今年はブログ本の最終巻を発行するつもりなのですが、3月4月が何かと忙しくてとても余裕がありません。ゴールデンウィークに少しでも着手できればと考えています。
忙しいといっても臨床が忙しいというよりは、時間外の雑務や書類作業、ことに、コロナ関連の書類作成、4月からの診療報酬ルール改訂に合わせた書類提出作業が一番面倒でして、なおかつ、電気設備の修理立ち合い、駐車場リニュアル、研究会も比較的頻繁にあったりと、そういう、臨床以外の仕事が立て続いたせいです。
土日もなにかれと約束事ででかけたりして、春の気候変化や花粉飛散などの影響により、とうとう10日ほどまえでした、花粉症が風邪になってしまい、発熱こそないものの、なかなか大変だった。年取ると本当に治りにくくなりますね、、。今週に入ってもなお、肩こり頭痛はまだ治らないわ、胃がおかしくなるわで、治るのに昨日の朝までかかりました。8日間か。
頭痛についてはシップや鎮痛剤内服では無効で、なんと、マッサージでのみ治りました。これはしかもプロの手ではなく(予約が取れなかったり、こちらにも時間がなかったりで)家族にやり方を指示してやってもらったのです。あとは、ストレス食いで暴飲暴食をしていたことで、体がパンパンになっていたことが原因だとも反省し、ちょうど胃が不調になったために食べられないためにかなり自重した食事にしたらものの1日で2kgやせました。どんなけ浮腫んでたんだ?というほどに。
また、首や肩の問題は、やはりジョギングによる自然筋トレが大変重要だと分かりました。ハード筋トレはあくまでも弱く長い時間かけたジョギング筋トレがあって、その後で付け足しでやるべきことで、頭痛がある状態で血圧が上がるようなハード筋トレなどとてもやれません。風邪でランニングも先週は半分お休みしてしまったのですが、それも致し方ない面があるものの、頭痛の治療としてはある程度は必要だった。ただ、どちらが良かったのか、そのあたりは何ともいえません。ともかく水毒の状態になっていたのは間違いなく、そもそもいろいろな治療や食事を、風邪ひいたから栄養つけなくちゃ、とかいってINすることばかりしていたら、それはまた逆効果なんですよね、、。鎮痛剤を継続的に使用すればそのうち耐性で効かなくなるし、胃を痛めるし、そもそもの原因が何か、ということを考慮し、食べ過ぎ太り過ぎならばそれをやはり是正しなければならないし、マッサージでこんなにも一発で治ってしまうんだ、そういう病態もあるんだ、ということを学びました。足し算ではなく引き算の治療というのも、現代のメタボ社会においては、ときには良い治療になるんだなあ、ということです。
米のごはんなどは、中高年には1日1食程度にしておかないと、糖毒性の餌食になりかねません。せめて例えば朝昼は米ごはんを食べても、夜はおかずだけにするとか、そういう指南をするトレーナーもいますが、米ごはんは中高年は控えないと危ないですね。お酒も同様です。お酒は私などは本当にここ数年は飲めなくなってきています。飲みたいのに飲めない。飲んでもおいしくない。それはもう大抵メタボだったり水毒だったり、そういう原因背景があるんだろうと思いますね、、、。
体が美味しいと思わない飲食は、いくら精神ストレスの解消にはなるかもしれないにせよ、やはり身体には毒になるのだと思います。残念ながら、年齢とともに燃費効率がどんどん良くなってしまい、ついつい相対的に食べ過ぎてしまっている、ということでしょう。食べることは生涯を通じて失われない楽しみであることは間違いないんですが、それとて、中高年では本当に少量を心掛けておかないと、まるで美味しくない、楽しくない、体にも悪い、ということになるんだなあと、本当に思いましたね、、。
薬物治療についても、普段の薬も種類によっては、シックデイ、つまり体調をくずしたときなどは、医師に相談して休薬することもときには必要です。これから梅雨や猛暑といった季節がやってきます。世の中はどんどん複雑化しており、現役世代はますます忙しくさせられます。そんな中、やっぱり健康が第一なんだ、命が第一なんだ、ということを、ときに体調を崩したりすると心底実感できます。肩こりや頭痛だって、内服や外用の薬物治療や、普通の電気マッサージ程度ではどうにも治らないものもあるわけです。メタボや運動不足を解消するようにして、なおかつ、用手的治療もときには有効だということが、まあ、あるんだなあ、ということです。それを身をもって体感した、このごろの私です。
活動も飲食も、無理をせず、腹八分目を常に意識することが、中高年には本当に大事なんだと、本当に思いますね。なかなかついついそれができなくなりがちなんですけれどもね、常に自分を俯瞰して観察することがやはり大事ですね。
なんだか最近はまるで梅雨のような変な気候で、とても4月末からゴールデンウィークの本来の天候ではないんですが、気象に愚痴っても仕方ないですからね、自分をどうやって守るか、元気を維持するか、それを見直すきっかけにしたいです。