院長BLOG

2019.09.17更新

日曜日に名古屋にてレーザー治療セミナーに参加してきました。

世間は貴重な3連休の中日ということもあり、参加者は少な目でしたが、今回の内容は色素レーザーのことと、ラジオ波美顔器についての講演で、とくに個人的にはラジオ波の効用について関心があり、参加しました。

色素レーザーについては血管をターゲットにするので、基本的に赤あざに保険適応があります。当院にはこの機械はありません。保険適応外として有効な疾患としては傷痕やニキビ跡の赤み、といったところです。この機械については専門性が高いので当院での導入予定はありません。

つぎにラジオ波プラスアルファの機械についてですが、これは当院にも幾種類かあります。この中で、とくにオーロラ(現在はその発展系の機種を使用しています)に備わっている、ラジオ波と組み合わせて、光、赤外線、ダイオードレーザー、といった各々のハンドピースをどう使い分け、どういう効用があるのか、ということが大事なポイントで、なおかつ、最近はシワやたるみをどう攻略するかが個人的には最大関心事のため、そのためにはどのハンドピースをどう使うのか、ということを念頭に聴講しました。

結論としては最も最深に効くのはラジオ波と赤外線の組み合わせだということで、1cmほどの深部にまで効果が及ぶということでした。ということは、顔の頬領域でも十分深くまで効果を期待できることになります。一番のリスクはヤケドなので、それは充分に注意しなければならず、そのためのコツも学びました。実はこのハンドピースは当院にはずっと以前からあるにはあったのですが、一度ヤケドを生じさせてしまったので、その患者さんはその後自然治癒して跡形もなくなっておりますが、その後自分で嫌気がさして以後ほぼお蔵入り状態だったのです。ただし、当院の待合室にて流している動画には3種類の合わせ効果を解説しておりますので、そのうちの1つがこれなので、今回得られた知識をもとにして、また再チャレンジして、これまで以上に効果的な引締め、シワたるみ除去に効くサービスを提供したいと考えています。

とりあえずはお蔵入り状態だったハンドピースのメンテナンスを業者に依頼することから開始します。サービス開始となりましたらまたブログなどでご案内します。

ラジオ波は単独でも部分痩身に効果があることが今回の講演で再確認しました。たとえばおなかとか大きい面積に当てるタイプの機械があるそうですが、それだと単純にラジオ波だけなのですが、それにより、皮下脂肪のみならず内臓脂肪が施術直後に明らかにへることがCT検査で確認されています。患者さん的には、施術直後にベルトやズボンがスカスカになった、というんですね。当院にはその機械はありませんが、ラジオ波というのは、ヤケドさせて燃やすとかそういうことでなくても、不思議な脂肪縮小効果がある、ということです。

ラジオ波美顔機械を用いるさいに要注意なことは、やせ型の、皮膚が非常に柔らかいタイプの患者さんのたるみにはやりすぎないことです。一番良い適応はぽっちゃり顔タイプの患者さんです。それですら、やりすぎは禁物です。

下まぶたのたるみにラジオ波を照射することはしばしばやりますが、この場合には、眼球の周辺の脂肪が上からどんどん下りてきて、下まぶたの膨らみになってしまうことが繰り返されるので、これもある程度で終わりにすべきだろうと、講演された先生は語っておられました。

まあいろいろな面白い症例が紹介されて、まだまだ原理が分からない面もあるがこういう効果は確認できた、という話の数々で、興味深い会でした。赤外線とラジオ波と組み合わせると何故に深い層まで効くのかについては、赤外線で熱を上げることにより、組織の抵抗が減じて、ラジオ波が深いところまで浸透するからだという説明は、いままで知らなかったので、ハタと膝を打つ思いでした。

投稿者: 三本木クリニック

  • まずはお気軽に
    当院へご相談ください
    内科/小児科/肛門科/外科/形成外科/皮膚科/美容
  • common_tel.png