院長BLOG

2019.04.22更新

近場ですが、ちょっとした気晴らしのため、松平地区にある、王滝渓谷を訪れました。

増水時はどうなのか分かりませんが、ちょっとしたダム湖だったらしい広い湿地があり、その一部はバーベキュー広場があったり、また、ゴツゴツした岩がたくさんある、いかにも渓谷然としたところもあり、ひなびた自然をしみじみと歩くことができます。

現地案内図に、戦時中のB29爆撃機が炎上墜落した山林がすぐちかくにあると記されていましたので、こんな田舎でどういうことだろうかと興味をもち、分かりづらい場所でしたがなんとかたどり着きました。

昭和20年1月3日、名古屋を爆撃したB29の連隊のうちの先頭の一機が、日本の若い戦闘機乗りの体当たり攻撃を受け制御不能かつ炎上しながら連隊飛行から脱落し、王滝渓谷のあるこの山に墜落した、というものです。B29といえば長距離を飛行できる爆撃機であり、名古屋はもとより、あの東京大空襲に代表される数々の空襲爆撃をした代表的な飛行機です。

看板の記録を見ると、搭乗員12人のうち11人がこれにより死亡した、とあります。残る一人は脱出し生還帰国しているようです。

私の患者さんで91歳の男性はいわゆる東京大空襲の日、昭和20年3月10日、当時高校生くらいの年齢だったわけですが、江東区で被災し、その時のおぞましい恐ろしい経験と光景はいまも忘れられないとおっしゃられます。この話をつい最近伺ったばかりだったので、B29爆撃機という、共に通じるものを立て続けに想起することになった、昨日の王滝渓谷でした。

松平地区はもともと徳川家康の地元であることもあり、今回はスルーしましたが、実はこの渓谷のすぐ近くには旧城跡や松平東照宮や何かしらの資料館などがあるようですので、今度じっくり再訪したいと思った次第です。

 

 

投稿者: 三本木クリニック

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