院長BLOG

2019.03.29更新

少し前のブログでも紹介しましたが、6月から長期処方可能となる新しい中性脂肪治療薬のペマフィブラート(商品名パルモディア)は中性脂肪を42から48%低減させ、善玉コレステロールであるHDLを16から19%上昇させ、悪玉コレステロールLDLさえ9%低下させ、ガンマGTP(これは肝臓の酵素)を29%低下させるという、かなり画期的な薬です。

この薬は胆汁排泄のため、腎不全患者さんにも投薬可能となっています。これに関連して、高コレステロール血症の治療薬の筆頭であるスタチン系薬剤との併用禁忌が解除された薬剤となっています。

中性脂肪はLDLコレステロール同様、悪い脂肪であることは知られているのですが、LDLほどたくさんのエビデンスがでてなかったのが最近ではかなりいろいろエビデンスが出てきています。やはりこれも正常値に下げるべき、ということです。

脳卒中、心筋梗塞、といった、直接命にかかわる疾患にならないために、60歳代、70歳代を元気に過ごせるようにするために、自覚症状がなくても、人間ドックや検診で異常値となっていれば、日常生活習慣の改善やダイエットとともに、治療を始めることが大変大事重要なことです。

投稿者: 三本木クリニック

  • まずはお気軽に
    当院へご相談ください
    内科/小児科/肛門科/外科/形成外科/皮膚科/美容
  • common_tel.png