院長BLOG

2018.09.25更新

先週末の土曜は東名古屋医師会の会員を主たる対象とした、骨粗しょう症に関する講演があり参加してきました。

日進おりど病院でも外来診療をされている森田先生の講演ですが、藤田保健衛生大学病院整形外科の准教授だったのですね。総論から各論まで比較的分かりやすく解説していただいて、開業医でもたくさんみている骨粗鬆症患者さんへの治療方針の助けになりました。

高齢者の骨粗鬆症の治療として、従来はビスホスホネート製剤一辺倒でしたが、服用しにくい点が問題でした。それで月一服用製剤とか、半年一年間隔でも良いものもでてきました。また、もう一つの問題として、骨は固くなるけれども、それでも自然骨折してしまう症例が少なからずある、ということです。それはどういうことかというと、コンクリートに例えると、セメントは強化されてもその中に鉄筋が入っていないようなものです。

それで今回森田先生が一押しされていたのは、副甲状腺ホルモン製剤です。骨量がどうにも少ない場合や上記のような事例、すなわち高齢者の骨粗鬆症骨折例には第一選択となる、ということです。当院でも採用しております。

骨粗鬆症にはさらには女性ホルモンそのものの補充やそれに準ずる薬やビタミンK、もちろんカルシウムやビタミンDの補充なども有効です。薬剤ではそんなところですが、薬や食事療法だけでなく、運動療法や日光に当たるなどの日常生活も大変重要ですね。

更年期や閉経前など比較的若年の女性の場合には、女性ホルモン的治療が第一選択となるようです。これも当院でよく処方しています。

実際に診療している内容分野でも、ときどきこうやって専門家のレクチャーを受けることは知識のアップデートになるとともに、混乱した知識の整理や、勘違いの是正に有効です。

投稿者: 三本木クリニック

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