院長BLOG

2019.12.11更新

当院は、いつのころからか、シミ治療外来とでもいうべきか、毎日シミの相談の患者さんが来られるようになっていますが、シミ治療としてフォトセラピーやラジオ波やレーザー治療をしたのち比較的早期に、あたかもシミの再発のように、炎症後色素沈着を来たすことがあります。

これは、必ず治ります、というと過大広告のように言われてしまうかもしれませんが、はっきり言って、たいてい治ります。ただし、その治るまでの期間時間が長いのが問題で、その長期間、たとえば半年から1年といったところですが、とにかく患部を保湿してこすらないということが前提として必要です。

保湿は女性ならば皆さんしていると思いますが、化粧水や乳液を何度も使用することで保湿をしているという場合には、実は注意が必要です。

化粧水や乳液には、短期間使い切りタイプの特殊のものでないかぎり、ほとんどの場合、その中にアルコール性の成分が基剤として含まれていますので、塗布した直後はしっとりしていても、いずれ乾燥してきます。薬効成分が保湿力をもつだろうことはあるのですが、あくまでも常識の範囲内での使用にとどめ、積極的な保湿を求めるのであれば、病院で処方できるヘパリン類似物質クリームなどの保湿剤を用いることをお勧めします。

乾燥状態で、かつ、化粧や洗顔でこすることは、冬の時期はとくに厳禁すべきことです。肝斑だろうと炎症後色素沈着だろうと、老人性色素斑であろうと、日焼けだろうとすべて同じです。外用剤を塗布するときでも、ゆっくりと丁寧に、圧を加えないように、皮膚をゆらさないように塗布することが非常に大切です。

なんらかの理由により、炎症後色素沈着を来たした場合には、焦らずに待つことと、その間、なるべく余計な美顔外用剤などを控えることが大事です。よかれと思って高額な化粧品類を使用することが、逆効果となることがあります。

フォトセラピーを何回か続けているのに改善のスピードが遅い場合には、日頃のスキンケアに問題がある可能性があります。

投稿者: 三本木クリニック

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