院長BLOG

2020.10.12更新

当院では毎週3件ずつ、肛門や鼡径ヘルニアの手術を行なっていますが、毎年毎年、毎回毎回、さらに良い手術にしよう、という意識の積み重ねをしています。

具体的には、麻酔の方法から始まって、手技の侵襲度、手術時間の短縮、ということなどになりますが、傷をなるべく小さくする、というのは一番分かりやすい話ですが、それだけでなく、可及的に電気メスも必要最小限の使用に努めて、熱損傷による術後の疼痛を軽減するように心がけています。

イボ痔も鼡径ヘルニアも、日帰り手術ですが、翌日の診察のときには痛みは歩くには支障ないレベルにはだいたい達成しておりますし、できれば、どうしても疾患の程度がひどい場合には手術の手を加える箇所も大きくなり、結果として術後の痛みも大きくなってしまうような症例でも、なるべく、根治性を損なうことなしに、かつ美容的にも優れ、かつ、術後の痛みを最小限にする、というのを100%達成するようにしたいと考えています。

鼡径ヘルニアに関して言えば、昔の手術ならば、術後1か月は運動負荷制限を必要としたわけですが、メッシュを活用したテンションフリー法では、実際にはもう翌日からよほど活動制限は不要ではないかと考えています。まだ実際には念のため制限をお願いしているのはありますが、患者さんによっては翌日から普通に通常通りのお仕事をされて何にも問題なく終わっています。まあ、それほどに、低侵襲の手術を心掛けている、ということです。

イボ痔に関しても同様で、当院でのイボ痔手術を受けられる患者さんのなかで、比較的多いのが小さい子供さんを持つ若いママさんだったりするので、ご自分の安静やケアにさほど手間暇をかけられないだろうと思いますから、そういう場合でもなんら支障のないように手術を低侵襲で済ませる、ということが大事なわけです。

スケジュールの制約上、週3件が今のところ限度という当院の現状ではありますが、緊急度合いの高いケースには柔軟に対応しておりますので、いろいろご相談していただければと思います。

投稿者: 三本木クリニック

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