院長BLOG

2018.11.05更新

土日はすべて、神戸で開かれた、DDW2018つまり消化器関連学術集会に費やしました。

というよりほぼ観光?というほどに、観光もしてきました。実は神戸の六甲アイランド(ポートアイランド)には学会で何度も訪れていますが、神戸の観光は一度もしたことなかったのです。それで今回は学会ついでに、一通り回ることとなりました。

ロープウエイとか、中華街とか、タワーとか、異人館といった、一般的に有名なところらしきところはざっとまわりました。

まだほかにもハーバーランドなどもあるようですがそのあたりまでは及びませんでしたけれども、、

神戸、横浜、そして(行ったことないけども)長崎。この3か所は江戸時代からいろいろ貿易が盛んだったのでしょう。文化や外国人住居や港の共通点があり、自分の頭の中でつながりを感じました。そしてこれらの都市は、地形の感じも似ていると思われました(たとえば坂が多いとかですね)。ほかにもこういうところは日本には規模の大小あれどいろいろありそうです。

学会と観光と、普段は自動車で移動してばかりの私ですので、電車と徒歩であちこち見て回るというのは、学会だけならまだしも、観光もとなるとなかなかのウオーキングになりますね。

歩きながらこの土日ずっと考えていたことは、どうやったら患者さんに優しくしかも保険診療や社会のルールに適合するように指導できるものか、、という、いまどきの時代では大変難しいテーマについてです。

ついつい忙しいと患者さんに長々と時間を使うことができなくなってしまいます。次の患者さんの時間を借りることになるからです。しかし患者さんの状況により処置や問診で時間を要することもあります。ですので、いわゆる繰り言の類に対しては、あまり何度も同じことを話される患者さんにはそれなりに切り上げていただくようにします。それが不満に思われることもあります。また、若い子で、社会人として最低限のマナーが欠如している場合には、医者としてというより年長者として指導することもあります。私はどちらかというと真剣にやるほうですので、どうしても言い方がきつくなります。それがまだ未熟な面です。

間違ったことを是正する係というのは、うらまれたりすることもありますから、後々には感謝してもらえるにせよ、なかなかツライ仕事です。警察とはまたちょっと違います。

保険診療のルール、もっと具体的に言えば、正しい服薬服用の指導をするときもそうです。治療するならちゃんとやらないとダメだし、たとえばビタミン剤などはだんだん保険診療から除外される時代になるので、いまありがたく保険扱いがされるものについては、サプリメントというよりは治療としてちゃんとやるスタンスが重要で、それは病状改善のためにもそうですし、保険で扱っていただくためにもそうなのです。

クリニックは祝日日曜など以外は毎日診療しています。大病院の外来は予約が決まっているので、その診察日には絶対に受診しますね。さもないと次はないですから。でもクリニックはその点がどうしても甘くなってしまいます。「ついつい忙しくて」と皆さん言われるのですけども、そこは私も厳しく対応します。

ただ、保険のルールのため、病状の改善のため、といっても、やはりキツイ言い方になるのでお互いに嫌な思いをするのは、本当に嫌ですわね。

で、今回この土日にいろいろ歩きながら考えたのは、結局は、反省しながらも自分なりにやるしかない、という結論になった、ということです。

昨今は交通ルールも滅茶苦茶になっている、社会のモラルや犯罪もむちゃくちゃになっている、そういう時代です。だからなんでもナアナアで良い、とするのはやはりダメなんです。

頑固おやじすぎてもいけませんから、自己反省も必要です。そのあたりのバランスで毎日なんとかやっている、というのが結局は実情、ということです。年を重ねるごとに少しずつ角が取れて対応力が上がっていくのはあろうかとは思いますが、まだまだうまくはできない面もあり、悪戦苦闘しながら頑張るしかない、ということです。糖尿病の患者さんで病気の治療が必要であるということの理解がどうしても得られない、やむなく専門の病院に紹介しても結局受診しない、という患者さんなどは、もう、どうしようもないんですね。あとで後悔するのを食い止めたいんですけども、頑固な人の性格を変えることはできないです。

医者は自分のやれる範囲のことを一所懸命やるしかない。歯がゆいことですが仕方がないということもある。

投稿者: 三本木クリニック

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