院長BLOG

2019.10.07更新

長久手や名古屋市内で学級閉鎖沙汰が散見されるようですが、早くもインフルエンザが流行している地区が限局的にあるようです。

当院では10月1日からインフルエンザワクチンを供給しております。まだあわてることはないとは思いますが、流行のニュースが広まると急にニーズが増えて、ワクチン不足となりますので、10月後半から11月前半のうちに接種しておいたほうが良いかと思います。ご予約は電話でも受け付けています。

今年は10月になってもまだ台風がウロウロする年で、梅雨は雨が多め、夏は猛暑と、比較的季節の特徴がはっきりする年ですが、この10月は朝晩と昼間の寒暖差が大きいように思います。蒸し暑さで寝苦しいように思っていると明け方寒くて風邪をひくというケースがやや目立ちます。

人間の体はすぐに環境に順応できるわけでもないので、急に涼しくなったといってもすぐに冷たい飲みものを温かくするとか、布団を秋用にするとか急に切り替わることができません。そこをうまくやらないと体調を崩すことになるかと思います。肉体面だけでなく精神面でも不調を来たすこともありましょう。肉体と精神は互いに関与しあっていますから、どちらかが悪くなってもいけません。

今年は消費税が10%となり、実は8%に上がったのもつい5年前のことだったというように、トントン拍子、というと良いことの擬態語のようで変ですが、とにかくじつは短い間に増税が繰り返されていまして、当院は自由診療や院内販売のものを消費税をいただかない価格設定を、これまでしてきましたが、もう、さすがに消費税を通常に負担していただこうということにしました。ですので外税で10%の負担が増えることになります。これについては自分でも心苦しいのですが、いままでずっとこちらで負担していたことを考えたら、まあ許してもらおうかと思い込んでいるところです。インフルエンザワクチンについても然りです。

消費税が上がると、実質的な物価高となり、日本でも海外のように日用品や食料品でも徐々にインフレになると予想され、それ自体は政府の思惑通りとなるかもしれませんが、インフレは実質経済が向上して初めてあとからついてくるのが本来なのであって、無理繰り官制値上げをするようなことは景気には逆効果だということはあまたのエコノミストが危惧していることです。労働人口がどんどんへっている現状の日本では、馬車馬のように働いてなんとかやっている、という人が大変多いのではないかと思うのです。どんどん余裕がなくなっていっている。家族であそびでキャンプにでかけるのに、お父さんだけが遅れて深夜に現地到着するなどということが、あそびに行くのにもあるわけです。過酷ですよ。

先週末に少人数で受講したセミナーでは、日本の医師は勤務医は完全にブラック企業状態を強いられていることが多いこと、その割に報酬が異様に少ないこと、また、開業医はもろもろの開業支援悪徳業者に騙されて多額の負債を抱えることになることが多すぎる現状が赤裸々に語られていました。私もつい3年前くらいまで、多いときにはひと月に10日も当直などのアルバイトを何年もしつづけました。恥ずかしながら、これほどの長い期間、開業医がアルバイトをし続けるなどということは、他の開業医の先生にはおそらくほとんどいないだろうと思いますし、いまとなっては、こんな頑張りは誰もやらないだろう、というレベルでの私の努力した過去として一種の苦労自慢というか自負していますが、いまそれをやれといわれてもまあできません。体力がもちません。

セミナーで講演された、大変に繁盛している小児科クリニックの先生にあっては、経営的には集患も良くて、非常勤医師も毎日入ってもらうほどで2診体制でやっているということですが、毎日夜10時(!)まで外来診療をしているというお話でした。これは、経営的には確かに良いのかもしれませんが、医師自身の健康や家庭のためには甚だ危険な労働時間かと思いますし、一緒に働くスタッフも、交代制でやりくりするとはいえなかなか大変なことでしょう。若いうちはそれをやれていても、徐々にしんどくなりはしないかと、他人事ながら心配してしまいました。

私の研修医時代の仲間だったある先生は、勤務医時代にあまりにも過重労働すぎてこのままでは死んでしまうと思って、開業の道を選んだそうですが、開業後も月に何度も医師会の休日診療を担当したりさせられているそうです。みずからの命を守るために開業したのに、やっぱり過重労働というのは、なにか違うんじゃないか?と私は思います。

先週末はセミナー参加の前に、私の後輩が小牧市で開院したのでお祝いに行きましたが、彼もこれから勤務医時代にはなかったしんどさをいろいろ経験しなければならないので、お祝いしたい気分と、彼の年齢で新たに開業は大変だなあと心配してしまう気分と半々でした。

インフルエンザの話から外れてしまいましたが、体調を崩すときというのは、たいてい背景に過重労働や疲労やストレスがある、ということが言いたいのです。もちろん、季節の変化や気候変化などによりちょっとした風邪をひくのは日常茶飯事ではありますが、それも頻度を減らすなど防ぎようがある、ということです。

 

 

 

 

投稿者: 三本木クリニック

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