院長BLOG

2022.01.21更新

今年は寒い冬で雪もよく降ったほうだと思います。昨日1月20日は暦では大寒となり、1年で最も寒い日ということになりますが、個人的には寒さのピークは先週で終わった気がします。

ともあれ、このところ、弱毒化したコロナウイルスオミクロン株の感染者数がうなぎ上りですが、それもまあ問題といえば問題ですが、そういう疾患にもつながることとして、冬の水分摂取不足が原因となり、皮膚のトラブルや風邪症状、しもやけなどに罹患する患者さんが目立つ印象があります。

夏に比べると冬はとくに意識的に水分を摂るように気をつけ続けないと、すぐに「気が付けば今日まともに水分とってないなあ」ということになります。

人間の体は中枢の臓器器官を守ることを優先するために、循環血液量が減った時つまり脱水ですな、そうなったときに、一番最初にスポイルされるのが皮膚です。そして末梢の手足の循環ですし、次にやられるのが気道の粘膜です。乾燥するわけです。

肩こりや頭痛もそういう水分不足が原因になりますし、しもやけもそうですね。末梢循環が悪いからそうなる。ことに今年は寒いからか、いろいろなパターンでしもやけ、つまり凍瘡にかかる患者さんが多いです。足汗をよくかく体質で、かつ冷え症となるとしもやけの餌食になりやすいですね。

運動もやっぱり冬でも重要で、まず冷え症体質が改善されます。筋肉がつくわけだし、内臓脂肪を燃焼代謝させるわけだから当然ですが、そのあとに冷やさない状態でのスポーツドリンクやぬるま湯などを適宜組み合わせてグイグイ飲むことで、代謝排水を補ってなおかつ全身の循環不良や脱水を治す働きをしてくれます。

皮ふが乾燥してしまったならば、それは脱水の積み重ねが来ているのだと認識すべきでしょう。それを放置すると次にはノドや気道の粘膜が渇きますから、そうなると風邪をひきやすくなります。コロナ感染でも鼻腔や咽頭の粘液で簡単に抗原検査が測れるということは、インフルエンザでもそうですが、まずそこから感染第一歩となっていることの証左です。

2月から本格化する花粉症もそうですね、やはり粘膜が渇いていると花粉の暴露を受けやすくなります。1月に早々と花粉症の兆しがあるという方は、脱水状態ではないか、水分摂取を怠っていないか、見直してみる必要があるかと思います。今年は昨年よりも花粉飛散量が多いという予報がでています。

冬場には駅伝やマラソン大会があちこちであるかと思いますが、ああいう場でよく言われるのが「脱水症状」です。それで足がけいれんを起こしてしまったり、とても走れる状態でなくなったりしますね。あれはもちろん脱水でしょう。そして電解質や糖分も補わなければならないでしょう。

冬場はどうしてもトイレが近くなるので、飲水を控えがちとなります(とくに女性)が、いろいろな脱水症状による諸疾患に罹患しないように、水分摂取をことごとく励行することを毎日意識したいものです。

投稿者: 三本木クリニック

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