院長BLOG

2019.07.29更新

土曜日は愛知県がんセンターの定例講演会に行きました。

当院からがんセンターに紹介することはめったにありませんが、大学院時代に一緒だった先生が第一線で活躍されており、頼もしく思います。

その後漢方セミナーがまたあり、最近は結構頻繁に漢方セミナーがあるのですが、今回は抗がん剤の副作用対策と漢方というテーマでしたが、これも当院ではほとんど関わることのない分野ですが、普段別の疾患や症状にもふつうに処方する漢方薬が、実は抗がん剤の副作用対策としても使えるんだよ、ということは徐々にエビデンスが蓄積されている印象があります。かなり癌治療の場でも一般化しているのではないかと推察されます。

 

今日は週明け月曜ですが、、先週は研究会への参加が連続して多くて、6、7月はかなり立て続けだったことが分かりました。お盆を控えてしばらく講演会の類はお休みとなるようですので一段落です。

読むべきで購入したがまだ読んでない教科書が山積しており、なかなかレジャーどころでないなあという印象の最近です。梅雨明けとなり猛暑が続く日々となりますが、皆様ご自愛くださいますように、、。

 

先日、私の娘が珍しく肩もみなどしてくれて、あらら自分もそういう年かと思わされましたが、あとで家内通じて聞くところによれば、私の白髪があまりにも増えていることを可哀想だと憐れんでくれていたとのこと。子供というものはカワイイものです。自分としては白髪が激増していることに自覚はあるものの、染めようなどというつもりは皆無ですね。自分がいかに滅びるのかを受容しつつ、かといって元気は維持しつつ、というバランスこそ、いってみれば自分の年代の模範回答なのではないかと思うからです。闘うべきところは闘い、受容すべきとことは受け入れる、というバランス。

若さも老いも等しくいえることは、自他ともに完璧至上主義は危険であって、もちろん、少なくとも臨床ではきっちりと診断治療をすべきですが、それはプロとしてあるべき姿であって、それ以外のことについては、すべての人に100点をもらえることは不可能だと思います。

例えば、私、日曜日にはホスピタリティがすばらしいと評判のレストランにはるばる食べに行きましたが、当たり前のことをしているだけのことであった。ただ、その当たり前がなかなかできないのが現実で、料理の出来、値段とのバランス、接客など、8割きっちりできていても残り2割がダメだったりすると、鋭い批判を浴びたりすることもあるのですね。

タクシーの運転手に聞いた話で、あるタクシー客が、「これから病院へいくんだけど、お金もってないけれど大丈夫ですよね」と訊いてきたというんですね。運転手「さすがにそれはまずいんじゃないですか」と返答したそうですが、なぜ病院はそういうことが許されると思ってしまうひとがいるのだろうと、常々不思議です。実際そういう人、当院や他院での当直先でも経験があります。

なにが言いたいかというと、相手によって、意識的に甘えたり攻撃したりして良いと思う(たとえば芸能人や病院や飲食店など、基本的に文句を言い返さない対象に)のは、完全な思い違いである、ということです。無銭受診に関して言えば、病院は仮に費用を持っていない患者でも診療拒否できないですが、だから診療費を支払わなくて良いというわけではないです。当然のことですが。それが分かってない人が居るのが現実でもあります。

さらに言えば、病院も名前のとおりホスピタリティが重要ですが、保険診療が主体である日本においては、みんなの保険料で支え合う助け合いの精神で成り立っている仕組みゆえ、患者さんは飲食店などでのお客さん(お客様として扱うべきもの)とは異なる、ということと、私は考えています。

投稿者: 三本木クリニック

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