先週は1週間で愛知池4回、猿投登山1回という運動ができた私、なかなか良かったのではないかと自分で思っています。
毎日欠かさず、というのを義務化してしまうと心的ストレスや身体の疲弊になってしまうし、さりとてサボりすぎるとどんどんグズグズになって、しまいにはゼロとか週1とかになってしまうのはさすがにショボすぎるので、まあだいたい週4、5程度で、1時間くらいのまとまった運動をする、というのが一番バランスがいいのかなと実感しています。
実は日曜日にはまた東京に行ってきまして、それはなぜかというと、かつて住んでいた東京の下宿の場所をまた再確認しにいったのです。この件はゴールデンウィークにも一度行ったのと同じ作業なのですが、前回帰宅したあとで家内が言うに、「やっぱりあの場所じゃなかった気がする」というので、それならば、とまた性懲りもなくというか、再確認に行ったのです。昔の思い出の地の記憶回収作業というわけです。こういうのって、何気に楽しかったりするんです。
品川の中延商店街が主たる買い物場だと思っていたのが前回の確認時の結論だったのですが、実はそこはちょっと遠くて、家内の記憶ではときどきしか行ってなかったことが判明し、戸越などは実はほとんど行ってなかった、と。それで、本当は荏原商店街が正解だったのでした。その上で、下宿だった場所を再確認したところ、前回確認した更地(になっていたところ)でやはり間違いないことが夫婦ともに再確認できて、めでたしめでたしと相成ったわけです。
街を歩いていろいろ観察していると、東京の人たちは基本は自転車か徒歩か電車で移動するので、運動と体型に着目してみると、電車に乗っている人達は皆スリムで、高齢者でも颯爽と、電車の揺れなどにも動じずに、運動靴とリュックでグイグイ歩いているのが印象に残りました。今回の東京訪問では、家内のスマホの歩数計では10kmも歩いた概算になっていたのです。というのも、あれこれ電車を乗り換えして、寄り道して、最後は私的には初めてのスカイツリーに上がってきたりしたためです。その後東京駅から帰ったのですが、実は思い返せば東京駅なんて、私、もう3年ほどぶりという、ひさびさだったのです。
東京都内、いろいろ歩きましたが、どうも思うに、やはりコロナ以前と比べると格段に人出は少ないのではないかと思いました。まだまだ景気回復には時間がかかりそうです。こういう空気感というのは、実際に自分の身をその場所に置くことによって初めて体感できることなので、まるで〇〇クエストといったような今回の日帰り旅でしたが、自分が思っている以上に多くの情報が脳に刻まれたんじゃないかなあと思っています。
皆さん、コロナで自宅勤務とか、外出でコロナ感染するんじゃないか恐怖とか、いろいろあるかもしれませんが、脳トレ、フレイル防止に、危険な登山などではなく、低い安全な山や野原の散策や、時には街のぶらぶら歩きや、目的を何か1つ持って、新しい体験をしに行くとか、そういうことが本当に心身の健康のためには重要なんだと、つくづく思いますよ。
東京から帰ったあとには、夜もまた、全身をほぐす意味で、日曜夜は恒例となった、息子との愛知池ジョギングもしましたよ。これから真夏までのしばらくの期間、梅雨もあるにはあるけれど、暑すぎず、さりとて風邪もひかない時期になりますので、多少天気がイマイチでもいろいろと出かけると良いんじゃないかと思いますよ。
ただ、今年はなんだか中高年者の山岳遭難死亡事故が本当に多かったように思います。日頃トレーニングもしてないのに、みんなと一緒だからという安易な安心感でキャパオーバーの登山をするのはちょっと危険すぎるんじゃないかと思いますので、そのあたりは本当に行動の選択吟味をしていただきたいものだと思います。気持ちは30歳代でも体は70歳とか実年齢はごまかせませんから、脚力、体幹力、スタミナ、バランス感覚というのは、思っている以上に衰えてしまっているものです。それこそ東京で日頃電車や歩きや自転車で鍛えている都会人のほうが、実際、逆に強いんじゃないかとすら思います。愛知県民はどうしても車での移動が主になってしまっていますから、東京よりも田舎なのに体力がないなんてことが普通にありえますよ。
最近みたある記事では、夕食後15分だけ近所のウォーキングをするだけで、飲酒量は減るわ、良眠が得られるようになったわ、といった報告がされていました。睡眠不足やアルコールはメタボの原因になりますので、たったそれだけの運動というか歩きだけでもいくつかの効能が得られるんです。
たまに大きな負荷の運動をするのではなく、毎日ちょっとずつの運動をするというのが良いんだと思います。メタボやフレイル対策として。