院長BLOG

2020.03.09更新

コロナウイルスが世界中に蔓延しているいまの時期、人混みは避けるべしということ、かつ、免疫力を低下させないように、というのが流行的意識となっています。

そんな中、日曜日はどうしても行きたいところがあって、ザンザン降りの寒い雨の中、日帰りツーリングを決行したのです。

行先とは熊野那智大社。古くからある神社ですね。紀元は1700年前ということですからなかなかの凄い歴史です。

実はここと、すぐ近くにある那智の滝には、2月初旬に友人とすでに一度ツーリングをしているのですが、スピリチュアルな感覚から、どうしてももう一度行っておきたい、という気持ちが3月に入ってムクムクと湧いてきて、今回は一人での再訪でした。

熊野那智大社のほうは、もともと山の上まで行かないと参拝できない場所にあるため、行きやすい滝は別として、さほどの参拝者はおられない(それが私好みでもある)のですが、今回は大雨だし風もビュービュー吹いてたのでさぞや誰もいないかと思いきや、それなりにおられたのが驚きでした。なかなかの物好き(?。信心深いというべきか)もあるものです。自分はやはり物好きの立場なのですが、。

人は普段いろいろなストレスとか澱(おり)とでもいうべきものが溜まってきますので、いくら外出を自粛するようにと言われてもなかなかそうもいかないのは、それらを発散せざる得ないからなんですね。まあしかし、近隣からの参拝者はこんな大雨にくるとしたら熱烈な信者だろうけれど、みたところ(もちろん参拝者は少ないのは少ないのですが)もともと予定していてそこそこの遠方から来られた旅行客、という印象の人々でしたから、「雨だけど一応行くだけ行こうや」という感じで来られたのかなと思いました。

そんな中、往復500kmを合計8時間半かけてはるばる愛知県からこの寒い雨の中、バイクで来るというのも、我ながらなかなかのオッサン野郎ではないですか!

精神科医の樺沢先生という方が「アウトプット大全」という本を出されてベストセラーになっているということで、それ、私はまだ読んでないのですが、この先生がユーチューバーでもあり、途方もない数の動画を出されているそうです。精神疾患に関する動画をいくつか見てみましたが、勉強になるし、全部は見きれないのですが、なんとも凄い元気な先生がいるものです。そしてこの先生がいうところのアウトプットとは、人生の成長のなかで、インプット、アウトプット、フィードバック、という3項目のトライアングル的概念があって、インプットをして、自分なりに成長なり勉強なりレベルアップして、アウトプットをする、そしてそれらの間にフィードバック作業が介在する、というところからの、アウトプット、ということです。そして、曰く、インプットを充実させないとアウトプットはスカスカのものしか出せなくなる、というのですね。それは確かにその通りだと思います。常に何かしら勉強や新しい体験などしていかないと、誰かにアウトプットなどできない。脳みそは忘れる機能もあるからして、せっかく得た知識も日にちとともに少しずつ劣化して薄れていく。だから余計にインプットは必要となりますわね。

我々医師というのは、患者さんからのストレスや澱(おり)固まりのようなものを受けてなるべくそれを霧散させるようにする仕事をしています。自分がいろいろな体験や勉強をして気づきや学習になるインプットもインプットですが、患者さんから受ける、いってみればマイナスのインプットもあるわけです。まともに受け続けて発散せずにいたら自分が病気になるのは容易に想像がつきます。もちろん医師に限らず人は皆社会生活において同じようなことなのですけれども。

ある人は繁華街での宴会、お酒で発散する人もあるでしょうし、またある人は趣味、スポーツ、サークル活動などいろいろな方法で、ストレス解消していることでしょう。

そして私にとっては、インプットは学びを得るために新しい体験や勉強をすることと、上述したように患者さんから受けるものとあり、一方のアウトプットとは、自分が得た何かしらの知識や経験を患者さんや世の中に良い意味で還元することと、患者さんから受けた澱を清廉な場で昇華解消することの、それぞれ2つの意味があります。

座禅を8時間組み続けることはなかなかできませんが、バイクツーリングでは8時間走り続けることが割合と可能なんです。乗り続けることで動的冥想が得られることになります。自転車や街なかの徒歩だとどうかな、そこまでやれるか、なかなか体力が厳しいのではないでしょうか。でも登山だと頑張れてしまうのは景色や自然のパワーがあるからでしょう。ただし、翌日の疲労度は登山とバイクとでは段違いです。登山を日帰りで8時間歩くのは翌日の仕事に支障がでてしまいます。本当はそれもやりたいのですけれど。バイクなら大丈夫です。

そうはいっても昨日は、往路が雨ザーザーで、バイク乗りなどほとんど見ませんでした。帰り道の途中からは雨があがって夕方には日がさすようになりましたが寒かった。今回の収穫は雨の装具の機能確認ができたことです。カッパは高額なバイクウエアメーカーのものよりも、ワークマンの安いやつのほうが性能も優れています。内部へのしみこみがゼロでした。

帰宅後、翌日になっても、とくにスピリチュアルな効果があったとも感じませんでしたが、発散にはなりましたね。ある種、運動ですからね。登山も今年はひとつ大きいのを登りたいと思います。

投稿者: 三本木クリニック

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