院長BLOG

2020.09.04更新

不摂生でも病気にならない人の習慣 順天堂大教授 小林先生 による著書の要約抜粋です。

1. 朝寝坊しても朝食は摂る。バナナ1本でもいい。起き抜けにコップ1杯の水を飲む。
自律神経にとって朝食は重要な行為である。副交感神経を刺激して全身の、ひいては脳血流を改善する。

2. 精神的な疲労がたまったら、発酵食品や食物線維の多い食品を摂ることで腸内環境を改善し、メンタルヘルスの改善が得られる。
3. 長いデスクワーク後のストレス解消はウォーキングで徐々に。それも夜のほうがケガが少ない。
4. 肉食嗜好の人は付け合わせの野菜や果物からまず食べる。脂肪対策にはナッツも推奨
5. 炭水化物が大好物で丼物やラーメン、カレーなど食べる際には、あらかじめ半量だけ取り分けて、それ以上は食べない工夫をする
6. 昼食の配分は朝4,昼2,夜4,という具合。昼食後の眠気を防げる。
7. 揚げ物や中華などが好物の場合、タマネギとリンゴ酢の味噌汁を一緒に食べる。
8. 夜9時以降の夕食は魚や鶏肉をメインにする。そして腹5分目とする。
9. 炭水化物を安易に抜くダイエットは危険。グリコーゲンの枯渇を招き、肝臓に負担をかけるため。
10. お酒を飲む場合、酒1杯に対して水も1杯飲む。怖いのは夜中の脱水症。また、宴会の予定がある日の昼食は腹5分目にとどめておくべき。
11. 寝酒は良質な睡眠を妨害する。一瞬の麻酔作用もあるが興奮作用があるため。
12. つまみはチーズ、ナッツ、豆腐が良い
13. 前夜飲み過ぎても翌朝の朝食を抜いてはならない。腸内環境が乱れる。
14. メタボ体型だが痩せるための食事制限が出来ない場合、逆にこまめに少しずつの食事に替えてみる。つまり間食をとる。ただしケーキやアイスはダメ。ヨーグルトやチーズ、ナッツ、バナナ、ドライフルーツのたぐいを。食事前には1杯の水を飲むようにする
15. 副交感神経の機能低下で便秘となる。ストレスも原因となる。オリーブオイル飲用で対応。腸内環境の改善のためにも朝の目覚めのコップ1杯の水。
16. 3時のおやつも低カロリーなものならば良い。疲労を和らげることができる。

 

といったところです。
その他にも自律神経を乱さないための、食生活以外のさまざまなシチュエーションでの心がけや対処法などが書かれてあり、かなり久しぶりにインパクトを受ける本を読んだ印象でした。感情の起伏によって(とくにネガティブなものによって)、一旦乱れた自律神経は3時間は続いてしまう、との内容は、自分でも思い当たることがあり、若いころならいいけれど、年とるとそういうのがすごくストレスとなって、体を蝕むのが実感されるので、自律神経をあたふたさせない工夫は今後の人生において大変重要なことだと思いました。若い人で精神衰弱の傾向の人にも参考になると思います。

食事や生活習慣に関しては、上記のように要約箇条書きにしてしまうと、物知りの人にしてみれば「当たり前のことばかりじゃん」と思う知識もあろうかと思いますが、意外に実践しているかどうかというとそうでもなかったりするし、日々の積み重ねがやはり重要なのだと思います。そのためには、忘れた頃にまたこういう勉強をしなおして生活習慣の修正をすることが結局は長い人生のために有効なのではないかと思いました。

 

投稿者: 三本木クリニック

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