院長BLOG

2018.11.12更新

房総半島南端、野島崎を訪れました。

昭和の時代にはにぎわっただろうなあという感慨が感じられるひなびた岬です。もちろん野島崎灯台も登りました。現在日本には登れる灯台が16基あるのですね。今年からだったか、青森の尻屋崎灯台が新たに16基目に加わったからです。

 

灯台を訪問していると崎とか埼とか、正式名称がいろいろあるようでややこしいと思うことがあるのですが、

山側からみると埼で、海側からみると崎とか、そういう(逆だったかもしれません)名づけられ方の由来があり、どちらも間違いではないという解説がここの資料館に記されてありました。

この灯台のさらに海側に小さな建物があり、併設の資料館にある写真をいろいろ見ていると、それが霧笛発生器が設置されている建物だと判明しましたが、残念ながら廃墟のようにボロボロで、立ち入り禁止となっています。これが惜しい。霧笛の出るラッパ状の出口が、現在では何故か山側を向いて開口しているのが不思議で、最初霧笛小屋だと思えなかったのですが、資料館の古い写真ではちゃんと海側を向いていたので、現在使われなくなっているために、海からの波しぶきが入らないように反対側を向かせているのだろうと推察しました。施設の人に聞けば分かるだろうことですが、こういうことに着目して友人と「おお~!」などと発見の楽しさを喜びあうことが楽しい。だって、こんなポイントに興味を持って思索する人なぞ、灯台訪問者でもなかなかないんじゃない?などと思いながら。

実は今回のツーリングでは、この気づきが地味にかなりポイント高いイベントでした。ほかは大したことがないワビサビツーリングだったということでもあります。あとそれと同じくらいテンションが上がったのが、前日に千葉市内で飲んだオーセンティックバーのお店。ここは学生時代の友人から教わって何度か行ったことがある店です。今回一緒に行った友が大変喜んでくれたのが嬉しかった(しかも私の分まで支払ってくれました)。

他はただひたすらツライ遠路往復です。これは山登りに似ているなあと思った次第です。達成感を味わうため、とか、非日常とか景色とか筋トレになるとか、そういう共通点がありますが基本的には結構、、中年にはツライ。

行きは渋滞がひどくて、東京方面は毎度のことですが、これがあるのであまり東京千葉へ自動車では行きたくないのですね。ただ、帰りは木更津からアクアライン、海ほたる経由で渋滞レスで名古屋まで戻れたのがラッキーでした。

これはもう部活のようなものだなあと思った次第です。

投稿者: 三本木クリニック

2018.11.08更新

昨日は豊田厚生病院で開催された、乳腺の研究会に参加しました。

乳腺疾患の、画像検査と病理との比較検討というものですが、なかなか勉強になりました。

これ本来は部外者参加というものではない印象の検討会でしたが、まあそういうところにお邪魔したという格好です。

いまの乳腺健診では視触診は省略されても良いということになっているのですね。これは初耳でした。とはいえ実際市町村のがん検診では視触診は項目にあります。

たとえば、視触診しなければ血性分泌などの症状は確認できないですよね。視触診を省略しても良いという根拠は、おそらく、視触診だけでの乳がん検診はあまり役に立たないという論文エビデンスに基づいていると思いますが、それは、あくまでも画像検査なしの検診は早期発見のためには意味がないというだけのことであって、診察自体を否定するものではないと私は思います。

それから、線維腺腫のある患者さんには乳がんの発生リスクが2倍近く高まるというデータの話も初耳でした。これは不勉強でしたが、ただこれもですね、線維腺腫自体は比較的よくある病変なので、だからどうだということも正直無いようにも思います。どのみち毎年検診は受けた方が良いとなります。

私のように開業医は、ときどき他施設の専門家の先生の最先端の知見を学びに行く必要があります。

論語にありますね、

学びて思わざればすなわちくらし、思いて学ばざればすなわちあやうし。と(すなわち、くらし、あやうし、は漢字ですが、通常の漢字ではないのでひらがなにしました)

投稿者: 三本木クリニック

2018.11.08更新

最初に診断や治療を望んで受診しておきながら、医療不信なのか私自身への不信なのか(おそらくそういうレベルのことではなく、単純にその人の生き方の癖またはあえてのポリシーなのだと思いますが)、まだいくらも診断治療が進んでいないうちに来院しなくなるという人がいます。

恋愛に例えるのもヘンかもしれませんが、そういうものに例えるならば、最初に告白しておいて、次の日から知らんふりといったようなものです。

こちらは大変に戸惑います。いろいろ心配してしまいます。

でももうそういう人は私のせいではないので仕方がないと思うほかありません。論理的にはそうなります。

 

ただ、こういう人たちはおそらく、例えば子供でも大人でも精神疾患(それも本当の器質的異常でない)の場合、そもそも病院に行くのはポーズとして行ってみるだけで、実際には治りたくないなにか理由があるとしか思えない、こころの抵抗感というものを感じることがあります。

何に対して怒っているのかは人それぞれでしょうが、それを含めて諸症状を改善する可能性があるにも関わらず、処方した薬を飲むことすらしない形で拒絶されると、こちらとしてはどうしようもないです。

精神カウンセリングのみで何とか、という手もあるかと思いますが、副作用も心配のないレベルの内服をすら拒否する患者が、カウンセリングは受容するということが、簡単に成立するとは考えにくいと思います。

ただ、そういう場合にでも、やはりその道の専門家というのはあるでしょうから、当院で私が手におえないと判断した場合には当然しかるべきところへ紹介する道があります。しかし、、それをも結局は拒むことも、そういう人はありがちです。

子供の場合は親の対応により成否を決めるといってもいいでしょう。それは当然です。子供は社会的な仕組みについては何も分からないですから。

それで、親がネグレクトしてしまうと、通常の医療機関としてはどうしようもないです。

大人の新型うつ病にせよ、子供の登校拒否にしろ、本人にとって、治ることや、正解を目の前に突き付けられることが都合が悪いことがあるのではないかと思うことがしばしばあります。

医者やカウンセラーは、その場合に非建設的な方向に迎合してはならないというのが私の考えです。もちろん、一緒にとことん落ちるまで付き合うという奇特な誰かがいればその患者にとっては都合よいことになりますが、それは反社会的行為に他なりません。カルトです。

人間は社会の中で生きています。ある程度のばらつきや自由さは許容されていますが、最低限のルールというのはあります。どの程度を最低限と定めるかは時代時代によって、また、個人によって幅がありますが、少なくともその時点である程度常識的となされるスタンスで対応するしかないのが人間社会というものです。

治りたくないのならそれもまた自由かもしれません。悪いことではあるが極端な例をいえば、自死する自由があることと同様です。

しかしそれならば医療機関に相談する必要があるのか?非常識なご都合主義に真剣に付き合わされてしまう医療者にとっては大変迷惑な話です。

 

投稿者: 三本木クリニック

2018.11.05更新

土日はすべて、神戸で開かれた、DDW2018つまり消化器関連学術集会に費やしました。

というよりほぼ観光?というほどに、観光もしてきました。実は神戸の六甲アイランド(ポートアイランド)には学会で何度も訪れていますが、神戸の観光は一度もしたことなかったのです。それで今回は学会ついでに、一通り回ることとなりました。

ロープウエイとか、中華街とか、タワーとか、異人館といった、一般的に有名なところらしきところはざっとまわりました。

まだほかにもハーバーランドなどもあるようですがそのあたりまでは及びませんでしたけれども、、

神戸、横浜、そして(行ったことないけども)長崎。この3か所は江戸時代からいろいろ貿易が盛んだったのでしょう。文化や外国人住居や港の共通点があり、自分の頭の中でつながりを感じました。そしてこれらの都市は、地形の感じも似ていると思われました(たとえば坂が多いとかですね)。ほかにもこういうところは日本には規模の大小あれどいろいろありそうです。

学会と観光と、普段は自動車で移動してばかりの私ですので、電車と徒歩であちこち見て回るというのは、学会だけならまだしも、観光もとなるとなかなかのウオーキングになりますね。

歩きながらこの土日ずっと考えていたことは、どうやったら患者さんに優しくしかも保険診療や社会のルールに適合するように指導できるものか、、という、いまどきの時代では大変難しいテーマについてです。

ついつい忙しいと患者さんに長々と時間を使うことができなくなってしまいます。次の患者さんの時間を借りることになるからです。しかし患者さんの状況により処置や問診で時間を要することもあります。ですので、いわゆる繰り言の類に対しては、あまり何度も同じことを話される患者さんにはそれなりに切り上げていただくようにします。それが不満に思われることもあります。また、若い子で、社会人として最低限のマナーが欠如している場合には、医者としてというより年長者として指導することもあります。私はどちらかというと真剣にやるほうですので、どうしても言い方がきつくなります。それがまだ未熟な面です。

間違ったことを是正する係というのは、うらまれたりすることもありますから、後々には感謝してもらえるにせよ、なかなかツライ仕事です。警察とはまたちょっと違います。

保険診療のルール、もっと具体的に言えば、正しい服薬服用の指導をするときもそうです。治療するならちゃんとやらないとダメだし、たとえばビタミン剤などはだんだん保険診療から除外される時代になるので、いまありがたく保険扱いがされるものについては、サプリメントというよりは治療としてちゃんとやるスタンスが重要で、それは病状改善のためにもそうですし、保険で扱っていただくためにもそうなのです。

クリニックは祝日日曜など以外は毎日診療しています。大病院の外来は予約が決まっているので、その診察日には絶対に受診しますね。さもないと次はないですから。でもクリニックはその点がどうしても甘くなってしまいます。「ついつい忙しくて」と皆さん言われるのですけども、そこは私も厳しく対応します。

ただ、保険のルールのため、病状の改善のため、といっても、やはりキツイ言い方になるのでお互いに嫌な思いをするのは、本当に嫌ですわね。

で、今回この土日にいろいろ歩きながら考えたのは、結局は、反省しながらも自分なりにやるしかない、という結論になった、ということです。

昨今は交通ルールも滅茶苦茶になっている、社会のモラルや犯罪もむちゃくちゃになっている、そういう時代です。だからなんでもナアナアで良い、とするのはやはりダメなんです。

頑固おやじすぎてもいけませんから、自己反省も必要です。そのあたりのバランスで毎日なんとかやっている、というのが結局は実情、ということです。年を重ねるごとに少しずつ角が取れて対応力が上がっていくのはあろうかとは思いますが、まだまだうまくはできない面もあり、悪戦苦闘しながら頑張るしかない、ということです。糖尿病の患者さんで病気の治療が必要であるということの理解がどうしても得られない、やむなく専門の病院に紹介しても結局受診しない、という患者さんなどは、もう、どうしようもないんですね。あとで後悔するのを食い止めたいんですけども、頑固な人の性格を変えることはできないです。

医者は自分のやれる範囲のことを一所懸命やるしかない。歯がゆいことですが仕方がないということもある。

投稿者: 三本木クリニック

2018.11.05更新

高濃度ビタミンC点滴の補充がまたれるところですが、今月11月は16日ごろに届く見込みとのことです。

せっかく希望される方がおられるというのに、最近ちょっと治療を受けたい人が増えているのか、今回はいつものペースより早く在庫が切れてしまったので申し訳なくもったいなく思っています。

もうしばらくお待ちくださいますようにお願いします。

投稿者: 三本木クリニック

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