院長BLOG

2019.06.21更新

連日の研究会参加となりましたが昨夜もセミナーに参加しました。

まずは糖尿病性腎症についての講演。いまだに透析になる原因の一位は糖尿病性腎症ということで、原因の4割以上となっています。

腎臓は機能不全となれば透析沙汰になりますし、寿命と直結する臓器なので、自覚症状がなくても糖尿病は治療をしなければならないです。

症状が分からないうちに治療をする、予防医療は啓蒙が難しいですけども。

2演題めは原発性アルドステロン症の解説と、急性副腎不全についてのレクチャーでした。どちらも日常臨床現場でときとして遭遇する可能性のある疾患ですのであなどれません。とくに副腎不全の診断は漠然としていて難しいのですが、スクリーニングとしてのポイントはナトリウムの軽度低下、そしてCRPの軽度高値、というのが合わさると感度が高いスクリーニングとなるようです。問題は特異度ですが、それは実際コルチゾールの測定へ進めば良い、ということです。

当院では最近は副腎機能不全と思われる患者さんが決して少なくないと感じています。それはストレスが多い、過重労働、といった現代社会に原因があると思っています。

くしくも昨日はたまたま何名かの患者さんから、医者冥利に感じる相談やコメントをいただいたことがあって、何とも言えない面はゆい気持ちにさせてもらいました。そうかこれが医者の嬉しみというやつかもしれない、と、いまさらながら少し思った次第です。これが自分にとって向上のとっかかりになればと思います。

投稿者: 三本木クリニック

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