院長BLOG

2021.05.04更新

この時期は猿投山も大盛況のことでしょう、と思いつつ、自分もこのGWのお休み中には一応行こうと思っておりまして。

昨日は結構風が吹く日でしたが晴れていたので行ってきました。

とはいえ、昨年11月に途中断念して懸案事項だった、猿投七滝めぐりコースからの裏ルート登山で、です。

もともと、猿投山のメジャーな登山コースは、通常の猿投神社~登山口駐車場から、御門杉~東の宮~ピストン往復というもので、おそらく昨日もそこのルートは大変大勢の人たちとすれ違うことになったことでしょうが、私が今回とったルートは、11月と同様で、まず猿投登山道西口から入り、ミニバイクで滝めぐりの始まり地点のトイレ場まで行っておいて、そこから歩くというものです。

前回はまず、血洗いの滝が分からなかった。そして血洗いの滝付近からどうやって山頂に行くのかが分からなかった。

で、まず滝めぐりコースをたどっていきました。途中何組かの人々とすれ違いましたがぜんぜん大したことない人数で、このコースで行く人たちはまあまあ時間に余裕があり、なおかつ表コースだったら途中展望台などの眺望が楽しめるのを選択しない、どちらかというとマニアックな人たちでしょう。涼しいというより寒いほどの滝周辺で、ランチをしているグループもありました。

ともあれ、滝コースを登って行くと、7つの滝の最終ゴールの「血洗いの滝」が、ガードレールで阻まれた先にあるというわけです。ガードレールでは車両は完全に入れないようにブロックされていますが徒歩なら入れますので、そこから150mほど歩くと、、ありましたありました。血洗いの滝。前回は水流がほぼ涸れていたため分からなかったと思われます。今回は2日前までの大雨の影響もあってか流量がしっかりしていてはっきりわかりました。

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景行天皇の息子の大碓命さんがこの地で蛇に咬まれて亡くなられたということなのですが、その咬まれたときに傷を洗い流した、というのがこの、血洗いの滝だそうな。ちなみに、猿投山の名前の由来は景行天皇が飼っていた猿があまりにいたずらが過ぎるのでこの地で投げ捨ててしまった、ということによるというのですが、ホンマかいな?分かりません。

この血洗いの滝をめでたく確認できたので、次の懸案事項として残っていた、「ここから隠れた登山道を見つけて、西宮も東の宮も経由せずに山頂にいけないか」、ということだったのですが、

今回はGPSを持参したのです。以前、道迷いについてのブログを書いたときに、Iさんという方がご親切にもいろいろ助言していただいて、Iさんいわく、スマホのGPSをもちいるように、とのことだったのですが、私なりに調べてみたところ、プロの登山家(というか登山グッズ店主)が推薦するのがガーミン社のトレッキング用などのGPSだったのです。

スマホでは、ナビを見ようとすると、結局通信圏外だったりすると延々と無駄な電力消費をしてしまい、すぐに電池がカラになって使えないということがあったので、「そうか。本物のGPSだな」と思って、でも実は本物のGPSって、結構高額なんですよ。ただ、中古の未使用品のが売られていたのでそれを購入し(それでもまあまあ高いけど)、今回初めてそれを用いたというわけです。なにせ説明書が虫眼鏡でみなきゃ無理というほどの文字で、しかも英語などでしか書かれてない小さい冊子しか付属されてないので、その購入した(すでに絶版)機種に関する取説を事前にネットで引っ張ってきて印刷しておいたのですが、正直、中身スカスカの割に枚数だけ異様に多くて、何じゃこら?というものでしたので実際に使えるんかいな?と疑念があって、、

実際に今回、前の日に、「猿投山山頂」と入力しようとしても全然できなくて、できないというか、検索のための文字入力はできても、検索結果が「ありません」とでてしまうので、しかたなく、ネットで猿投山の座標を調べてですね、それはどの結果を見ても同じ、国土地理院発行の座標だったのですが、それがまあなんというか今回のGPSと全然合ってないという結果になってしまって、つまり、普通は山頂を示してくれると思うじゃないですか。それが、山頂でなくて中途半端な場所を指し示してる、んですよ。それはあとで結果的に分かったことですが、とにかく座標の入力はできるので、国土地理院の座標を入力したのです。

35度12分21秒 137度10分01秒、と。

さて、そういった準備をしておいて、そこを目標地点として、血洗いの滝からさらにどうだろう100mかそこら先に歩いた先で、右に曲がると川沿いに上へ登っていく道があったので、GPSを見てみると、その方向で良い、とでています(その画面を写真とるべきだったが忘れてしまった)。以前息子と一緒に行ったときもこの道を行ったように記憶してましたが、実際にそうでした。

ちなみに、この分岐点では、何故かモトクロスタイプのバイクのグループが何人かいて、やかましくエンジン音をさせていたのですが、私がこの場所に入ってきたようにはバイクは(ガードレールを越えては)絶対に入れないので、反対側の山道からここに来たのでしょう、反対側の先はどこに行きつくのかなあと、また新たな疑問が沸いてしまったのですが、ともあれ、そういうバイク人も遊びで登るらしい、先述の川沿いの山登り道を上がっていくことにしました。その間バイクらは待っているように思いましたが、結局その後も来なかったので、もう通り一遍遊び終わったあとだったのかもしれません。ただ、そのあたりの未舗装(どころか真っ当な登山道でもないような)山道をバイクで走るのは基本的に禁止のようなので、ちょっとどうかなあ、とは思いましたけれど。そのあたりの法的なことはよく分かりません。

ともあれ、GPSをときおり確認しながらその道を登って行くと、そのうち、川を横切る場面がでてきました。そのあたりではもう川というか弱い流れの水たまりのような程度で、ちょうど横切って渡りやすいようになっているので、横切る。しばらく一応登山道といえなくもない道を登って行くと、「ああここまではまえに息子と来たなあ」と思いだしました。さらに行くと、その「か弱い」散策路は完全に途絶えてしまいました。「そうだった。前回はここで断念して引き返したんだった」と思いだしまして、しかし今回はGPSがあるので見てみると、道なき道を直登すればまあ行けそうだ、ということに考えが至りました。もともと今回買ったガーミンのGPSというのは、クルマのナビのようには、登山道を辿ってどうのなどという親切なルートを示してくれるものではなく、単に目標地点までの直接まっすぐなラインを示すだけの無愛想な表示しかしてくれないので、言ってみれば絶えず「直登せよ」と表示しているようなものです。もちろん、それでも全然役立つんですが。

それで、「この先いわゆる登山道らしきものはないんだが」と思いながら、実際にはずっと馬の背というか稜線づたいに登るような形になっていて、それが直登と一致する形になったのです。稜線になっているのはGPSの等高線図でも分かるし、ちゃんと三角点がときおり存在しているので自信をもって登れたというわけです。ただ、こういうナビがないと無理でしょうね。木々をくぐり抜けながら道なき道を登るんだから。

そうこうして登っていると、あれれ?なんということでしょう。いきなり明確な登山道になってきて、結果的にはその後、最後の山頂付近までしっかり続きました。ほぼナビ不要状態になったわけです。

しかしこの裏道はどこに突き当たるんだろうかというと、山頂まで100mかそこらの一般登山道に垂直に合流となっていました。面白いことに、やはりマニアは居るんですね。この裏道を歩いていると、山頂から下ってくるおじさん1人とすれ違いました。「普通こんな道来ないよな」、という裏道ですわ。

それでめでたく山頂に到着。狭い山頂スペースはベンチはほぼ満席に近い状態。風が強くて冷たくて寒いこと寒いこと。汗かいて濡れた背中だから余計に。

しかしそこでしばらく寒さをこらえつつ、GPSをチェック!!というのも、一番最初に国土地理院の座標を入力しておいた地点というのは、山頂とは程遠い、何にも道標もない無意味な場所で、その場所を通り過ぎて、山頂までは500mほどは歩いたんじゃないかな、とにかく山頂はというと、そのGPSでも「sanageyama」って表示されてるんですよ。国土地理院の座標地点とは違う場所に!この表示の差異は前日に知っていたのですが、今回の目的はGPSを使ってみることと別に、この差異はどういうことなのかを確認する意味もありました。

山頂について、実際にこのGPSで座標確認をしたところ、

N3512356 E13710010 つまり

北緯35度12分35秒6 東経137度10分01秒0

とでました。細かいことを言えば、それはGPSの山頂表示座標とも微妙に異なりましたが、、まあそれは許容範囲です。 

が!! 国土地理院の

北緯35度12分21秒  東経137度10分01秒

とは、北緯の数字において著しく誤差がある結果となっていました。これ、誤差というよりも、もともと国土地理院の座標というのは山頂を示していないのではないかとすら思うほどの違いです。

この違いがどうして発生するのかの理由については、ちょっとネットで検索した程度では全然答えが得られませんでしたので、どなたかご存じの詳しい人がおられましたら教えて頂きたいと思います。Iさん、もしご存じでしたらご教授ください。

 

ということで、一応の決着がつきまして。GPSも最低限の使用法については一応分かったので、今後も何かしら登山に使えるかなと思いつつ、帰路はどうしようかと。

同じ道を戻るのは嫌だし、ということで、帰りは途中まで通常のコースでいって、つまり東の宮までいって、そこからしばらくしたら西の宮へ向かう自然観察路があるのでそこから西の宮を経由し、西ノ宮の鳥居前の道路にでたところで、そこから滝めぐり方面へ下るという方式としました。

で、うまいこと帰ることができました。めでたしめでたしと。途中、東の宮でランチしている人々がたくさんいて、普段こんなところで飯くう人いないよなあと思いつつ、それほど大勢の人たちが猿投山に来たのだなあと、猿投山がたくさんの人たちから愛されている山なのだということを嬉しく思いましたね。実際に本当に良いところです。猿投山。

さて実はこのあと後日談というか、昨日の晩に国土地理院の座標と実際の山頂の座標が違うことについてスマホで調べているときに、エライものを見つけてしまったのです。それは、、、GPSアプリでした、、ちゃんとそういうのがあったんだ、、、ガックリ。  以前、Iさんからそういうのを使うようにと手紙で教えて頂いていたのですが、その時は何のことかよく分からなくて、「スマホのGPSは電池が間に合わないからダメだよな」程度に思ってスルーしていたのですが、今回改めて見てみると、スマホの山登り用?GPSを作成し無料で提供されている人本人の解説をいろいろツラツラと読んでいたら、なんと、飛行機モードにすれば電池の無駄づかいをせずに問題なくスマホGPSを使えるよ、と。これも実はIさんの手紙に書かれていたことなのですけれど、全然意味分からなかったんですよ。でも、やはり言うとおりにすれば使えるし、作成者の人いわく、GPS専用機よりもスマホGPSのほうがすべてにおいて有用である、ということをいちいち解説されているので、しかも無料のアプリだということで、さっそくダウンロードして、今後使ってみようと思っている次第です。ありがたいことに、使い方まで分かりやすくでてくるようです。まだすべてを確認してないですけれど、パッとみる限りでは、専用機より見やすい(スマホだから当たりまえではある)し。専用機(ガーミン社)の画面って異様に小っちゃいんですよ。しかも、日本語対応版となっているわりには日本語とローマ字が入り混じっていたり、周辺検索などしてみると、重複する情報がでたり(なのでこの検索機能は実質役に立たないと思われます)、そういう不具合というのかもともとショボいというのか。

このアプリの開発者さんいわく、なぜGPS専用機が推奨されてしまいがちなのか、というと、結局登山グッズ屋さんはそれが商売で良い利益になるからだというんですね。たしかに!異様に高いんですよね、、。でも、電池の有用性はあるんじゃないの?とは思うんですけれども、それについても反論の解説がなされていて、「寒冷地では通常の単三電池(専用機に入れる電源)よりもスマホのリチウムバッテリーの方が電力が保たれるし、いわゆるモバイルバッテリーをどのみち持っていけばいざというときにも役立つ」というんですね。あとは、専用機のメリットというと、、、軽いとか小さいとか(昔流行った「たまごっち」くらい)、手袋を外さなくてもボタン操作ができるとかそういう点だけ、、か、、となります。

またいろいろと研究しなければならなくなりました。いろいろと遊びですら勉強勉強だから大変ですわ、、。

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投稿者: 三本木クリニック

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