことをされるようです。

コロナで死亡するケースについては、国の方針でしょうか、あまりこまかい情報を与えられないまま恐怖感だけをあおっている印象がありますが、実際のところ、数少ない情報を垣間見るに、どうやら、死亡するのはほとんどが80歳以上の老人で、なおかつ、単に老人だからすべて危険ということではなく、本当は隠れた持病があるのに適切な治療や通院をしていないか、もしくはフレイル状態の脆弱なタイプが死亡するようです。また、80歳以前の比較的若い人での死者は大抵が生活習慣病の治療を適切にしていないケースや、これと言って持病がなくても悪い生活習慣(喫煙や過度の飲酒や運動不足、肥満の放置)を是正しないケースと思われます。

最近はあまり言われなくなってしまったけれど、三密の状態が悪いのであって、たとえば外にでてジョギングやウオーキングをするなどの生活習慣病対策はむしろ奨励すべき行為なのです。また、糖尿病や高血圧の治療を適切にしていないまま放置するのはもっと危険でしょう。糖尿病はコントロール不良のままだと免疫力低下や多くの臓器機能に支障を来たしますし、血圧治療の放棄は、かりに重症肺炎になってDICという出血傾向の病態になったときには、日頃からの動脈硬化や血管脆弱性が背景にあって、肺炎などの病態ストレスによる高血圧の悪化により簡単に脳出血などの致命的な出血を来たしうるのです。

緊急事態宣言が出されたからといって、仕事や通学をするなとか言ってるわけではないし、野外での適度の運動はむしろ積極的に行うべきなんです。

要するに、三密を避けることだけで良いのだと思います。なんら矛盾していません。分かりやすく一例を言えば、換気がされていないような狭い密室での会食などをしなければ良いだけのことだと私は思っています。

さすがに最近のマスコミや政府の対応は集団ヒステリー不安障害としか思えません。そのうえに、ワクチンの稀な副反応の恐怖まであおってしまうとは、マスコミは一体何をしたいのか皆目分かりません。

とにかく、生活習慣病の持病のある患者さんはちゃんと病院には通院しましょう。薬もちゃんと服用しましょう。そして適度に室内野外いずれでも良いので運動をしましょう。それがコロナ対策として最重要のことです。ひきこもることが第一じゃないんですよ。だって、都合悪いことややりたくないことにはコロナを言い訳にしてさぼったりしているのに、スーパーとか薬局とか、自分の趣味とか、そういうところには何の抵抗もなく行くじゃないですか。それこそ整合性がない、というものです。矛盾してます。

ちなみに私は昨日の晩、食後にゆっくり10km(愛知池+自宅から池までの往復)1時間半かけて走りましたよ。池では自転車の人が1人と、カップル1組とすれ違いました。

 

投稿者: 三本木クリニック

2021.01.14更新

sanage

最近の寒さは猿投神社の手水場でも1cmほどの厚い氷を作りました。

投稿者: 三本木クリニック

2021.01.12更新

年明けて最初の1週間が終わり、成人式の祝日も終わり、今日から第二週。

連休中は極寒で、自粛ムードもあり、これといったこともたいしてせず、さらに愛知県にも緊急事態宣言が出されるかもしれない状況のため、自他ともに今週以後もますます閉塞感が募るイメージが先行しています。

日曜は意を決して伊勢鳥羽方面にと走り出しましたが、三重県に入ると横風がひどく、嫌気がさして、松坂でUターン帰宅しました。寒いとなにかにつけ行動意欲が低下しますね。また、そんな中でも活動すると、一応筋肉が燃焼代謝活動をするのか、カロリー消費はするようです。

それにしてもせっかくの連休なのにじっとしてばかりもつまらないので、急に思い立って今度は車で浜名湖の動物園に行ってみたのがもう午後の3時。動物園はかなり閑散とした展示かつ工事中でゲートが入れず植物園(それも枯れ木ばかり)から大回りして入園し、雌ライオン、トラ、キリン、ペンギン、シロクマ、バイソン、鶴、クジャク、サル、シマウマ、ゴリラチンパンジー、ロバ、ヒグマ、ツキノワグマ、フラミンゴ、ヤマアラシ、カピバラ、フクロウ、、、ほかにも多少なんやかやあったかな、そういうのなどを見てきましたが、みんなわびしそうで、お客も子供連れがパラパラ程度だし、チンパンジーなんか、コンクリの部屋で薄っぺらい毛布だけを与えられて寒そうに貧乏ゆすりしていたのが可哀想だった。せめて何か敷物でもあればなあと。チンパンジーなどは人間と同じ程度のサイズだから、感情移入してしまいました。

自粛営業のため4時に閉園ということで1時間だけの見物し、虚しく寒さだけが身に染みた感じになって、その後、家内の要望で東郷のららぽーとに初めて行ってみたのですが、ここだけは別世界ですか?というほどに、老人以外の比較的若い人たちがまるでパラダイスのようにショッピングをしている光景。異様なギャップを感じました。みよしのイオンは閑散としているというのに、、、。これ、コロナ下でもこんな風だから、通常なら激混みとなるところでしょう。

月曜の今朝は雨模様ですが、昨日は晴れていて、運動しないといつまでも寒いので、気合をいれて夜ランニング。嫌がる息子を強引につきあわせて。明るいところで犬の散歩をさせてる夫婦だけしかすれ違わない。このところ寒くて毎回こんな程度。夜に周回ランするような人は基本的にいませんな。

ラン後の体重測定ではとうとう昨年春から比較して7kgも減量となったことを確認し、週2程度の愛知池などのランニングがこういう結果をもたらしたと実感を深めました。

このところ、メディアマスコミなどみていると、ほぼすべてコロナ関連一色のことしか言ってなくて、ネットニュースですらほぼ内容がスカスカとなっています。ユーチューブも新しいことがあまりでていない印象(あくまでも私の趣味や興味の問題範囲での話ですが)。こういうときにしぶとく、クリエイティブな価値を作り出すことが大事だと思います。文化芸術面が社会不安時にはここまで廃れるんだということが良く分かりましたし、人間には適度な無意味かもしれないけど遊びも必要なんだなと思います。ただ、学校が休校になってないため、学生さんの自殺ニュースは激減しましたね。これは良かった。このコロナ蔓延の冬にも休校しなくても子供たちにはコロナ発症がほとんどないこと、ましてや死ぬことは皆無であることから、休校の必要はないことがほぼ証明されたと言えましょう。それが自然にそういう流れになっています。

世の中がウツ状態だと、大人が自殺したり、また何しても楽しくない、となったりしますが、もともと大人になり年齢を重ねるにつれ、そうそう面白いことなんかでてこないのが普通でしょ。何かしら苦労して、その反動での嬉しさや感動があるんであって、例えば苦しい運動したあとの飯が美味いとか、そういうこと。

仕事でもそうでしょう。趣味でも。コツコツと積み重ねる努力して、その結果しみじみとした成果を自画自賛して味わう。

そういえば、先日、、私が多少関わっていた患者さんで、「二回も救命してくれた」と過分な謝意を表明しにわざわざ来てくれた人があって、さすがに嬉しかったなあ。ただ、実際私が治療をしたんでなくて、2回とも、しかるべき専門に紹介したというだけのことなんですけれど。それがプライマリケアの役割なんですよね。治療そのものを自分が直接しないからといって無価値じゃない。そのことを、分かる人には分かってもらえる。一方で、そういうことが分からない人は、こちらがいくら親身になってもそれを疎んじて、まったく逆の態度をとる。

そもそも、価値などというものは、その人が個人個人で価値だと思えば価値、という面もあって、水木しげる著「ねずみ男の冒険」ちくま文庫 にある、錬金術に夢中になる夫婦の話で、ねずみ男がそこの家の息子に「価値なんかなくても夢中になれるなにかがあればそれで幸せなんだ。逆に、実際にこの世の中に真に価値のあることなんかあるかね。すべてがまやかしじゃないか」と語る場面があるんですが、そういう面は確かにあって含蓄深いと思います。

とはいえ、私もコロナ関係なく手術治療をコマゴマとできていることが価値だと自負しているし、赤字でも今年はブログ本第二巻を出しますし、それがせめて自分にできるクリエイティブ活動だと思います。

かりに嫌なことであっても頑張ってやることが、そのこと自体が価値なんです。価値の蓄積になるんです。仕事でも学校でも勉強でも。私も最近は漢方の教科書の新らしいのに入り、少しずつ進めています。内容の難解さに悩みながらも、少しずつ進めていく。それが勇気であり価値であると、自分で自分を鼓舞しているんです。

投稿者: 三本木クリニック

2021.01.08更新

昨年行われたかかりつけ医のための研修会から、以前にもブログで新しい話題について紹介しましたが、いま改めて見直すと、さらにその中でももう一度認識しておきたいことがありましたので抜粋の抜粋として記載しておきます。

 

糖尿病について。

日本人の平均寿命より男性は8年、女性は11年短縮させる。

糖尿病合併症として近年では癌、認知症といった、人生の終末を決定させる疾患が明らかになってきた。日本人の糖尿病の死因のうち4割が癌となった。以前なら血管関連の合併症による死亡の比率が多かったのだが、スタチンや血圧治療が充実してきた現代ではその率が減じ、癌が糖尿病患者の死因の主たる原因となってきた。健常人の2.1倍のハザードレシオとなる。

朝食を抜くことはフレイルのリスクがたかまり、心血管疾患イベントが増えることが分かった。

 

高脂血症について。

非空腹時中性脂肪が高値の場合でも、冠動脈疾患発症リスクは著明に増大する。中性脂肪トリグリセライドの治療法の第一はダイエットと運動。薬物治療としては最初にフィブラート系というよりはまずスタチン系で治療し、その後のコントロール次第でフィブラート併用やEPA併用とする。

HDLコレステロールは善玉といわれているが、数値が90以上だと逆に心血管イベントを増長させることが日本の研究で判明した。じつにハザード比2.46倍。また、HDLコレステロールは、たとえ悪玉のLDLコレステロールが正常値であっても、HDLが40未満だと心血管イベントリスクが上昇する。

比較的若い人での高脂血症とくにLDLコレステロール高値は家族性遺伝性であることが多く、この場合放置すると男性では30歳代、女性では50歳代後半から心筋梗塞が著明に増加する。また、これらの患者の死因の6割は冠動脈疾患による。

 

高血圧について。

日本での脳心血管病による死亡へのリスク因子として2019年のデータでは高血圧がダントツに一位となっている。ついで運動不足、喫煙、糖尿病、高脂血症。

 

癌の発症リスクワースト順位は、一位が喫煙。ついで飲酒、運動不足、肥満、食塩摂取。癌にも運動不足やメタボ、食塩といった、いわゆる生活習慣病のリスクファクターが関与することが判明した。

 

以上、抜粋のなかからとくに目新しい知見をエッセンスとして取り上げました。日本の全人口の半分、6千万人が中高年となっている現在、若い世代のためにも健康で社会に役立つ存在で居続けたいものです。

投稿者: 三本木クリニック

2021.01.07更新

本格的な寒さがまだ続きます。

子供は風の子と言いますが、子供は生命力、陽の力があるためです。一方、高齢者となると、腎虚という状態になってきて、生命力が落ちてきます。

寒さに弱いタイプの対処法にはいろいろあろうかと思いますが、食事はちょっと調べればいくらでも冬に食べるべき食材や料理が出て来るでしょうから良いとして、結局は最近私がハマっている、運動、というやつでしょう。

昨日も中2日での池ランニングしましたが、サウナか温泉に入ったかのような、おびただしい発汗とスッキリ感が得られます。行きは寒くて防寒具でのランですが、帰りは寒風が涼しく感じて心地よいんです。さっと風呂に入って、長湯などしてないのに、30分ほどは発汗が止まらないんですね。せっかく着替えたシャツもまた着替える羽目になりますが、気分は良いです。

筋肉で発熱するためなんですが、サウナや温泉は受容的な作用ですが、運動は自発的なものです。そして、その分脂肪燃焼と、筋肉のヤセも発生します。筋肉のヤセは良い面と悪い面がありますが、悪い面の対策としては、筋トレをすることで筋肉を増やすというか肥大させることが必要なんですね。最近の私は筋トレをサボっていますので、体重が春からだいぶ減りました。筋トレもしなくてはなりません。

西洋薬では体を温める作用のある薬というのは存在しないのですが、漢方ではいろいろあります。たとえば上述の生命力低下といった腎虚には、地黄を含む漢方、すなわち八味地黄丸というものが良いとされています。地黄は胃が丈夫でないと飲みづらいので、胃腸が低下している場合にはまず胃腸を改善させてから、となります。

また、単純に温める作用のある漢方となると、これは強弱いろいろな種類のものがあります。一番強い作用があるとされているのが当帰四逆加呉茱萸生姜湯というのがあります。生姜が含まれているんですね。生姜は本来は生のものが一番有効だということですが、フリーズドライというか、インスタント顆粒状態でもまあ有効、ということでしょう。

軽度の凍瘡、つまり、しもやけですが、それにも使用できますが、西洋薬でも四肢末梢循環改善としてビタミンE製剤とか、プロスタグランジンEといったものが適応としてあります。

一番はやはり運動です。

投稿者: 三本木クリニック

2021.01.05更新

新年最初の方針として、当院でのフォトセラピーの定価を、いまより少し安くする方向で考えています。

コロナ禍で、少しでも負担を軽減しようという気持ちからです。

また、昨年末から予約枠を拡大して、予約をとりやすくしております。それもまた、継続治療をされている患者さんのためになるかと思います。

今年はナチュラケアADの美容版である、プラセンタ配合タイプで小分けに購入しやすい新開発サプリメントを発売できると思います。それもまた、たくさんの方々に効能をお試しいただきたいための企画です。当院の完全オリジナルサプリメントとなります。

投稿者: 三本木クリニック

2021.01.04更新

6日間のお休みもあっという間に終わりました。

また今日から頑張ります。

この休み中は毎日息子と愛知池ランニングをしました。最終日の昨日は妻も一緒にゆっくりラン。運動は心身ともにとって、非常に有意義です。

また、この休み中は息子の勉強に強制的に付き合いつつ、自分のやるべきことも、ほぼすべてこなしました。

クリニックの雑用も合間合間に済ませたほか、後半に集中的にできたことは、教科書による勉強です。

イボ治療の教科書、炎症性疾患のすべてを網羅した本、ダーモスコピーの本、そして、まだ何冊か読み残していた漢方の教科書のうち、ヘビーでぎっしりと内容がつまった2冊のうちの1冊。

イボ治療については、手術ができない幼児や、難治症例について、保存的治療として参考になる治療法がいくつか新たに知見が得られたので、また今後の診療に生かしたいと思います。

炎症性疾患の教科書は、医師会に所属するプライマリケア診療の立場として、知っておくべき知識を総まとめしたような内容で、こういう切り口で特集した教科書というのはあまりないので、大変良かったと思います。

ダーモスコピーについては皮膚科の悪性疾患かどうか、などの鑑別に有効な拡大鏡ですが、当院でも今後どんどん活用していこうと思います。悪性良性の鑑別以外にも炎症性疾患やダニ寄生虫やカビなどの診断に有用です。見る目がないと無意味な検査ではありますので、専門医ほどの診断能力はありませんが、すくなくとも疥癬や悪性腫瘍についての活用は出来そうです。

最後に一番インパクトがあったのが、漢方の教科書。漢方の教科書は、その著者により各論の処方はかなりいろいろ差が激しい面があるものの、いろいろな共通する知識や、具体的な治療成功例の数々などをみるにつけ、実践漢方医療として大変勉強になります。また、漢方の講演や教科書をみるたびに毎回思うことですが、ここには内科的な診療をするのに会得すべき本質があります。そして、今回の教科書では、滅多にお目にかかることがない分野、すなわち、内科的な診察のスタンス、医師としての心得的なことが非常に具体的かつ心にしみる事例などを紹介しながら指南されているページが、それなりのボリュームで含まれてあって、これはいままで購入したまま、そこまで読んでいなかったのが、実に勿体なかった、、と思うほど、宝のような内容がふくまれていました。まさに漢方診療には内科学の神髄があるように思えてなりません。今年、気持ちを新たに、さらに自分をレベルアップして行こうと決意したのでした。どこまで初心が維持できるか、それもまたチャレンジです。

長い休みあけなどは、医者でも仕事に不安があるものですが、医者にとって、自信を失いかけたときに何をやるべきか、というと、それは勉強なんだと。改めて当たり前のことかもしれませんが、気づかされました。思えば昨年はコロナのせいで、研究会や講演会が通年の4分の1に激減したので、知らないうちに知識の蓄積がおろそかになっていたのでしょう。勉強というのは本来、自分でするものですから、今年は自主的に頑張りたいと思います。

ということで、今日からまた新年の診療が始まります。ボチボチ頑張ります。

投稿者: 三本木クリニック

2021.01.01更新

昨年1年間を振り返るに、毎日が闘い、毎週が闘い、毎月が闘い、といった繰り返しだったように思います。

年を取るにつれ、1年が早く感じると言いますが、私の場合、1年が早く短く感じることは、いまのところ、全くありません。1年は1年のまんまの長さですし、猛暑や厳冬をその都度必死に乗り越えている感覚です。

今年は大方の人々が似たような年末年始の過ごされ方をしているかと思います。つまり、旅行などは控えて、外食も控えて、という意味です。

となると、テレビを見る、という人はかなり多いんじゃないかと思いますが、そこは私の場合は違って、私はテレビは普段からですが、この年末年始も全く見る気が起こらず、家族(たいていは妻)がテレビを見ている居間にはとても長く座っていられません。それほどにテレビが自分に与える悪影響を感じるからです。これは何故なのか、自分でも良く分かりませんが、ここ数年で如実にそうなりました。

ましてや今、暗いニュースか、くだらない(つまらない)番組しかないのでね、、これは年輩の男ならではの「あるある」かもしれません。

コロナ感染症の扱いを、今の厳重なレベルの伝染病扱いから、インフルエンザと同じ程度の扱いに格下げすることが、そろそろコロナ受け入れ医療機関の医療崩壊を回避するために必要だという議論が増えてきています(こういう情報はテレビ以外から得ています)。また、日本においては欧米と比べてウイルスの型の入り方や広まり方が違っていることや、もともとアジア人はコロナに対する集団免疫レベルが高いということもあって、むしろ、go toキャンペーンとは言わないまでも普通の社会生活をすることの方が集団免疫の獲得という意味では有用であろうという意見もでてきました。結局、国家や人類という総論で俯瞰してみるのか、免疫弱者である、主として持病のある老人の死亡を各論として重視するのか、そのあたりのせめぎ合いのように思います。

また、ウイルスの拡散の疫学として、「ウイルス干渉」という言葉があることを、つい昨日あたりに初めて知りました。すなわち、ある一つのウイルスが蔓延しているときにはそれ以外のウイルスは流行しにくい、という自然現象のことです。それで、実際、コロナが大流行している今年の冬は、インフルエンザがほとんど流行しておりません。それを、早期から積極的に行なってきたワクチン業務やマスクによる防御にその理由を当てはめるのか、そもそもインフルは今年はコロナに淘汰されてしまって、巷に生えることがほとんどなかった、とするのか、それはどちらとも証明のしようがないように思います。

このところ、コロナに関しては誰しも評論家のような様相を呈しているように思います。あたかも、米国大統領選のトランプ共和党とバイデン民主党との対立を見るような既視感があります。今年はオリンピックやコロナはどうなるのか、景気もどうなるのか、、。医療もこれらすべてに関わってきます。とはいえ、地道に仕事を粛々とするほかないなあというのが、末端の町医者である私の元旦の心境です。

コロナもそうですが、どのみち、この冬休みは天気も悪いし、やたらと寒いし、ということもあり、実家へのあいさつ程度以外は、どこにもでかけませんが、ならばということで、ずっと前からやらなければならないことで、これまで時間がなかなかなくて、やれなかった雑用事を、あれこれと、かなり片付けました。そして息子の勉学も監視しサボらないように(相当嫌がられながらも)してやらねばならないし、若い男子は運動をさせなければならないのと、私自身も運動しないと体が老けてグダグダになりますので、この冬休みは毎日、夜、極寒の中、息子に有無を言わせず一緒に池を走っています。1周するだけですが、それでも汗だくになりますが、最初が寒くて寒くて、体は重いし心肺は苦しいし、だからでしょうか、さすがに12月も30日31日は夜は他に誰も走ってないですね。寒すぎますからね。それでも毎日走るとタイムが少しだけですが速くなるんです。たいしたもんです。とはいっても、遅いレベルですけどね、、、。

もう、あっという間にまた仕事始めになります。今年はインフル罹患者がほとんどおられませんので、まあボチボチと4日からの診療をウォーミングアップの感じでやっていこうと、元旦のいまの時点ですでに思っています。仕事のこともある程度思っておかないと、さもないと、心のバランスがつきませんからね、、。

結局休み中もコマゴマと仕事場に来ては雑用などをしています。今年も1年、心身ともに、健康第一でやっていきましょう。

投稿者: 三本木クリニック

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