院長BLOG

2019.09.11更新

教科書的知識とエビデンスはどんどん新しい情報が溜まってくるし、また、そもそも教科書的古典知識を、自分の関わる領域については網羅学習しておかねばならないのが前提だし、そして健康保険のルールという制約がある中で、実地臨床での対応にも合わせなければならないという、医師のいまさらながらの不自由さに、最近は疲弊してきています。

内科外科含めたジェネラルを標榜するということは、医学を学ぶ上では最も優れた土俵であると同時に、プロとして及第点以上を取れる状態を維持しなければならないのでなかなかの重圧です。

いまさらながらです。

一つの臨床的疑問や不明点を解明しようとすると、たいていは教科書レベルを逸脱した領域であって、そこを自分自身の経験というエビデンスで乗り越えていかなければならない。そしてそれはときとして狭いルールに当てはまらないことがあります。

近年は社会保険の締め付けにより医師の裁量権がどんどん狭められてきています。財務省からの医療費抑制政策指示ゆえなのでしょうが、少子高齢化の日本では医療費が増大するのは仕方ないことです。消費税も社会保険費に使われているのはほんの一部であり、多くは財務省の自己満足だったり、無駄にアメリカから戦闘機を買わされて費やされて終わりです。

今度の増税でも景気後退は予想されます。医療もどんどん萎縮します。

そんな中でごくごく普通の医療を地域地域で担っている立場の医療者は、いろいろ悩ましく過ごしています。

 

投稿者: 三本木クリニック

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