昨夜はパーキンソン病の勉強会・小児夜尿症の勉強会に参加してきました。
それぞれ別々の会場なので、1つはウェブで聴講しました。
パーキンソンについてのポイントは1つ。この疾患の多く殆どは65歳以上での発症で、Lドーパ剤補充が第一選択となるパターンだということ。そしてその効果が薄れてきた場合にはドーパミン作動性薬を追加する、ということでした。他にも非薬物治療として手術で機械を埋め込む治療もかなり効果的であることなど紹介されていました。殆どは薬物治療が主体で、最近では貼付剤もロングアクティングのものが出てきています。
小児夜尿症の勉強については、ガイドラインが成人用と小児用とあって、小児用としては、第一選択は抗利尿ホルモン剤であること、それでも効果不良の場合には抗コリン剤、さらに無効なら向精神薬に属する系統を使用する、とありました。なお、アラーム療法については現状としては補助的な立ち位置となっている印象を受けました。
水曜日は午後からいろいろ雑務や往診があって、ランニングもして、とやっているともう夕方になってしまって、勉強会に赴く時間となったという感じです。
コロナの影響も徐々に解除され、またウェブではなく現地開催の学会や研究会セミナーが徐々に増えてくると良いと思っています。コロナ以前は平均して月3、4回は研究会に参加していました。