院長BLOG

2022.11.08更新

千代の富士は毎日腕立て伏せを500回やったそうです。

当然他にもトレーニングはしたでしょうが、肩の脱臼癖をなおすためにも腕立て伏せを重視したそうです。その結果、小柄ながら筋肉ムキムキとなり、相手の力士が当たってもびくともしない硬い鋼のような体幹筋を獲得したとか。

自分でやってみると分かるのですが、腕立ては体幹筋がないと、まともにできません。

老齢になればなるほど、全身の筋肉が劣化して、いわゆるフレイルとなります。

腰痛と高血圧は各々、4人に1人がそれを持病にもつと言われていますが、腰痛にも高血圧にも効く運動で、かつ、気軽にできるのが、スロージョギングです。

ジョギングもやってみると分かると思いますが、足を前に出そうとすると、下腹筋群や大腿筋付け根の筋力を要します。そして走るということは、体幹がしっかりしてないと走れないので、スローなジョギングでも走ることにはなりますから、体幹筋と下肢が鍛えられます。ウォーキングよりも上下運動が自然についてくるので、結果として肩こりや五十肩にも効果がでます。有酸素運動は当然ながら高血圧の治療にもなります。ことに、内臓脂肪がパンパンな人や浮腫みのある人では汗をかくことでテキメンに降圧効果があります。ことに、薬物治療ではなかなか難しい拡張期高血圧にも断然有効です。体幹筋がしっかりすると腰椎のぐらつきや脆弱性が改善し、腰痛にも治療となります。

最初はウォーキングから始めれば良いと思いますが、徐々にジョギングに、つまり走るという運動にシフトすると良いのです。

筋トレというとボディビルを想像しますが、見せる筋肉と、実用筋肉とは全然違うことは、プロの格闘技の一流選手をみればすべて当てはまります。千代の富士も大胸筋などはボディビルダーのものとは全然違います。

ボディビルはカッコイイですが、やはり有酸素運動を取り入れることは、健康で長生きのためには必須と思います。たんにウェイトトレーニングだけだと高血圧には悪さをします。心臓にも負担をかけます。

私は昨夜、愛知池を走りました。息子と走るのは実にひさしぶりで、1か月ぶりくらいに息子も一緒に走らせました。若い子はしかし久しぶりでも余裕で走りますね。

11月の今の時期は、ランニングには気持ちの良い時期です。夜など月が煌々と照って明るいです。いま月の右側に見えるのは土星のようです。非常に明るいです。

とにかく、いろいろな運動をすること。それが健康で長生きのために有効です。

当院の患者さんでも77歳で本格的登山を続けられている凄い達人もいますし、85歳で毎日スクワット500回やっている元アルピニストもいます。いずれも認知機能から肉体機能からすべてが良好です。血圧もコントロール良好にしているので、万全です。

ちなみに、人間の寿命に一番悪影響な要素は、喫煙やアルコールや薬物や癌やいろいろ考えられるかと思うのですが、実は統計的には高血圧が一番の害悪だそうです。それほどにありふれていて、かつコントロール必要な病態だということです。

ランニングなどの有酸素運動は、三大生活習慣病である糖尿、高血圧、高脂血症のすべてに有効かつ自分でできる簡単な治療法です。

ダッシュよりも緩やかに走ることがより良いと思います。

投稿者: 三本木クリニック

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