院長BLOG

2020.08.06更新

シミの治療はテキトウで治るわけがない
医者と患者の信頼関係における約束遵守の重要性

このテーマについては、以前にも書いたことがありますが、当院の患者さんの中でほとんどの、まあ言ってみれば99.9%の患者さんは問題がないんですが、0.1%の割合で、何か勘違いされる人がいるので、一応再度記載しておきたいと思います。

シミ治療のうち、肝斑や真皮メラノサイトーシスのようなものは、真皮病変であり、前者の肝斑は内服治療が基本となり、後者はフォト治療やレーザー治療が主体となりますが、後者の場合でも内服治療の併用を強くお勧めしています。もちろん患者さんの皮膚の状態にもよりますが、原則はそういうものです。保険治療で改善できるものならばなるべく保険治療でやるのが費用負担の面からも最善ですから、それこそ内服治療だけ、というのでもこちらとしては全然ウエルカムなのです。実際、何年もマメに真面目に服用通院して、内服治療と外用剤だけでかなりシミが激減した患者さんもおられます。レーザー治療やフォト治療だって、単独で簡単にシミが消えるなどと考えるのは全くの誤解です。そんな簡単なもんじゃありませんよ。
ですので、本来ならば内服治療など保険治療で開始してそれでも無効な場合や、さらに追加でできる治療ということでフォトセラピーやレーザーを併用するというのもウエルカムです。フォトだけで治療したいという向きも少なからずありますが、私の考えではそれはあまり好んで受けている訳ではありません。とくに真皮病変の場合、多くのシミの場合、内服も併用したほうが明らかに改善することが経験で分かっているからです。

繰り返しになりますが、内服治療の場合、保険適応となることが殆どであって、それでもって、適正かつ効果的な治療を求めるのであれば、それこそ適正な用法用量を守って治療を継続することが必要となります。それは保険を使う場合のルールというものです。エビデンスに基づいているからです。
それを、患者さん自身の用法用量が不適切なのに「効果がない」と言われるのは意味不毛なことです。
また、これも繰り返しになりますが、上述のように、用法用量が適切であれば、たとえば内服治療だけでも時間をかけてつきあえば、かなり侮れない効果が発揮されます。だからこそ、明らかに美容の治療であるにも関わらず、いまだに保険で扱うことが許認されているのです。ただし、保険で扱うということは、エビデンスに基づいているということですから、繰り返しになりますが、正しい用法用量に従うということが前提です。必須条件です。
「忙しいから昼は飲み忘れる」とか「食事を抜くことが多いからその時は薬を飲まない」というのを当然の権利のように言われることがありますが、それは怠薬行為の言い訳をしようとしているだけのことで、なんら意味がないことであり、何の説得力もありません。患者さんはお客様ではなく神様でもありません。効果がないような治療をテキトウにやりたいのなら市販のビタミン剤をテキトウに服用しておれば宜しい。それはなんのエビデンスも効果もない世界です。

どうしても1日に2回しか飲めない、でも治療は続けたい、という人があります。2回なら真面目に飲めるんです、と。その場合、その患者さんの病変の度合いと姿勢次第でこちらは対応します。というのも、1日3回が無理で、ならば仕方ないねとばかりに1日2回に減じて処方しても、結局その後1日平均では1回しか飲まないままでなんとなく怠薬しているケースになりがちだからです。どの程度真面目に服用して通院するかによって以後の診療を決定します。つまり、約束を守るかどうか、による、ということです。こういったことを、全ての対象患者さんに説明して、「治療効果を期待したければあなたの病変の場合ならば、最低でも1日2回をちゃんと服用するならば、今後もつきあいます」と約束して、それでも怠薬または約束どおりに通院しなかった場合には一旦治療を打ち切っています。このポリシーはどの患者さんでも同じです。ですが、「病院(クリニック)相手だから上から目線ででも許されるだろう」という考えとしか思えない態度の、私より若輩の患者さんの場合には、私も人間ですから、命に関わらないようなこんな美容の治療などは打ち切らせてもらっています。そのような約束不履行な姿勢を、たとえば完全予約制の大学病院の外来通院でも同じようにとるんですか、ということです。他の場所で鬱憤がたまっているからといって、クリニックでは自分はお客様なんだと勘違いしてルールも無視するようではダメです。いずれどこかで、そんなことは許されないことを思い知らされるはずです。その憎まれ役を私は敢えてしているんです。その人の将来のことも考えて、です。例えるならば、赤信号を無視して突っ込んで警察につかまって注意されたのに対して怒っているようなものです。そんな大げさなことをと思うかも知れませんね。確かに、ビタミンなどの薬を飲まなかったからといって自動車事故を起こすわけではないけれども、ルールを守らないという意味では同じようなことです。
医療は信頼関係がなければ成り立ちません。医者が強引に薬を処方しても、患者が納得して服薬しなければ何にもなりません。逆に、患者が自分勝手なルールを医者に強要してもそんなことに医者はつきあうはずもありません。仮に、二者の関係が、それまでどんなに長い付き合いがあったからといっても、ルールを遵守しなければその時点で、ある日突然破綻し関係が終わりとなります。それは当然のことです。道理というものです。
診療費がもったいないから長期処方してほしい、とか通院回数を減らしたい、という人も内心少なくないことだろうと思います。しかし考えてみて下さい。日本ほど国民皆保険でこんなに安い医療費でありとあらゆる疾患の治療に対応してくれる国なんて、他の国にはほとんどないです。そして手術などの処置費用など、こんなに安い設定の国も珍しいと思います。医療保険破綻回避のために少しずつ保険点数が削減され続けられている結果です。
皮膚科なんてものは、一瞥しただけでもう診察終わりか、と思われるかもしれません。内科だって、血圧を測るだけか、血圧さえ測らずに終わることすらあるのに診察代を支払うのは馬鹿らしいと思う患者さんも多いのではないかと思いますが、ならば自動車の点検などはどうですか?視診だけでも料金が発生しますよね。材料費や工賃とは関係ない費用が普通に上乗せされているじゃないですか。でもそれはプロが見ているからという、技術点が反映されているんです。それは医者も同じです。一瞥するだけのようでも、ましてや、いちいち聴診器を毎回裸体にさせて胸に当てたりしなくても、診ていないようで診ているんです。それがプロというものです。だからそこに料金が発生するんです。素人とは違うから価値があるんです。毎月毎月患者さんが通院するのには理由があるんです。安否確認でもあり、状況把握でもあり、患者さんの状態を見たり聞いたり触ったり、必要があれば特殊な画像や血液検査をするわけです。検査をしないから価値がないわけではなく、むしろ検査を不必要にしないことが価値だということがあるんです。それは医療費の節約にもなります。だから、アトラクションのように検査を無意味にやたらに実施することで初めて料金を払う価値があるなどと思うのは思い違いというものなのです。必要だから必要な検査をするし、治療もするんです。治療をするならばそれはエビデンスに基づいたものでなくてはならないんです。適正な治療という幅範囲があるんです。お客様の言いなりで良いのではないんですよ。
そこが分からないのなら自由に自分の好きなように薬局で買えるような薬で良いならば好きにすればいい。自己責任で自由にどうぞ、です。

何のためにいちいち医者が厳しい指導(医者からしたらちっとも厳しい内に入らない普通の指導をしているだけなんだが)をするのか。それはケンカをしたいからじゃない。ちゃんと治りたいならちゃんとやってよ、ということを言っているだけです。それをね、医者なんか患者の好きなように言いなりに薬を処方してくれれば良いんだよ、偉そうにされる筋合いはない。などという風に思っているのならば完全に勘違いも良いところです。自分の好きなように好きな薬をもらいたいならば、医療費などかけずに国が推奨しているように売薬で好きなようにしたらいい。保険診療で、病院で、適正な治療をする、ということは、それだけの価値と違いがあるんだということを分からなければ、永遠に信頼関係など構築できないで終わるんです。治療がだんだんめんどくさくなってきたから軽視するのであればそれはその人にとって、もう治療の意義意味がなくなってきているわけだから、一旦終了とすればいい、というだけのことなんです。自分は治療を続けたいのに、医者が怒ったからしたい治療を無理矢理に止めさせられた、というんではない。自分でしょう。自分から降りただけのことです。あくまでも自主性の結果です。

そういうことを心底理解したうえで、真っ当な態度で診察診療にいらしてください。命に関わらないような疾患ならば尚更です。ましてや現代は治療しない自由、自殺する自由だってあるんですからね。自殺するやつにつきあわされる医者なんぞになるつもりなど毛頭ない。そんな道連れの片棒を担ぐほど私はお人好しではありません。私にも私の人生を生きる権利というものがあるんです。突き詰めればそういうところにまで行き着く話なんです。そこまで考えたうえで私という人間に対面してもらいたい。

 

投稿者: 三本木クリニック

2020.08.06更新

コロナ第二波がいよいよ本格化してきました。

はっきり言って、政府の失策による人災だと思います。繁華街での規制を全く行わないままでいることと、わざわざgo to travelを推奨する報奨金手当をばらまくことによるものです。

政治にはいまや何も期待ができません。自分の身は自分で守るしかありません。

そこで、当院では免疫力アップのために、漢方薬の処方を受け付けています。第一波の時から開始しているものです。

そしてまた、リーズナブルな価格の乳酸菌サプリメントも販売しております。これも第一波から販売しております。

当院の扱う乳酸菌サプリは味噌製造のイチビキ社発の特殊な乳酸菌を抽出して培養し、サプリメントとしたものです。

この特殊な乳酸菌は動物実験でその免疫活性向上を確認しております。

詳細はユーチューブをご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=-P8uH8jrg_8

https://www.youtube.com/watch?v=QS5SEeKviCo

https://www.youtube.com/watch?v=RSdgZAnZCs4

 

また、説明ブログもありますのでよろしければ参考にしてください。

http://www.sanbongi-clinic.com/blog/2020/05/post-1435-736352.html

http://www.sanbongi-clinic.com/blog/2020/05/post-1447-737231.html

 

 

投稿者: 三本木クリニック

2020.08.03更新

日曜日はひさびさに茶臼山高原に行きました。

世間ではコロナで自粛すべしというのと、一方でgo to travelキャンペーンは中止されていないという、異様な矛盾状況の中。

繁華街などにはとても行く気になりませんが、山だったらいいかと。でもバイクの人は多かったですよー。

途中の道の駅どんぐりの里でも大変なにぎわいで、駐車場は絶えず満車状態。この道の駅、周辺に確かに大した観光スポットもないとはいえ、本当に凄い人気なのが不思議。

茶臼山は5月6月が山頂付近に芝桜が大変キレイに咲き誇るというので有名。冬はスキー場として。自動車で山頂付近まで行けて、そこから徒歩かリフトで簡単に山頂に到着できます。

国民休暇村で販売していたのが段戸鉱石というやつで、これがトルマリンより4倍も強いマイナスイオン、遠赤外線、波動効果があるとか。ここの風呂は温泉ではないのですがその石が活用されたお湯ということで、たしかに温泉ではないのは分かりますが、出た後もいつまでも温かかったのは不思議でした。しかもこれ、お土産に購入できるんですよ。さっそく自宅でも試しました。こういうのが面白い。

この休暇村は初めて行ったのですが、コロナ対策がかなり厳重にされていて、なんともいえない緊張感もあり。

また、この付近には「ワンと鳴くカエル」「ゼロ磁場の場所」として宣伝されている、カエル館だったか、個人でやられている博物館のような小屋があって、ここも久々に再訪して、400円の入場料がちょうど釣り合っている感じ。ワンと鳴くカエルは実際には今回も実物が啼くところを見れませんでした。

すぐ近くには矢作川源流スポットがあり、冷たくて美味しい自然の水が竹筒からでるようにされていて、飲めます。矢作川はダムもあるし、豊川用水の水源にもなっている偉大な川ですが、茶臼山が始まりになるわけですね。

しかし、この土日に梅雨明けとなったこともあり、暑かったですねえ。もちろん山頂は涼しかったですが、下界は暑いこと暑いこと。熱中症に今度は気をつけないといけません。とはいえ、長梅雨だった今年は、太陽の強烈な光のある晴れというのはありがたいものだと思いますね。おかげでというか、今朝は前腕が日焼けでかゆくてかゆくて。

帰宅後は残っていた仕事と、夜はランニングして体調を整えました。ああ、そのまえに夕方は猿投神社も行ったっけ、ミニバイクで。珍しく蚊なんぞにまとわりつかれてしまいましたが、さすがに神社も暑かったからなのか。そそくさとそこは退散。

また月曜日が始まりました。ボチボチながら頑張ります。今年はコロナや水害やら悩ましいことが多い年ですが、。

当院では発熱症状の患者さんには個別に対応しておりますので、まずは受付にて症状を説明いただければ、他の患者さんとは別に配慮した対応をします。コロナでなくても発熱を呈する病気はこの時期熱中症などいろいろありますので。

茶臼山頂

花畑

水源1

水源

投稿者: 三本木クリニック

2020.08.01更新

「山のミステリー 異界としての山」 工藤隆雄 著 を読みました。

山ならではの不思議現象などがいろいろ紹介されていて面白かったのですが、ミステリーではない内容で、一番インパクトがあった話で「それでも医者か」というものがありました。

 

若い医者の登山客がちょうどその時その山小屋を利用していたそうですが、あるメタボ体型の中高年登山者が不摂生かつ無理をして山登り中にどうやら心筋梗塞を起こした、と。それで、それなのに本人の「胸が苦しいから休んでから遅れていく。大丈夫だからみんなは先に行っていいよ」という言葉であっさりと他の仲間は見放して去ってしまったので、結局、代わりに別の登山客や山小屋の人が介抱してたのですが、その若い医者は山小屋にいても周囲の期待をよそに、完全に無視したというのですね。

たしかに、道具も薬も何もないから、そしてヘリなどを要請しようにも濃霧だとか気象条件が悪くてどうにも来てもらえない、という状況だったというので、実際には治療行為は何もできないかも知れませんが、、。

私が思うに、せめて周囲への説明や病状把握などはしてもいいだろうにと。

これを何故かと考えたときに、専門外だから、とかの理由で、自信がないからこうなるんではないだろうかと。自分には助けられないということで? それは病態が分からなくて助けられないのか、分かっていてもどうせ助けられないからなのか、はたまた、、いずれにせよ「自分はいま仕事でここにいるのではないから何もやらない」と本当にその発言の通りだったのか、いろいろあろうかと思うのですが、若い医者だったということで、普通の社会人としての振る舞いができなかったのだろうと私は思いました。人としての自信がないから、そういう対応となってしまったのでしょう。山登りをする人は偏屈な人もありますからね。

また、その後の警察の対応にも大変残念な思いをさせられたそうです。山小屋の主は大変な苦労をされて対応なさった。

山は、、それにしても、なめてかかったら大変な目に遭いますね。毎年、山や川で死ぬ人のニュースがありますが、北アルプスとか、テレビで熟練登山家が簡単そうに登っているのを見たからといっても中高年が安易に登ったら死ぬことは普通に有り得ることだと、厳に心しないといけません。

今年は世の中がコロナ災禍だし、私が今回チャレンジしたい山がそれなりの山だったりするので、実現できるのかどうか、もう分からなくなってきていますが、縁があれば、と期待しています。そのためにも運動トレーニングをサボらずに。

投稿者: 三本木クリニック

2020.08.01更新

まだまだキャンペーン継続中の爪水虫レーザー治療

当院でも症例経験数を積み重ねて、米国140人ほどの臨床試験で病変消失度96%だったという結果の裏付け確認をしたいのです。

目標は100例です。まだまだ8例ほどにとどまっていますが、どうぞ初診の方でも予約不要ですぐ治療を開始できますのでエントリーしてください。

2種類のレーザーによる効能です。

東京などではすでに治療経験が進んでいるようですが愛知県では当院が初めてだということです。

動画での説明が一番分かりやすいのでご覧ください。

https://youtu.be/zCzHty5ZLh0

投稿者: 三本木クリニック

2020.07.31更新

主婦湿疹とか手指の皮膚炎、また手のひらの皮膚が荒れてしまって慢性化した症状や、足裏の同様の症状でも慢性化した状態で長年困っている患者さんは案外多いです。

基本は外用剤をいかにこまめに塗布するか、ということになりますし、必要なら被覆処置も推奨されます。

ただ、実際問題として、その程度の治療で治らないから困ってるんですよ、という患者さんが大変多い。

それで当院ではまず外用治療から開始し、それもちゃんと塗布しているのかどうかを確認し、それでも効果が少ない場合には、内服の抗ヒスタミン剤を併用とします。

内服併用療法については、皮膚科専門医の臨床教授の先生からも「安易な内服治療は厳に慎むべきである」という指導をいただいたこともあり、もちろんその趣旨は賛同するものですが、さりとて、治らない事例があることはどうしようもない。

また、ステロイド外用剤に対する誤解と偏見が日本だけどうしても相変わらず残っていて、外用治療をまあ本当に申し訳程度にしか行わない頑固な人も地味に少なくない。

こういうのは、前に進みたいのに自分で足踏みしているようなものですが、一種の宗教みたいなもんで、どうしようもないこともあります。

そういうのはさておいて、真面目に治療をしても、それでもダメな事例はあるのです。それが現実。

それで、安易にというつもりもないですが、塗れ塗れパワハラになってしまってもいけないので、まずは抗ヒスタミン剤内服で併用開始とします。ただ、それでもなかなかという症例もやはりあるわけで、、。

そういう場合にはやはり内服ステロイドを少量併用することが結果的には一番だというのが経験則から言えることです。もちろん結果としてそういう治療を選択するに至った、ということであり、最初からそれありきではありませんので誤解のないように。

海外ではアトピー皮膚炎にステロイド治療をやりすぎて白内障となり後悔したと怒っている人があるというニュースが最近ありましたが、外用ステロイドの適正使用レベルでは白内障を誘発しないことはもう平成初期の時代までに研究がなされて証明されています。ステロイド白内障となるには内服治療を相当の用量で長期服用した場合に限るというのが事実ですし、アトピー皮膚炎の治療を(とくに目の周囲病変に対して)適正にしてこなかった結果として、アトピー性白内障になるということの方があるのだということが、文献としてすでに過去にきちっとしたものがでています。

海外の症例で、どういう治療経過だったのか詳細不明な状態で、十把ひとからげに「ステロイドは悪だ」という風に決めつけるのは非常に害悪です。それは背後にアトピービジネスの気配があるわけです。そこに注意を払うべきでしょう。私はステロイド信奉者ではないですが、適正使用は普通になされるべきという考えです。それはガイドラインを見れば分かることです。

話がアトピーにそれてしまいましたが、難治性の手荒れ、足裏荒れについては、内服治療を併用することが治療への着実な正しき道であることがある、という話です。そして不思議なことに、内服ステロイドは延々と長きに渡り必要ということにはならないことが殆どである、という点も経験則として得ておりますのでそこも安心材料かと思います。

医学は所詮経験学の要素が大きい。そしてもちろんエビデンスとなり、そこに科学的根拠というものが裏付けとしてでてくる。そういうものでしょう。私が開業して良かったと思うこととして、勤務医時代とは2ケタほども差がある症例を経験できるようになったこと、があります。

理論や既知のエビデンスももちろんバックに置きながら、そしてそのエビデンスも最新のものを絶えずアップデートさせながら、さらに自分の経験によるフィードバックも上乗せしていく、というのは一番だと思います。その経験というのは、やはり数をたくさん見る、ということのパワーは非常に大きい。ビッグデータとでもいうのか、そういう強みがあります。

皮ふに関する疾患についてもしかりで、こういう卑近な症例は大学病院のお世話になることは少ないでしょうから結果として大学などにおられる専門の偉い先生でも知らないような事例があることは事実として認めざるを得ないでしょう、そして、たとえば普通の教科書的な対応では治らないものについて、少しだけ経験則を活用して自分なりに対応することも、ときには有効である、ということです。この件については難病である間質性肺炎の治療についても実は自分なりに思うことがあります。それについてはまた機会があればお話ししたいと思います。

 

 

投稿者: 三本木クリニック

2020.07.30更新

そのためには、いかに持続するか、ということです。

3日坊主とならないようにできるか。維持できるか。

趣味とか遊びなどはいくら飽きっぽくても構わない。

自分が人生において真剣にとりくまないといけないことについては、3日坊主では成しえない。

そこがポイント。

 

古谷三敏さんの漫画レモンハートの中で、東大を卒業した兄貴をもつ劣等生の弟を説教するおじさんの話があります。

「東大に行ったから勝手に兄貴はもともと賢いとか天才とか簡単に言うな。お前の兄貴は毎日新聞配達をしたり、毎日コツコツと努力を続けることをした。そういう努力ができるやつが東大に入れるんだ。単に努力もしないで入れたんだとか天才だったからとか簡単に片づけるんじゃないよ」といった内容を弟くんに諭していました。

東大に入る才能というものがあるとすれば、それは努力を続けるという才能だろう、と。

 

私の持論は、自動車運転免許を取得できるレベルの知能と運動能力があれば、たいていのことはやればできる、です。

やるかやらないか。ただそれだけのこと。途中でめんどくさいと投げ出してスマホ遊びに流れてしまうのか、グッとこらえてめんどくさいことをコツコツやるのか。

これは私が私自身に挑戦する宣言です。いかに3日坊主で終わらないか。それが一番の肝要。普段の仕事でヘトヘトになっても、3日坊主で終わらないように努力することで、誰でもやればできるんだということを証明します。

投稿者: 三本木クリニック

2020.07.29更新

長かったですね~今年の梅雨は。入梅の6月10日から急に梅雨入りしたのを覚えていますからね、もう7週間になりました。さすがに今週後半には明けそうです。

コロナショックでいろいろと経済の再編というか悪化というか、クリニックでも倒産するところもあるようですので、本当にほとんどの業種が悪化していると思います。

ただでさえデフレなのに、また今後も拍車がかかるのか、、、?

秋冬になれば今度はインフルが流行しはじめるとなると、普通の風邪もあるしもう滅茶苦茶ですわね。

そんななかでもたくましく生きていかねばならないわけで、、

あらゆる業界業種職種が、パラダイムシフトを強いられることになっているように思います。

ただ、私が思うに、真の実力者が適正に評価される時代になるとも言えるかと思います。

春に出した拙著でも、本質とは何ぞや、ということを底流に訴えているつもりです。本質が価値でありリーズナブルでもあるんです。

正しい人生とは、幸福に生きることだと、最近つくづく思います。

各々の境涯はいろいろあるでしょうが、そんな中でも幸福に生きることが人生の目的であり正しい人生だと言えます。

そのためにはそれなりの努力や苦労は当然乗り越えなければなりません。そして、社会の一員ですから、バランス感覚も大事です。それが幸福への道であり、正しい人生だと言えます。

たとえ病気があっても生命力というのかな、生きる火がわずかでもあればそれは価値ですし、原動力になるはずです。一人だと悶々として死んでしまいたくなることも普通にあることでしょう。でも誰かしか話し相手なり一緒に酒をのむ連れだったり、そういう人というか仲間があれば、ギリなんとか生きれるんじゃないかなあと思うんですね。

梅雨も明けます。カラッと晴れた夏がきます。でも猛暑でしょう。そして気持ちの良い秋が来ます。でもコロナの不安は続くでしょう。いろいろ上下ありますわね。

一番かわいそうなのは来年度新社会人となる人の多くが内定取り消しになったこと。ほんのたまたまの1年の経済状況の変化によって、その人の一生が狂わされるわけです。

自分がその立場だったら、もう、、、想像がつきませんわ。

それでもまあ、話を聴くことくらいはできるかな、、、。私も開業して何年間かは本当にしんどかった。でもそれらを乗り越えたら本当に自分に自信がついたし、過去の自分、そのころの自分に会えるのならば、飯でもおごって励ましてやりたい。

苦闘している若者たちに言いたい。君らなア、上から目線で悪いけど、何かあったらいつでもうちへ来いよな。とりあえず話聞くことはできるよ。そんな程度でもな、薄いうすーい仲間かもしれないけどもな、それでもそういうやつがここにいるんだということだけは知っておいてくれよな。

投稿者: 三本木クリニック

2020.07.27更新

可児市は明智光秀の出生の地ということで、今年はNHKの歴史ドラマ番組「麒麟がくる」とかいうのが放送されているらしく、キャンペーンのように、可児のこの地域を明智荘(あけちのしょう)として宣伝されているようです。

それを、前回のプチツーリングの際に見つけて、今回は名鉄明智駅付近、そして旧金山城というところにある戦国山城ミュージアム、をみてきました。

歴史に疎いもので、戦国時代のことについてはまるっきり知らない私です。

金山城はもともと斉藤道三の息子が建てた城で、その後森蘭丸(正式には乱丸が正しいとのこと。以下乱丸とす)の一族が保有し、森乱丸ら兄弟もそこで出生したということです。それが滅びると廃城となり、のちに犬山城主の石川某にパーツ取りに利用されたとか。

雨の中、城跡の山の上に上ると、「こりゃ天気良い日に来たら気持ちいいだろうなあ」という見晴しのよさ。

とにかくこのところ、コロナの再燃、そして長い梅雨で雨がしっかりつづいていて、頭がおかしくなっても不思議じゃないです。遠方へでかけようという気にもならないですからね。

それで戦国山城ミュージアムでは織田信長と森乱丸、そして明智光秀の関係などが多少解説してあって、ほんの少しですが乱丸、明智光秀が身近に感じられました。近くには乱丸の母の千日尼が住まったお寺もあって、そこで大河ドラマの撮影ロケ地にもかつてなったことがあるとか。そのときの俳優が坂口良子とか林隆三だったとか。お二人とも他界されていますから、ああ月日は流れていくものだと嘆息してみたり。

さて、名前はよく聞くことのある森乱丸は織田信長の小姓ということですが、一時は恵那の岩村城の城主にもなっているんですね。そして本能寺の変で信長とともに弱冠19歳で死ぬ、と。

ちなみに可児は、可児才蔵という槍の名手がいて、それも初めて知ったのですが、その名前に由来した地名なんだろうかね?とか思いながら、、。あれ、違うか、逆か。元々可児郡という地名があって、可児明智城というところが明智家の主たる城で、光秀よりも200年以上前に築城されているようですね。可児の才蔵、ということか。こういう疑問解消や知識探求はなかなか大変な作業ですね。

ともあれ雨天で野外活動ができない、かつコロナで旅行や人混みも好ましくないということで、近場での歴史探訪などは割と良い選択だったかなと思います。ただし、ほとんど誰もいないところばかりでしたけどね、、。

名鉄広見線の明智駅は、恵那の明智町(明智鉄道)とは全く別ですが、完全なる無人駅でなんともワビサビの風情。昨今は無人駅が普通に当たり前になっていますが、昭和のにぎわった時代からすれば寂しいもんです。

明智光秀の生涯については不明な点が多いようで、このあたりの伝説についてはいろいろ研究する価値があるかなと思いました。だって、一族が根本から消えてしまうほどのことをしでかしたわけですからね。おかげで末裔がさびしい思いをしてしまったんです。(追記:その後新説によれば、光秀は単なる一時的な感情で本能寺の変を企てたわけではないことのようです。そりゃそうですよね。命を賭けた一族の長ですからね。そのあたりは汚名返上、名誉挽回させてあげてほしいものです。)

ちなみに、本能寺の変で信長が明智の裏切りを知った時「是非に及ばず」と発したその言葉の意味はいろいろと分かりづらい面があるのですが、今風に訳せば「しょうがねえな」という一言で表せるような気がします。

長雨も「しょうがねえな」であと数日やり過ごすしかありません。なんとか元気に過ごしましょうね。

投稿者: 三本木クリニック

2020.07.27更新

かつて苦労して取得した、日本消化器外科学会専門医の資格。

かれこれ長いこと継続しています。

更新に必要なのは規定回数以上の学会参加、規定以上の手術件数、そして外科学会専門医の資格保持、といったところです。これを5年ごとに更新するものです。

専門医制度の良しあしはこういう作業のたびにいろいろ思うところはあるのですが、それでも資格保持のための条件がそろっているのでとりあえず更新を継続している状況です。

投稿者: 三本木クリニック

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