院長BLOG

2018.11.08更新

昨日は豊田厚生病院で開催された、乳腺の研究会に参加しました。

乳腺疾患の、画像検査と病理との比較検討というものですが、なかなか勉強になりました。

これ本来は部外者参加というものではない印象の検討会でしたが、まあそういうところにお邪魔したという格好です。

いまの乳腺健診では視触診は省略されても良いということになっているのですね。これは初耳でした。とはいえ実際市町村のがん検診では視触診は項目にあります。

たとえば、視触診しなければ血性分泌などの症状は確認できないですよね。視触診を省略しても良いという根拠は、おそらく、視触診だけでの乳がん検診はあまり役に立たないという論文エビデンスに基づいていると思いますが、それは、あくまでも画像検査なしの検診は早期発見のためには意味がないというだけのことであって、診察自体を否定するものではないと私は思います。

それから、線維腺腫のある患者さんには乳がんの発生リスクが2倍近く高まるというデータの話も初耳でした。これは不勉強でしたが、ただこれもですね、線維腺腫自体は比較的よくある病変なので、だからどうだということも正直無いようにも思います。どのみち毎年検診は受けた方が良いとなります。

私のように開業医は、ときどき他施設の専門家の先生の最先端の知見を学びに行く必要があります。

論語にありますね、

学びて思わざればすなわちくらし、思いて学ばざればすなわちあやうし。と(すなわち、くらし、あやうし、は漢字ですが、通常の漢字ではないのでひらがなにしました)

投稿者: 三本木クリニック

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