院長BLOG

2018.05.07更新

お誘いがありまして、昨日岐阜県揖斐郡池田町にある極小美術館というところに行ってきました。

美術作品の個展があったのです。

大垣の高速出口を降りてからがなかなか距離時間がかかりまして、ゴールデンウイークも最終日ということでしたが、やはり車の交通量が多かった印象です。やっと着いたところ、非常に地味な立地条件にもかかわらず、美術マニアがたくさん訪れているのに驚きました。

私が誘われて観たのは樹木をモチーフにした工作品だったのですが、その他にも大きな黒っぽい塗りつぶした丸の絵画をいくつも展示した作者の展示もあり、各々になんとも言えない印象を感じました。

美術作品を鑑賞するということがほとんどない人生を送ってきましたので、今回初めてですね、こういう、現代アートとでもいうべき展示会に参加したのは。

いろいろな説明を拝聴し、また帰路についたのですが、帰りもなかなかの交通量で、行き来がなかなか大変な場所ではありました。どちらかというとその印象が強かった。

無粋な人間ですが、まあ一つの良い経験になったと思います。

ひとつ得たことが今回ありまして、来週このあたりや伊吹山へのプチツーリングを考えていたのですが、時間的なスケジュールなどの組み合わせが難しいだろうことが判明したので、別の目的地への変更をすることになりました。これが分かっただけでも良かったと。

それにしても、芸術を生業とする人たちというのは、生計を度外視してまでも追求したいなにかしら情熱というものがあるものなのですね、、。本業としてなのか副業としてなのか、趣味としてなのか、いろいろ置き位置はそれぞれあるでしょうけれども、、、。

一つのことをずっと突き詰めることはなかなか大変なことで、それは生命力が高いこと、関心が大きいことにより初めてなされることだと思うのですが、そういうものが強く内在している人というのは、私からみれば本当に大したことだなあと、ある意味尊敬してしまうのですね。

だんだん、年齢とともに、健康や活力が衰えてきますから、それを維持するためにはそれなりに苦痛を伴う訓練鍛錬をしなければ現状維持すらできなくなります。その気力の源泉が生命力なわけで、いろいろなやる気や情熱というマグマは生命の強さに依存するのですね。

価値というのは人それぞれですから、その人が一生かけてもやり遂げたいという対象があればそれはその人にとってとても幸いなことです。打ち込める大きなテーマをもっていることになるからです。

セザンヌは晩年亡くなる数年前になってようやく評価されるようになったといいます。それまで誰からも評価されなくとも、セザンヌは、(ゴッホなどは死ぬまで評価されなかったわけですからもっとですね、、)自分の、せずにはいられない情熱があったわけで、それを一生続けていったのです。

そういう意味でいうと、たまたまこの美術館へ訪問した日の午前には、名古屋のデパートで開催されていた、水木しげる展にも行ってきたのですが、水木しげるさんも、本当にたくさんの作品を、左腕のない状態で、たくさんたくさん残しているのです。もうお亡くなりになってから何年か経ちますので、何とも言えない切ない気持ちになりましたが、世の中で凄い業績を評価された人というのは、本当に凄い努力をされているからなのだという、至極当たり前ではあることですが、改めて嘆息してしまった次第です。

だから三本木クリニックがどうだのと関連づける考えはありませんが、なんだかむしろ、不必要なものは捨て去っていくべきなのではないかという、そういう気持ちを強めた、というのが正直な感想でした。

 

長い休みが終わり、今日からまた通常の診療仕事が始まります。世の中の人たちもみな同じです。学生さんも然りです。ボチボチとやりましょうか。

投稿者: 三本木クリニック

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